JIS F 2203:1998 デリックグースネック軸受―構成及び構成部品 | ページ 4

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表13 保持ピンKの各部寸法
単位mm
d11 l4 d12 l5 m p 軸受呼び寸法

A B C
12 95 4 82 6.5 2.5 1.6及び2 − −
105 92 − 2.5 −
110 97 2.5 3 −
115 102 − 4 −
16 120 4 107 6.5 2.5 3及び4 5 −
130 117 5 6 −
140 127 6 8 −
20 165 5 149 8 3 8 10 −
175 159 10 12 −
195 179 12 16 −
205 189 − 20 −
215 199 16 25 −
25 235 6 215 10 4 − 32 20
250 230 − 40 25
270 250 − − 32及び40
280 260 − − 50
312 292 − − 63
30 332 6 312 10 4 − − 80
362 342 − − 100
6.5 許容差 寸法許容差は,ISO 286-1による基準許容差等級IT14に対応したものでなければならない。
7. 材質
7.1 一般 各部品は,ISO 630による鋼で作られなければならない。鋼の等級については表14参照。
表14 鋼の等級
部品 鋼の最低等級
(ISO 630参照)
グースネック Fe 430
軸受アイ Fe 360
滑車ホルダ
保持リング
保持ピン
7.2 高品質材料 焼入れの鋼の使用が要求される場合には,材質はISO 683-1による。
8. 製造 各部品は,図513及び表513に与えられた寸法となるように,鍛造,ガス切断,ならい彫
り,溶接及び機械加工によって製造する。
8.1 グースネックの製造 グースネックは,鍛造,ガス切断,又は溶接によって製造する。この製造方
法は注文の際に特定されなければならない。
呼び方についての記号は,
S : 鍛造又はガス切断による製造(製造業者及び発注者間の合意による)
T : 溶接による製造

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8.2 鍛造
8.2.1 開口部は手鍛造又は落とし火造りして,バリを取り去っておかねばならない。
8.2.2 仕上げられた部品の表面は目に見える割れ,はくり,ラミネーションがあってはならない。
8.3 ガス切断 部品がガス切断によって成形される場合,その表面はグラインダーをかけるか,必要に
応じて機械加工する。母材となる鋼板は圧延方向に注意を払わなければならない。
8.4 溶接 部品が溶接で製造される場合,溶接開先は溶込みが十分あるように設計されなければならな
い。
8.5 コーナー部 応力集中を避けるため,応力が高くなるコーナー部は十分丸みを付けなければならな
い。
8.6 表面 すべての軸受表面は,接続される部品,各種部品間の隙間,用途及び軸受面の作動状態の重
要度によって,機械加工仕上げを行わなければならない。
8.7 潤滑 すべての可動部には必要に応じ潤滑油を供給できるようにしなければならない。
9. 呼び方 参考及び注文のため,グースネック軸受け及び構成部品は次のとおりの呼び方とする。
9.1 デリックグースネック軸受けの呼び方 呼び方は次の順序で指示する。
a) 略称 軸受
b) 規格番号
c) 軸受組立の形式,記号(表1参照)
d) 軸受組立の呼び寸法(表3参照)
e) 導滑車ホルダの形式記号(6.3及び表2参照)
f) 導滑車ホルダの呼び寸法(表10又は表11参照)
g) グースネック製法の種別,記号(8.1参照)
例 この規格によるグースネック軸受で,形式Aの呼び寸法4,導滑車ホルダの形式Fで呼び寸法2,
グースネックの製法は鍛造 (S) の場合,次のとおりとする。
軸受 JIS F 2203-A4F2-S
9.2 グースネックピンの呼び方 呼び方は次の順序で指示する。
a) 略称 グースネックピン
b) 規格番号
c) 形式,記号(6.1及び表2参照)
d) 呼び寸法(6.1及び表3参照)
e) 製造方法(8.1参照)
例 この規格によるグースネックピンで,形式GAで呼び寸法4,製造方法は鍛造 (S) の場合,次の
とおりの呼び方とする。
グースネックピン JIS F 2203-GA4-S
9.3 軸受アイの呼び方 呼び方は次の順序で指示する。
a) 略称 軸受アイ
b) 規格番号
c) 形式,記号(6.2及び表2参照)
d) グースネック直径(表10及び表11参照)
例 この規格による軸受アイで形式Dでグースネックの直径70mmの場合,次のとおりの呼び方とす

