JIS D 5103:1992 自動車用グロープラグ

JIS D 5103:1992 規格概要

この規格 D5103は、自動車用ディーゼルエンジンに用いる自己制御式シーズ形グロープラグについて規定。

JISD5103 規格全文情報

規格番号
JIS D5103 
規格名称
自動車用グロープラグ
規格名称英語訳
Glow plugs for automobiles
制定年月日
1961年12月1日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6550:1989(MOD), ISO 7578:1986(MOD)
国際規格分類

ICS

43.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 II 2020
改訂:履歴
1961-12-01 制定日, 1964-12-01 確認日, 1968-05-01 改正日, 1969-07-01 改正日, 1972-06-01 確認日, 1975-03-01 確認日, 1976-02-01 改正日, 1979-01-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1992-02-01 改正日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS D 5103:1992 PDF [7]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 5103-1992

自動車用グロープラグ

Glow plugs for automobiles

1. 適用範囲 この規格は,自動車用ディーゼルエンジンに用いる自己制御式シーズ形グロープラグ(以
下,グロープラグという。)について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 1102 指示電気計器
JIS D 1601 自動車部品振動試験方法
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 6550 : 1989 Road vehicles−M12×1.25 and M14×1.25 sheath-type glow-plugs with conical
seating and their cylinder head housing
ISO 7578 : 1986 Road vehicles−Sheath-type glow-plugs−General requirements and test methods
3. 自己制御式以外のグロープラグは,この規格を適用しない。
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
(1) 自己制御式 グロープラグ自身が電流制御機能をもち,外部の制御に頼ることなく,その発熱温度を
制御できる形式。
(2) 定格電圧 予熱時にグロープラグ端子に加える電圧で,グロープラグが所定の性能を発揮できるよう
になる基準のもの。
(3) 予熱 エンジンをクランキングする前にグロープラグに通電し,燃料が着火しやすい温度まで,あら
かじめ熱しておくこと。
(4) 速熱形 予熱時間を短縮するために,グロープラグの発熱温度の上昇を速めたもの[表2の(3)参照]。
3. 種類 グロープラグの種類は,取付けねじの呼び,形状,発熱温度特性及び定格電圧によって,表1
のとおり区分する。
表1 種類
記号 取付けねじ 形状 発熱温度特性 定格電圧
の呼び 取付け部の長さ 発熱部の長さ
G1mm lmm V
M10A 10 35 20, 速熱形 11,
M10B 45 25, 又は 又は
M10C 65 又は 標準形 23
M12C 12 80 30
ISO M12A 26
ISO M12B 20

――――― [JIS D 5103 pdf 1] ―――――

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D 5103-1992
4. 性能 グロープラグの性能は,8.の規定によって試験を行ったとき,表2に示す規定に適合しなけれ
ばならない。
表2 性能
項目 性能 試験方法箇条
(1) 常温抵抗 抵抗値が0.4 坎 上であること。 8.2
(2) 消費電流 突入時の電流値は,30A以下であること。 8.3
安定時の電流値は,10A以下であること。
(3) 発熱温度 速熱形の場合,10秒以内に850℃,30秒以内に950℃に達すること。8.4
標準形の場合,20秒以内に850℃,60秒以内に900℃に達すること。
(4) 気密性 グロープラグ内部から,空気の漏れがないこと。 8.5
(5) 過電圧性 試験後,(1),(2),(3)及び(4)の性能を満足すること。 8.6
(6) 断続通電耐久性 初期性能からの変化率は,受渡当事者間の協定による。 8.7
(7) 振動耐久性 初期性能からの変化率は,受渡当事者間の協定による。 8.8
5. 形状及び寸法 グロープラグの形状及び寸法は,付図1及び付図2に示すとおりとする。
6. 外観 グロープラグの外観は,目視によって調べたとき,表面にきず,さび,その他有害な欠点があ
ってはならない。
7. 締付けトルク グロープラグは,新品で潤滑油などが付着していない状態で使用した場合,表3に示
すトルクで締め付けたとき,異状を生じてはならない。
表3 締付けトルク
単位N・m
締付け箇所 ねじの種類 締付けトルク
取付けねじ M10×1.25 最大20
M12×1.25 最大25
端子部ねじ M 4×0.7 最大 1.5
M 5×0.8 最大 4
8. 試験
8.1 試験条件 グロープラグの試験は,特に規定がない限り,次の条件によって行う。
(1) 試験場所の状態は,常温常湿20±15℃, (65±20) %とする。
(2) 試験に用いる電流計,電圧計及び抵抗計は,JIS C 1102に規定する0.5級又はこれと同等以上のもの
を用いる。
8.2 常温抵抗試験 グロープラグが23℃の状態にあるとき,端子ねじとシーズとの間の抵抗値を抵抗計
を用いて測定する。
なお,23℃の状態にできないときは,あらかじめ測定した抵抗温度特性を用いて,そのときの値を23℃
の値に補正して表す。
8.3 電流試験 グロープラグに,定格電圧を加えたときの電流値(突入時及び安定時)を測定する。
8.4 発熱温度試験 グロープラグに定格電圧を加え,シーズ先端から8mm以内の一定位置での温度上昇
及び経過時間を測定する。この場合,試験場所の温度は,23±5℃に管理する。

