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2545.
Rp Rx
2345. Tx
ここに, Rx : 温度Txで測定した抵抗
Rp : 温度補正後の一次抵抗値
5.2 二次抵抗 (Rs) (参考としてだけ) 公称二次抵抗は,コイル製造業者が供給する。
5.3 一次電流の立ち上がり基準時間 (tref) この測定で,遮断システムのスイッチ素子は,公称一次遮断
電流 (INp) において通常の飽和領域で動作するものを使用する。すなわちこの遮断システムは,電流制限
機能が動作するものであってはならない。
設計者は,一次電流立ち上がり基準時間を用いて,点火装置の要件と特性とを計算できる。
構成部品は,図1及び図2に示すとおりに試験装置Bとして接続されていなければならない。試験手順
は,次による。
− 電流が0から公称一次遮断電流 (INp) まで上がる時間t1を測定する。
− 電圧プローブP3を,コイルの一次側に接続し,図3によってVce0,Vce1及びt1を測定する。
− 配線抵抗Rwを測定する。
− スイッチの抵抗Rcを計算する。
(Vce1Vce0 )
Rc
INp
一次電流立ち上がり基準時間 (tref) を計算する。
(Rp Rwref INp
Rcref )
ln 1
(Rx Rw Rc ) Usup Vce0ref
tref t1
(Rp Rwref Rcref ) (Rx Rw Rc ) Np
ln 1
Usup Vce0
ここに, 1n : 自然対数
Vce0ref : 1V
Rcref : 0.2圀
Rwref : 0.1圀
図3 一次側の波形
5.4 一次漏えいインダクタンス (Lpf)試験手順は,次による。
− コイルの二次側巻線を短絡する。
− 一次インダクタンスを,LCRブリッジ(測定周波数は1kHz)を用いて測定する。
――――― [JIS D 5121 pdf 6] ―――――
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二次高電圧ダイオードを付けたコイルでは,この値はコイル製造者が提供しなければならない。
5.5 最大二次出力電圧,点火限界負荷抵抗,及び二次電圧立ち上がり時間
5.5.1 調整 図1に示した遮断システムと,全キャパシタンス (Ctotal) を負荷したコイルとを使って,遮
断電流を最大1%の偏差で公称電流INpに調整する(図3参照)。
一次クランプを所定の公称電圧 (Uplim) に最大3%の偏差で調整する(図4参照)。
最大二次出力電圧Usmを測定する。
5.5.2 測定 図1のとおりに接続した回路で,試験装置A,及び全キャパシタンス (Ctotal) を負荷とした
コイル(4.6.1参照),並びに1M 地 ットした抵抗R1(4.6.2参照)を備えて,次に示す測定をする(図
5参照)。
a) 二次電圧立ち上がり時間を,−1.5kVと−15kVとの間で測定する (tsur)。
b) 1の値を様々に選ぶことによって,点火限界負荷抵抗 (R15kV) を−15kVの最大二次出力電圧から電
圧として決定できる。もし,抵抗の調整によって−15kVの出力を正確に出せない場合には,複数の可
能な値を用いてもよい。
備考4. 同時点火コイルの場合には,この試験は正及び負の両極に対して行わなければならない。
5. 全キャパシタンス及び1M 地 抗R1を負荷として,最大二次出力電圧が−15kVを超えない
コイルの場合には,これらのコイルのR1を取り除いて試験する。
図4 一次クランプ電圧 (Uplim)
図5 二次出力電圧
5.6 ゼナー放電エネルギー (EZd),ゼナー放電持続時間 (ttZd) 及び最大ゼナー放電電流 (IZdm)この測
定では,遮断電流の値は,公称一次遮断電流 (INp) に調整する。
ゼナー放電エネルギーは,ゼナー放電電流とゼナー放電電圧との積を定積分することによって計算でき
る。
――――― [JIS D 5121 pdf 7] ―――――
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図1,評価B1及びB2,評価B1並びに次に示すものは,積分を得るために取り得る方法の一つである(図
6参照)。
− 安定状態を読み取った後,P5の値 (Umean) を記録する。
