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K 1561 : 2016
図11−滴定槽の例
5.7.3.3 試薬
試薬は,次のものを用いる。
a) 陽極液 JIS K 0068:2001の6.4.3 a) 1) に規定するもの又はこれと品質が同等以上のもの
b) 陰極液 JIS K 0068:2001の6.4.3 a) 2) に規定するもの又はこれと品質が同等以上のもの
5.7.3.4 準備
準備は,次のとおり行う。
a) 試料の採取 5.7.2.4 a) による。
b) 滴定装置の調整
1) 滴定槽に陽極液200 mL及び陰極液5 mLを注入する。
2) 次に,電解電流を流して終点になるまでよう素を発生させ,滴定槽内を無水の状態にする。
5.7.3.5 操作
操作は,次のとおり行う。
a) 試料の注入 5.7.2.5による。
b) 滴定槽中の水分 直ちにJIS K 0068:2001の6.4.4に従って行い,このときの電気量又は水分の質量を
読み取る。
5.7.3.6 計算
水分は,次の式によって算出する。
a) 指示値が電気量の場合
Q F 103
H 100
10.72 S
b) 指示値が水分の質量の場合
G 106
H 100
S
ここに, H : 水分(質量分率%)
――――― [JIS K 1561 pdf 16] ―――――
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Q : 電気分解に要した電気量(C)[電流(A)×時間(s)]
G : 水分の質量(μg)
S : 試料の質量(g)
F : 装置設計時,回路によって発生する電気量が異なることがあ
るため,装置メーカーに確認する補正係数
10.72 : 水1 mgと反応するのに必要な電気量
6 容器
内容液が品質劣化しない材質を用いる。
注記 容器については,高圧ガス保安法などの規制がある。
7 表示
ジフルオロメタン(R-32)の容器には,容易に消えない方法で次の事項を表示するか,又は次の事項を
記載した書面を添付しなければならない。
a) 名称(ジフルオロメタン,R-32又はHFC-32)
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年月日又はその略号
d) 製造番号若しくはロット番号,又は高圧ガス保安法で規定された容器番号
e) 正味質量
参考文献 [1] JIS Z 7253:2012 GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法−ラベル,作業場内の
表示及び安全データシート(SDS)
JIS K 1561:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 1561:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称