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K 6218-2 : 2005
附属書1(参考)精度及びかたより
この附属書は,精度及びかたよりについて記述するものであり,規定の一部ではない。
1. 精度及びかたより
1.1 この試験方法の試験精度は,ISO/TR 9272 に従って行われている。用語及び統計上の詳細について
は,それを参照する。
備考 ISO/TR 9272,Rubber and rubber products−Determination of precision for test method standards
1.2 得られた精度は,測定の精度を予測するものである。精度のパラメータをカーボンブラックの合否
判定試験に用いる場合には,これらのパラメータが,対象とするカーボンブラック及び採用した試験に適
用できることを,文書で確認しておかなければならない。
1.3 タイプ1の試験室間試験プログラムを実施した。得られた室内再現精度及び室間再現精度は,短期
間の試験状況を表すものである。10か所の試験室で5種類のカーボンブラック(A,B,C,D及びE)に
ついて異なる2日にそれぞれ2度試験を行った。試験結果は1度の測定から得られたものであり,偏差は
測定していない。
1.4 精度の計算結果を灰分の小さい順に附属書1表1に示す。
附属書1表 1 精度管理データ
試料 灰分平均値 試験室内 試験室間
% Sr r (r) SR R (R)
A 0.17 0.016 0.045 25.497 0.021 0.060 35.188
E 0.35 0.020 0.057 16.121 0.037 0.014 29.663
B 0.45 0.030 0.085 18.919 0.043 0.122 27.067
C 0.61 0.027 0.076 12.483 0.037 0.106 17.445
D 0.83 0.016 0.045 5.620 0.023 0.066 7.961
平均値 0.48 0.02 0.06 13.25 0.03 0.09 19.63
試験室内の標準偏差
Sr :
r : 試験室内再現精度(測定単位で表した値)
試験室内再現精度(%で表す相対値)
(r) :
SR : 試験室間の標準偏差
R : 試験室間再現精度(測定単位で表した値)
試験室間再現精度(%で表す相対値)
(R) :
1.5 灰分の平均値に対する精度は,次のとおりである。
1.5.1 室内再現精度 灰分の室内再現精度rは,0.06 %と確定する。二つの試験結果(又は定量値)に0.06 %
より大きな差が出た場合は,疑わしいと考え,何らかの適切な精査を要する。
1.5.2 室間再現精度 灰分の室間再現精度Rは,0.09 %と確定する。個別の試験機関で得られた二つの試
験結果(又は定量値)に0.09 %より大きな差が出た場合は,疑わしいと考え,何らかの適切な精査を要す
る。
1.6 かたより かたよりとは,平均的な測定値と標準値(真の値)との差である。測定値は,この測定
法によってだけ決定されるものなので,この測定法に対する標準値というものは存在しない。したがって,
かたよりは定量化できない。
――――― [JIS K 6218-2 pdf 6] ―――――
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K 6218-2 : 2005
附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表
ISO 1125:1999 ゴム配合原材料−カーボンブラック−灰分の求め方
JIS K 6218-2:2005 ゴム用カーボンブラック−付随的特性−第2部 : 灰分の求め
方
(I) ISの規定 (II) 国際(III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ご
規格番 との評価及びその内容 由及び今後の対策
号 表示箇所:本体,附属書
表示方法:側線及び点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
番号 番号 評価
1. 適用範 カーボンブラックの灰分ISO 1 JISに同じ IDT ―
囲 の求め方について規定 1125
2. 引用規 JIS K 6216-1 2 ISO 1124 IDT ―
格
JIS Z 8401 記述なし MOD/追加 有効けた数に数値を丸める ISO規格の次回見直し時に提案する。
手段としてJIS Z 8401を用
いるのが有効であるため採
用した。
3. 試験方 3 JISに同じ IDT ―
法の原理
4. 器具及 4 JISに同じ IDT ―
び装置
5. 試料採 5 JISに同じ IDT ―
取方法
6. 試験方 6 JISに同じ IDT ―
法の手順
7. 試験結 数値の丸め方 7 数値の丸め方につ MOD/追加 JIS Z 8401によって数値を ISO規格の次回見直し時に提案する。
果のまと いての記述なし。 丸めることを追加。
め方 計算式 7 JISに同じ IDT ―
K6 218-
2 : 2005
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――――― [JIS K 6218-2 pdf 7] ―――――
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K 6218-2 : 2005
K6
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(I) ISの規定 (II) 国際(III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ご
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規格番 との評価及びその内容 由及び今後の対策
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号 表示箇所:本体,附属書
2 : 2
表示方法:側線及び点線の下線
00
項目 内容 項目 内容 項目ごとの 技術的差異の内容
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番号 番号 評価
8. 記録 9 報告事項として,試MOD/追加 ISO規格の次回見直し時に提案する。
報告事項として,試料の履歴
料の履歴の記述な を追加。
し。
附属書1 精度及びかたより 8 本文8に規定 MOD/変更 JISの規定にそぐわないた 技術的差異は軽微
(参考) め附属書(参考)とした。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
− IDT·····················技術的な差異がない。
− MOD/追加 ············国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− MOD/変更 ············国際規格の規定内容を変更している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
− MOD ··················国際規格を修正している。
JIS K 6218-2:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1125:1999(MOD)
JIS K 6218-2:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.040 : ゴム及びプラスチックの原材料 > 83.040.20 : ゴム配合剤
JIS K 6218-2:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6216-1:2001
- ゴム用カーボンブラック―共通事項―第1部:試料採取方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方