− プローブP2を用いて(図1参照),オシロスコープ上のゼナー放電電圧 (UZd) をゼナー放電持続
時間ttZd中に記録する(図5参照)。
− ジュールで表したゼナー放電エネルギー (EZd) は,次の式によって計算する。
Umean U
EZd 数Zd
R3
− ゼナー放電持続時間及び,最大ゼナー放電電流 (IZdm) をオシロスコープ上で記録し,図6のよう
に示す。
図6 二次側の波形
6. 試験報告書 試験報告書には,次に示す電気的特性を含める。
a) 一次抵抗 (Rp)
b) 二次抵抗 (Rs)
c) 一次電流立ち上がり基準時間 (tref)
d) 一次漏えいインダクタンス (Lpt)
e) 最大二次出力電圧 (Usm)
f) 点火限界負荷抵抗 (R15kV)
g) 二次電圧立ち上がり時間 (tsur)
h) ゼナー放電エネルギー (EZd)
i) ゼナー放電持続時間 (ttZd)
j) 最大ゼナー放電電流 (IZdm)
k) ゼナー放電電圧 (UZd)
――――― [JIS D 5121 pdf 8] ―――――
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この報告書にはまた,試験条件,試験回路,供給電圧 (Usup),公称一次遮断電流 (INp),及び一次クラン
プ電圧 (Uplim) を含める。
――――― [JIS D 5121 pdf 9] ―――――
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附属書(規定) 自動車部品−点火コイル−信頼性試験方法
Automotive parts−Ignition coils−Reliability test methods
1. 適用範囲 この附属書は,誘導エネルギー蓄積形の点火コイル(以下,コイルという。)に適用する。
火花点火式内燃機関の半導体スイッチング構造を用いた点火装置で使用するコイルについて信頼性試験方
法を規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この附属書に引用されることによってこの附属書の規定の一部を構成
する。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS D 0203 自動車部品の耐湿及び耐水試験方法
JIS D 1601 自動車部品振動試験方法
3. 信頼性試験の種類 コイルの信頼性試験の種類を,次に示す。
a) 絶縁抵抗試験
b) 耐電圧試験
c) 温度サイクル試験
d) 耐湿試験
e) 耐振試験
f) 耐久試験
4. 信頼性試験方法
4.1 絶縁抵抗試験 コイルを80±5℃の気中に1時間保持した後,常温常湿に取り出し,直ちに高圧端子
又は一次端子とコイルケース(乾式コイルの場合は鉄心とする。)との間の絶縁抵抗をJIS C 1302に規定
する500V絶縁抵抗計を用いて測定する。
4.2 耐電圧試験 湿式コイルでは80±5℃の気中に,また乾式コイルでは100±5℃の気中に1時間保持
した後,常温常湿に取り出し,次の条件で1分間,耐電圧の試験を行う。
a) 試験電圧は,12V用は14Vとする。
b) 測定時の断続周波数は50Hzとし,20又は35kV無声放電を1分間行う。
4.3 温度サイクル試験 コイルに附属書図1に示す温度変化を1サイクルとして,湿式コイルでは4サ
イクル,乾式コイルでは50サイクルを加えた後,常温常湿に1時間放置してから,本体の5.5による最大
二次側出力電圧の測定,及びこの附属書の4.1の試験を行う。
断続機構の種類によって連続通電となるおそれがあるコイルの場合,コイルの一次回路に公称電圧を連
続3時間,通電する。
――――― [JIS D 5121 pdf 10] ―――――
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JIS D 5121:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/DIS 13476:1996(MOD)
JIS D 5121:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 43 : 自動車工学 > 43.060 : 自動車用エンジン > 43.060.50 : 電気および電子設備.制御システム