34
K 6200 : 2019
番号 用語 定義 対応英語(参考)
7211 フォームラバー foam rubber
ほぼ連通化したセルによって構成される発泡ゴム。通常は,
液状の材料から作られる。
注記 この用語は,固形の材料(例えば,熱可塑性ゴム)か
ら作られる発泡製品にも用いられる。
7212 ラテックスフォー ゴムラテックスから製造した発泡体。 latex foam
ム
7213 アプライドスキン applied skin
発泡製品に貼り付けられた,ゴム状弾性体の薄い表面層。
(発泡材料の) (cellular material)
7214 スキン 発泡材料の表面で比較的密度の高い層。 skin
(発泡材料の) (cellular material)
7215 つぶれ collapse
製造過程中に起こる発泡構造の破壊に起因する,発泡材料の
(発泡材料の) 意図しない高密度化。 (cellular material)
7216 発泡じま(縞) 正常な気泡構造とは異なる発泡材料内部の層。 cellular striation
7217 フィッシュ 発泡材料での割れ又は裂け。 fissure
(発泡材料の) (cellular material)
7218 ボイド void
発泡材料の中に発生した空洞。通常の気泡より著しく大きい
(発泡材料の) もの。 (cellular material)
3.9 リサイクルに関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
8001 凝着防止剤 partitioning agent
粉末ゴムを生産するとき,粉末ゴム同士が凝着しないように
(粉末ゴムの) 用いられる添加剤。 (powdered rubber)
8002 再生剤 reclaiming agent
再生ゴムを製造する目的で添加する,希釈剤,伸展油,可塑
剤,加工助剤などの薬剤。
8003 ゴム粉 recycled vulcanized
加硫ゴムの粉砕によって得られるゴム微粉末,ゴム粉末,ゴ
particulate rubber,
ムペレット,ゴムチップなど。又は工程発生ゴムで,金属片,
powdered rubber
繊維,土砂,その他の異物が目視では認められないもの。
8004 ゴム微粉末 fine powdered rubber
使用済みゴム製品を機械的に処理して得られる,大きさが0.1
mm以下程度のゴム粉。
8005 ゴム粉末 ground vulcanized
使用済みゴム製品を機械的に処理して得られる,大きさが0.1
mm1 mm程度のゴム粉。 rubber,
crumb
8006 ゴムペレット granulated rubber,
使用済みゴム製品を機械的に処理して得られる,大きさが1
mm10 mm程度のゴム粉 granulated recycle rubber
8007 ゴムチップ chip rubber
使用済みゴム製品を機械的に破砕して得られる,大きさが10
mm50 mm程度のゴム粉。
8008 バフ粉 加硫ゴムを機械的に摩滅させて生じるゴム粉。 buffings
8009 再生カーボンブラ ゴム配合物を熱処理して得られる,カーボンブラック。 recycled carbon black,
ック, recovered carbon black
回収カーボンブラ
ック
8010 再生ゴム reclaimed rubber,
加硫ゴムを熱的,機械的,化学的な方法によってゴム分子を
reclaim
切断し可塑化したゴム。混練り時間の短縮・押出成形時の寸
法安定性を改良する加工助剤及び増量剤として用いられる。
注記 従来,日本では,再生ゴムと脱硫ゴムとが同義語とし
て用いられていたが,現実には脱硫は行われておらず,
再生ゴムと称することがふさわしい。
8011 スクラップゴム 使用済みゴム製品又は工程発生品。 scrap rubber
――――― [JIS K 6200 pdf 36] ―――――
35
K 6200 : 2019
番号 用語 定義 対応英語(参考)
8012 タイヤ再生ゴム whole-tyre reclaim
トレッド・ビード等部材ごとに分けることなく,タイヤ全て
のゴムを原料とした再生ゴム。
8013 脱硫 devulcanization
加硫ゴム中の結合硫黄を微生物的,化学的な方法等で取り除
き,可塑化(硫黄結合を解離)するプロセス(工程)。
8014 脱硫ゴム devulcanizate
再生ゴムの中で,加硫ゴム中の結合硫黄を微生物的,化学的
などの方法で解離し可塑化したゴム。
注記 硫黄結合を残したまま可塑化したゴムは“再生ゴム”
という。
8015 凍結破砕法 cryogenic size reduction
液体窒素及び他の冷媒を用いてゴムを極低温処理し,目的の
大きさに破砕する方法。
8016 ひじき状ゴム elongated fiber-like
直径(D)が約5 mm未満で,長さ(L)との比(L/D)が,2
以上の大きさの,ひじき状のゴム片。 rubber particle
8017 リサイクルゴム recyclate rubber,
スクラップゴムのうち,再使用可能なゴム。再生ゴムなどの
原料ゴムとして用いられる。 recycled rubber
3.10 エコロジーに関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
9001 バイオベース度 biobased content
製品中のバイオマス由来成分の含有量。全炭素量に占めるバ
イオマス由来炭素量の割合(炭素分率),又は製品質量に占め
るバイオマス由来成分質量の割合(質量分率)で表す。
9002 バイオマス 生物由来の有機性資源で,化石資源を除いたもの。 biomass
参考文献
ISO 472:2013,Plastics−Vocabulary及びAmendment 1:2018
