JIS E 4016:1992 規格概要
この規格 E4016は、鉄道車両において,人工照明によって乗客,乗務員などの良好な車内環境及び安全を確保するために必要な照度の基準及びその測定方法について規定。
JISE4016 規格全文情報
- 規格番号
- JIS E4016
- 規格名称
- 鉄道車両の照度―基準及び測定方法
- 規格名称英語訳
- Illuminance for railway rolling stock -- Recommended levels and measuring methods
- 制定年月日
- 1992年4月9日
- 最新改正日
- 2019年11月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 45.060.01
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 鉄道 2019
- 改訂:履歴
- 1992-04-09 制定日, 1998-05-20 確認日, 2003-05-13 確認日, 2008-06-20 確認日, 2009-04-20 改正日, 2014-10-25 確認日, 2019-11-25 確認
- ページ
- JIS E 4016:1992 PDF [14]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
E 4016-1992
鉄道車両の照度−基準及び測定方法
Illuminance for railway rolling stock−Recommended levels and measuring methods
1. 適用範囲 この規格は,鉄道車両において,人工照明によって乗客・乗務員などの良好な車内環境及
び安全を確保するために必要な照度の基準並びにその測定方法について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 1609 照度計
JIS C 7612 照度測定方法
JIS E 4001 鉄道車両用語
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS E 4001による。
3. 所要照度 所要照度は,人工照明を設備する場所の分類に対応して,付表1による。
なお,付表1の照度に対する一般条件は,次による。
(1) 付表1に示す照度は,常時維持照度とする。したがって,設計に当たっては,保守率(1)を考慮して計
画する。
注(1) 照明設備を,ある期間使用した後の平均照度と初期照度との比。
(2) 局部照明がある場合の全般照明の照度は,特に要求がない限り,局部照明を点灯した状態での値とす
る。
(3) 局部照明の照度は,特に要求がない限り,全般照明を点灯した状態での値とする。
(4) 局部照明で測定箇所が1点の場合は,少なくとも付表1の値以上であること。
4. 照度測定方法
4.1 一般条件 照度測定方法の一般条件は,次による。
(1) 照度測定は,JIS C 1609に規定する照度計を用いて行う。
(2) 測定者の位置及び服装が,測定に影響を与えないように注意する。
(3) 車内温度,照明電源の電源電圧及び周波数を測定し,記録する。
(4) 列車編成は,指定された(2)編成状態とする。
注(2) 受渡当事者間で定めた事項。
(5) ランプ及び灯具は,新品で,かつ,清浄なものとする。
(6) 窓,戸及び点検ふた類は,閉じた状態とする。
(7) 照度測定に影響する機器は,停止状態とする。
――――― [JIS E 4016 pdf 1] ―――――
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E 4016-1992
(8) 遮光装置は,格納状態とする。
(9) 広告類は,取り付けない。
(10) 測定場所は,室内に車外からの照明が入らない場所とする。ただし,暗照度の測定については,受渡
当事者間で取り決める。
(11) 照明器具は,JIS C 7612に規定する照度測定方法で測定し,特性が安定するまで点灯を行う。
4.2 全般照明の照度測定方法 全般照明の照度の測定方法は,次によって行い,求める照度は,測定値
の算術平均で表す。
(1) 客室 客室は,腰掛の配列によって,縦形腰掛の客室,縦−横形腰掛の客室及び横形腰掛の客室に分
類し,これらの照度の測定は,次による。ただし,測定点について,愛渡当事者間に協定がある場合
は,それによる。
(a) 縦形腰掛の客室の測定点は,客室の車長方向の中心線及び腰掛前端の線と,車幅方向の車端部では
腰掛の中央,中央部では腰掛幅の41の線及び側入口の中心線との交点。
測定点の例を,図1に示す。
図1 縦形腰掛の客室の測定点
備考 “”は,測定点を示す。
(b) 縦−横形腰掛の客室の測定点は,客室の車長方向の中心線及び横形腰掛の中心線と,車幅方向の横
形向合せ腰掛の中心線,縦形腰掛の中央及び側入口の中心線との交点。
測定点の例を,図2に示す。
図2 縦−横形腰掛の客室の測定点
備考 “”は,測定点を示す。
(c) 横形腰掛の客室の測定点は,客室の車長方向の中心線及び横形腰掛の中心線と,車幅方向の向合せ
腰掛の中心線及び側入口の中心線との交点。
測定点の例を,図3に示す。
――――― [JIS E 4016 pdf 2] ―――――
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E 4016-1992
図3 横形腰掛の客室の測定点
備考 “”は,測定点を示す。
(d) 測定点の高さは,床面から850mmの水平面。
(2) 区分室(寝室を含む。)の測定方法 区分室(寝室を含む。)の測定方法は,次による。
(a) 室の仕切り間の長さが,2 000mm未満の場合の測定点は,車長方向及び車幅方向の中心線の交点。
(b) 室の仕切り間の長さが,2 000mm以上の場合の測定点は,車長方向には650mm以上で1 000mmを
超えない範囲でn等分した (n−1) 本の線と,車幅方向に3等分した2線との交点。
(c) 測定点の高さは,床面から850mmの水平面。
(d) 高さ1 500mm以上の室内設備品などは,仕切りとみなす。
(e) ランプ又は電球の直光が遮られる空間がある場合は,その遮られた空間の中央を測定点として追加
する。
測定点の例を,図48に示す。
図4 区分室の測定点
備考 “”は,測定点を示す。
――――― [JIS E 4016 pdf 3] ―――――
4
E 4016-1992
図5 区分室の測定点
1
E Ek
n 1
ここに, E : 照度 (lx)
測定値の合計 (lx)
備考 “E1”“E(n−1)”は測定点を示す。
図6 区分室の測定点
E1E2
E
2
ここに, E, E1, E2 : 照度 (lx)
備考 “E1”,“E2”は,測定点を示す。
――――― [JIS E 4016 pdf 4] ―――――
5
E 4016-1992
図7 区分室の測定点
1
E Ek
2n 1
ここに, E : 照度 (lx)
測定値の合計 (lx)
備考 “E1”“E(n−1)+(n−1)”は測定点を示す。
図8 区分室の測定点
E1 E2 E3
E
3
ここに, E, E1, E2, E3 : 測定値 (lx)
備考 “E1”“E3”は,測定点を示す。
――――― [JIS E 4016 pdf 5] ―――――
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