JIS K 6324:2013 難燃性コンベヤゴムベルト―等級及び試験方法 | ページ 2

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K 6324 : 2013

7.2 形状及び寸法

7.2.1  布層コンベヤゴムベルト
a) 試験片の採取は,ベルトの長さ方向及び幅方向とする。ただし,表1に示す3級は,長さ方向だけと
する。
b) 試験片の寸法は,長辺200 mm±5 mm,短辺25 mm±1 mmの短冊状とする。
c) カバーゴムなしの試験片を作製する場合,芯体をきずつけないように注意してカバーゴムを取り除く。
7.2.2 スチールコードコンベヤゴムベルト
a) 試験片の採取は,ベルトの長さ方向だけとする。
b) 試験片の寸法は,長辺200 mm±5 mm,短辺20 mm以上で短冊状とする。ただし,短辺は少なくとも
2本のスチールコードを含むものとし,スチールコードの直径及びピッチからできる限り25 mmに近
い寸法とする。
c) 試験片を作製する場合,長辺は2本のスチールコードで挟まれたゴムの中心で切るものとする。

7.3 試験片の種類及び個数

  試験片の種類及び個数は,等級付けの試験目的によって区分し,表1による。
試験片は,カバーゴム付き及びカバーゴムなしの2種類があり,カバーゴムなしの試験片は,カバーゴ
ムをがして用いる。
表1−試験片の種類及び個数
試験片の種類 難燃性の等級
1級 2級 3級
布層コンベヤゴムベルト カバーゴム付き 長さ方向3個 長さ方向3個 長さ方向3個
幅方向3個 幅方向3個
カバーゴムなし 長さ方向3個 − −
幅方向3個
スチールコードコンベヤカバーゴム付き − 長さ方向6個 長さ方向3個
ゴムベルト カバーゴムなし − − −
注記 ダッシュ(−)は,規定項目の試験をしないことを示す。

8 試験手順

a) 試験室の温度及び湿度を測定する。
b) 試験片は,図2に示す位置に固定する。
c) ガスバーナは,内炎の長さを50 mm,外炎の高さを150 mm180 mmを目安とし,内炎の最上端付近
での温度が980 ℃以上になるようにガス流量を調節する。温度の測定は,熱電対を用いる。
d) ガスバーナを45°に配置し,図2に示す試験片の最下端を内炎の最上端付近に設置する。
e) 試験片を燃焼してから45秒後,ガスバーナを消火しないで取り外す。
f) ガスバーナを取り外した後,試験片の炎を目視で検知し,炎の持続時間をストップウォッチで測定す
る。
g) 1級及び2級については,試験片6個の持続時間を合計する。
h) ガスバーナを取り外し,60±5秒経過後,図2に示すaの方向から,試験片に60秒間送風して,試験
片の再燃の有無を確認する。送風は,速度1.5 m/sとする。

――――― [JIS K 6324 pdf 6] ―――――

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9 難燃性の等級

  難燃性コンベヤゴムベルトの等級は,1級,2級及び3級があり,布層コンベヤゴムベルトについては,
全ての等級を規定し,スチールコードコンベヤゴムベルトについては,2級及び3級を規定する。
難燃性コンベヤゴムベルトの等級は,炎の持続時間及び再燃性によって表2のとおり区分する。
表2−難燃性コンベヤゴムベルトの等級
項目 難燃性の等級
1級 2級 3級
炎の持続時間 カバーゴム付き及びカバーゴカバーゴム付き試験片6個の カバーゴム付き試験片3個の
ムなしの各試験片6個の炎の 炎の持続時間の合計が45秒未個々の炎の持続時間が60秒を
持続時間の合計が45秒未満で満でなければならない。かつ, 超えてはならない。
個々の炎の持続時間は最大15
なければならない。かつ,個々
の炎の持続時間は最大15 秒 秒を超えてはならない。
を超えてはならない。
再燃性(送風後) 全ての試験片について,炎が再燃してはならない。

10 試験報告

  試験報告には,次の事項を記載する。
a) 規格番号
b) 試験年月日
c) 試験室の温度及び湿度
d) 内炎最上端付近の温度
e) ベルト種類(ベルト強力の呼び,布層コンベヤゴムベルト又はスチールコードコンベヤゴムベルト,
カバーゴムの有無及び採取方向)
f) 難燃性の等級
g) 試験片の寸法
h) 試験したそれぞれの試験片に対して,個々及び合計の炎の持続時間
i) 試験したそれぞれの試験片に対して,再燃の有無
j) 試験実施機関

――――― [JIS K 6324 pdf 7] ―――――

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K6
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附属書JA
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(参考)
4 : 2
JISと対応国際規格との対比表
013
JIS K 6324:2013 難燃性コンベヤゴムベルト−等級及び試験方法 ISO 340:2004 Conveyor belts−Laboratory scale flammability characteristics−
Requirements and test method
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご(V) JISと国際規格との技術的差異の理
国際 との評価及びその内容 由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 難燃性コンベヤゴムベル 1 JISとほぼ同じ 追加 ISOには,等級についての記載が 我が国の実情を踏まえ等級を規定する
トの難燃性の等級及び試 ないがJISでは等級を規定した。 ことが必要である。難燃性等級は次回
験方法について規定。 ISO規格改正時追加を提案する。
3 用語及び 3 JISとほぼ同じ 削除 ISOには,flame,glowの定義があ日本語では定義の必要がない一般的な
定義 るがJISでは削除した。 用語と判断した。実質的な差異はない。
6 試料の状 試料の状態 5.3 変更 ISOには明確に規定されていない 次回ISO規格改正時追加を提案する。
態調節 ためJIS K 6250を基に規定した。
8 試験手順 燃焼温度 5.7 JISとほぼ同じ 変更 ISOでは燃焼温度1 000 ℃± 次回ISO規格改正時に提案する。
20 ℃となっているが許容差の範
囲を調整・維持することが困難で
かつ技術的に意味がないと判断
し,JISでは下限値とした。
9 難燃性の 等級を規定した。 4 JISとほぼ同じ 追加 JISでは難燃性による等級区分を JISの3級は,我が国の実情を踏まえ必
等級 追加した。 要である。
10 試験報告 試験報告事項を追加した。 6 JISとほぼ同じ 追加 JISでは難燃性等級,試験片の寸 次回ISO規格改正時追加を提案する。
法などを追加した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 340:2004,MOD

――――― [JIS K 6324 pdf 8] ―――――

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注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS K 6324:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 340:2004(MOD)

JIS K 6324:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6324:2013の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC1602:2015
熱電対
JISK2240:2013
液化石油ガス(LPガス)
JISK6200:2019
ゴム―用語
JIST8202:1997
一般用風速計