――――― [JIS D 5103 pdf 2] ―――――

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D 5103-1992
8.5 気密試験 グロープラグを,シリンダヘッド又はそれに相当する試験台に7.に規定するトルクで取
り付け,シーズ側から4MPaの空気圧を15秒間加える。このとき,グロープラグ内部からの連続的な空気
の漏れの有無を調べる。
8.6 過電圧試験 グロープラグに定格の125%の電圧を15秒間加えた後,8.2,8.3,8.4及び8.5の試験
を行う。
8.7 断続通電耐久試験 グロープラグに定格電圧で30秒通電,60秒休止の断続通電を繰り返し加える。
この場合の繰返し回数は,使用車種・エンジン形式によって,愛渡当事者間で協定する。その後,8.4及び
8.5の試験を行い,初期性能からの変化率を求める。
8.8 振動耐久試験 グロープラグの発熱部表面を通電によって1 000℃に保持した状態で,JIS D 1601に
規定する段階25の振動を,グロープラグの中心軸に対して平行及び直角の2方向にそれぞれ4時間加える。
その後,8.4及び8.5の試験を行い,初期性能からの変化率を求める。
9. 表示 グロープラグには,次の事項を表示する。
(1) 定格電圧
(2) 製造業者名又はその略号
付図1 グロープラグの形状及び寸法
備考1. 形状は一例を示す。
2. は基準径を示す。
種類の A1 B1 C1 D E1 F1 G1 H1
記号 h13 最小 ( )
00. +
1001
M10A M10×1.25−6e 8.2−
2 7 12 13.3 35±1 123±1
+
1001 又は
M10B 45±1
+
4001 93±1
M10C 65±1
00. +
5501
M12C M12×1.25−6e 10.0−
2 9 80±1

――――― [JIS D 5103 pdf 3] ―――――

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D 5103-1992
付図2 グロープラグの形状及び寸法
備考1. 形状は一例を示す。
2. は基準径を示す。
種類の A1 B1 C1 D E1 F1 G1
記号 h13 最小
00. +
601
ISO M12A M12×1.25−6e 10−2 9 12 13.3 26±1
+
301
ISO M12B 20±1

――――― [JIS D 5103 pdf 4] ―――――

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D 5103-1992
参考1 シリンダーヘッドのハウジング寸法
(発熱部径5mm用)
この参考は,本体の規定に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
ISO 6550では,内燃機関のシリンダーヘッドに関しても規定しているので,本体付図1のグロープラグ
用シリンダーヘッドのハウジング寸法を参考として次に示す。
備考1. 形状は一例を示す。
2. は基準径を示す。
種類の A2 B2 C2 F2 G2 H2
記号 最大 ( )
M10A M10×1.25−6H 8.7 7 910 31 120±1
M10B 1910 41 又は
3910 90±1
M10C 61
M12C M12×1.25−6H 10.7 9 5410 76

――――― [JIS D 5103 pdf 5] ―――――

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JIS D 5103:1992の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6550:1989(MOD)
  • ISO 7578:1986(MOD)

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規格番号
規格名称
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指示電気計器
JISD1601:1995
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