JIS K 6316:2017 ゴム粉の試験方法
ゴム用語辞典 第3版,日本ゴム協会編
――――― [JIS K 6200 pdf 37] ―――――
36
K 6200 : 2019
K6
2
附属書JA
20
(参考)
0 : 2
JISと対応国際規格との対比表
019
JIS K 6200:2019 ゴム−用語 ISO 1382:2012,Rubber−Vocabulary
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
2 ゴムに関 − − 追加 箇条3の用語及び定義に記載され この規格の使い方を分かりやすくし
する用語の ている9項目の表題をまとめて,表たもので,実質的な差異はない。
分類 1に追加した。
3 用語及び 3.1 表記方法 2 − 追加 箇条3の用語及び定義の表記方法 この規格の使い方を分かりやすくし
定義 についての規定を追加した。 たもので,実質的な差異はない。
3.2 原料ゴムに関する 2 − 追加 “伸長結晶化”ほか12用語を追加 一部はISOに提案済み。
用語 した。 その他も次回ISO改訂時に提案する。
3.3 配合剤に関する用 2 − 追加 “硫黄”ほか28用語を追加した。 一部はISOに提案済み。
語 その他も次回ISO改訂時に提案する。
2 dibutyl 変更
phthalate 使用する試薬の変更に伴い次の用 ISOに提案済み。
absorption number,DBP 語を変更した。
absorption number 2311 オイル吸収量,OAN(カーボ
solvent discolouration ンブラックの)
2328 トルエン着色透過度(カーボン
ブラックの)
3.4 加工に関する用語 2 − 追加 “スティッキー”ほか13用語を追 一部はISOに提案済み。
加した。 その他も次回ISO改訂時に提案する。
3.5 加硫に関する用語 2 − 追加 “架橋点間分子量”ほか11用語を 一部はISOに提案済み。
(配合剤及び加工を除 追加した。 その他も次回ISO改訂時に提案する。
く。)
3.6 試験に関する用語 2 − 追加 “アレニウスプロット”ほか18用 一部はISOに提案済み。
(原料試験,未加硫物 語を追加した。 その他も次回ISO改訂時に提案する。
試験及び化学試験)
――――― [JIS K 6200 pdf 38] ―――――
37
K 6200 : 2019
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
3 用語及び 3.7 試験に関する用語 2 − 追加 “ダイラタンシー”ほか51用語を 一部はISOに提案済み。
定義(続き)
(加硫物試験及び物理 追加した。 その他も次回ISO改訂時に提案する。
試験)
3.8 製品及び半製品に 2 − 追加 “ホース”ほか20用語を追加した。 ISO適用範囲外の製品用語のため,
関する用語 ISOには提案しない。
3.9 リサイクルに関す 2 pyrolitic carbon 変更 より適切な次の用語に変更した。 ISOに提案済み。
る用語 8009 再生カーボンブラック,回収
カーボンブラック
3.10 エコロジーに関 2 − 追加 “バイオベース度”ほか1用語を追ISOに提案済み。
する用語 加した。
− 2 − 削除 次の用語は,国内では使用していな −
いので削除した。
bowl
cupping,dishing
delta Mooney value
factory scrap
knuckles
tensile stress at yield
− 2 − 削除 ISOに提案済み。
次の用語は,危険な試験によって,
試験規格を廃止したため,用語も削
除した。
oxygen-bomb ageing
− 2 − 削除 次の用語は,ゴム固有の用語ではな −
いので削除した。
bonding agent
chemical bonding
elastomeric
K6
first-order transition
20
inhibitor
0 : 2
surfactant
0
tactic polymer
19
2
――――― [JIS K 6200 pdf 39] ―――――
38
K 6200 : 2019
K6
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際
2
の評価及びその内容 理由及び今後の対策
00
規格
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
0
及び題名 番号 の評価
19
3 用語及び − 2 − 削除 次の用語は,より具体的な各種用語 −
定義(続き) でカバーしているため削除した。
modulus
− − − 記号リスト 削除 利便性はないので削除した。 −
− − − フランス語による索引 削除 JISには不要なので削除した。 −
− − − ロシア語による索引 削除 JISには不要なので削除した。 −
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 1382:2012,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
JIS K 6200:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1382:2012(MOD)
JIS K 6200:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.060 : ゴム
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.83 : ゴム及びプラスチック工業(用語集)