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る。
軸受アイ JIS F 2203-D70
9.4 揚貨索導滑車ホルダの呼び方 呼び方は次の順序で指示する。
a) 略称 導滑車ホルダ
b) 規格番号
c) 形式,記号(6.3及び表2参照)
d) グースネック直径(表10及び表11参照)
e) 導滑車ホルダの呼び寸法(表8又は表9参照)
例 この規格による導滑車ホルダで,形式F,グースネック直径70mm,呼び寸法2の場合,次のと
おりの呼び方とする。
導滑車ホルダ JIS F 2203-F70-2
9.5 保持リングの呼び方 呼び方は次の順序で指示する。
a) 略称 保持リング
b) 規格番号
c) 形式,記号 J
d) グースネック直径(表12参照)
例 この規格による保持リングで,形式J,グースネック直径70mmの場合,次のとおりの呼び方と
する。
保持リング JIS F 2203-J70
9.6 保持ピンの呼び方 呼び方は次の順序で指示する。
a) 略称 保持ピン
b) 規格番号
c) 形式,記号 K
d) ピンの直径 d11(表13参照)
e) ピンの長さ L4(表13参照)
例 この規格による保持ピンで,形式K,直径d11=16mmで,長さl4=120mmの場合,次のとおりの
呼び方とする。
保持ピン JIS F 2203-K16×120

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附属書(規定) デリックグースネックブラケット
Derrick gooseneck brackets
1. 適用範囲 この附属書は,JIS F 2201に用いるグースネックブラケット(以下,ブラケットという。)
について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この附属書に引用されて附属書の規定の一部を構成する。これらの引
用規格は,その最新版を適用する。
JIS B 0205 メートル並目ねじ
JIS B 1181 六角ナット
JIS B 1351 割りピン
JIS F 2201 鋼板製デリックブーム
JIS F 3421 船用荷役構成滑車
JIS F 3428 船用荷役ころ軸受入り鋳鋼製滑車
JIS F 3429 船用荷役ころ軸受入り鋼板製滑車
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3201 炭素鋼鍛鋼品
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 5102 溶接構造用鋳鋼品
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
3. 呼び荷重 ブラケットの呼びは,デリックブームの使用荷重による。
4. 構造,形状,寸法及び材料 グースネック軸受の構造,形状,寸法及び材料は付図14及び付表1
4のとおりとする。
5. 外観検査 グースネック軸受の外観は,使用上有害な欠点がなく,確実な溶接が施され,各部の仕上
がりは滑らかでなければならない。
6. 製品の呼び方 グースネック軸受の呼び方は,規格本体の“9.呼び方”に準じて以下とする。
例 デリックグースネツクブラケット JIS F 2203-10
デリックグースネックブラケット JIS F 2203-100A

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付図1 組立図(含 : 部品番号)
付表1 部品番号,部品名称と材料
部品番号 部品名称 材料
1 立ピン JIS G 3201のSF440A
2 六角ナット JIS G 4051のS25C
3 ブラケット JIS G 3201のSF440A又はJIS G 5102のSCW410
4 ブシュ JIS H 5120のCAC406
5 止めねじ JIS G 3101のSS400
6 座金 JIS H 3100のC2600P-H
7 座金 JIS H 3100のC2600P
8 割りピン 黄銅線
9 滑車受 JIS G 3101のSS400
10 ボルト・ナット JIS G 4051のS25C
11 割りピン 黄銅線
12 ストッパ 鋼板
13 下部ブラケット JIS G 3101のSS400又はJIS G 5102のSCW410
14 グリースニップル 黄銅
15 グリースカバー 鋼管
備考1. ブラケットの材料は炭素含有量を0.23%以下とする。
2. S25Cは,JIS G 4051に参考として示されている機械的性質を満足す
るよう適切な熱処理を施す。

――――― [JIS F 2203 pdf 20] ―――――

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JIS F 2203:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6045:1987(MOD)

JIS F 2203:1998の国際規格 ICS 分類一覧