JIS K 6333:1999 溶断用ゴムホース | ページ 2

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表6 耐圧性要求性能
区分 低圧ゴムホース 中圧ゴムホース
呼び径(内径) mm 6.3以下 全サイズ
最高使用圧力(5) MPa 1 2
耐圧試験圧力 MPa 2 4
最小破裂圧力 MPa 3 6
最高使用圧力時の % ±5
長さ変化率
最高使用圧力時の % ±10
外径変化率
注(5) アセチレンに使用するホースの最高使用圧力は,0.15MPaとする。
6.2 接着試験 試験片はJIS K 6330-6に規定するタイプ2,タイプ4又はタイプ8を用いて試験を行い,
各層間のはく離強さは1.5kN/m以上でなければならない。
6.3 曲げ試験 JIS K 6330-9に規定する方法によって,JIS K 6250で規定する試験室の標準状態において,
呼び径の10倍(ただし,80mm以上)の径Cで試験を行い,変形係数Kは0.8以上で,ホースの曲げ部に
はキンクがあってはならない。
参考 変形係数K=曲がり部分のホースの外径(短径)÷ホースの平均外径
6.4 低温試験 JIS K 6330-4に規定する方法によって,−25℃±3℃,呼び径の10倍(ただし,80mm以
上)の径で試験を行い,ホースは,表6に示す耐圧試験圧力(常温で実施する。)で,漏れがあってはな
らない。
6.5 耐熱試験 ホースの外面ゴム層は,白熱粒子及び熱表面の接触に対して,十分に耐えなければなら
ない。これを満足するため,試験片は,附属書Cに規定する試験条件で60秒間漏れがあってはならない。
6.6 静的オゾン劣化試験 外面ゴム層は,JIS K 6330-7に規定するA法又はD法で試験を行い,2倍の
拡大鏡で観察し,き裂の発生があってはならない。
6.7 ガス透過試験(6) SO 4080に規定する方法によって,JIS K 6250で規定する試験室の標準状態にお
いて,シリンダ圧(約0.6MPa)の95%プロピレンガスを用いて試験を行い,ガス透過量は,どの呼び径の
場合も,1時間当たり25cm3/mを超えてはならない。
注(6) ガス透過試験は,LPGホース,MPSホース及び燃料ガス共用ホースに適用する。
6.8 ツインホースに対する要求性能 ツインホースの場合は,ツインホースを各ホースに切り離して試
験し,該当する規定(6.16.7)に適合しなければならない。
ホースの切り離しは,ツインホースの端末部にナイフで切れ目を入れ,その後は手を使い(100Nを超え
ない力で)約1 000mm以上切り離す。
なお,初めにナイフを入れた部分は,試料として使用してはならない。
7. 色識別及び表示 ホースの外面ゴム層は,次のように全体に色識別及び表示をしなければならない。
7.1 色識別 ホースに使用するガスを識別するため,ホースの外面ゴム層は,表7に示す色にしなけれ
ばならない。
5.4.1,5.4.2及び6.7の要求性能に適合する燃料ガス共用ホースの外面ゴム層の色は,半円周分が赤,残
り半円周をオレンジとする。また,このホースは表7に示すすべての燃料ガスに用いてもよい。
ツインホースの場合は,この規定によりそれぞれのホースに色識別及び表示をしなければならない。

――――― [JIS K 6333 pdf 6] ―――――

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表7 ガスの種類の記号及び色識別
ガスの種類の記号 ガスの種類 外面ゴム層の色
ACE アセチレン及び他の燃料用ガス(7) 赤
(LPG,MPS,天然ガス及びメタンは除く。)
OXY 酸素 青
SLD 空気,窒素,アルゴン,二酸化炭素 黒
LMN LPG,MPS,天然ガス,メタン オレンジ
AFG アセチレン,LPG,MPS,天然ガス,メタ 赤とオレンジ
ン及び他の燃料ガス
注(7) 製造業者は,水素用途に対する適合性について検討しなければならない。
7.2 表示 ホースの外面ゴム層には,次の内容を少なくとも1mごとに表示しなければならない。
a) 製造者又は供給者のマーク
b) ホースの種類を表した番号
c) Pa単位で表した最高使用圧力
d) m単位で表した呼び径
e) ガスの種類を表した記号
f) 製造年
例 XYZ-1-2MPa-10-OXY-97

――――― [JIS K 6333 pdf 7] ―――――

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附属書A(規定) 難燃性試験方法
1. 適用範囲 この附属書は,難燃性試験方法について規定する。
2. 装置 次の事項を備えた附属書A図1に示す装置を用いる。
2.1 加熱炉 350W,内法寸法は,直径50mm,深さ150mm
2.2 管形スライド抵抗 190 ヰ 可動つまみ又は連続可変出力電圧付きで自動変圧器付きのもの。
2.3 校正済みの酸素流量計 温度15℃の大気圧下で,流量0l/min5l/minを測定できるもの。
2.4 水銀温度計 150mmの深さで使用でき,5℃未満の間隔で300℃400℃まで目盛がついて,目盛は
ガラス球から200mm以上の位置で始まる温度計。
3. 手順 発火試験装置をアルミニウムはくで包み電気炉に挿入する。アルミニウムはくは,放射熱を最
小限に抑制して温度分布をより均一にするために使用する。可変抵抗器又は自動変圧器によって電気炉へ
の電力を調節して温度を360℃365℃の一定範囲に保ち,酸素の流量を2l/min±0.1l/minとする。
内面ゴム層の試験片は,バフがけしてきれいにした後,各辺が1.3mm以上2.5mm以下で8mm310mm3
のブロック状に切断する。
電気炉の温度を一定にしてから試験片ホルダを取り外し,試験を行う内面ゴム層のブロック状試験片を
タングステン針に固定し,試験片ホルダを装置に戻す。温度低下を最小限に押さえるため,この操作は迅
速に行う必要がある。タングステン針は清浄かつ鋭利にしておくことが望ましい。
試験片を装置内に少なくとも2分間放置し,この間,着火の証拠を得るために注意深く観察する。煙が
発生しても着火の証拠にはならず,通常,せん(閃)光を伴い,ときには小さな爆発を生じるものである。
試験片が着火すると装置の温度が上昇することがあるが,時間をかけて適正な試験温度に戻す必要がある。
3個の試験片を連続して試験する。

――――― [JIS K 6333 pdf 8] ―――――

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附属書A図1 難燃性試験装置

――――― [JIS K 6333 pdf 9] ―――――

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附属書B(規定) 耐n-ペンタン性試験方法
1. 適用範囲 この附属書は,耐n-ペンタン性試験方法について規定する。
2. 手順
a) 内面ゴム層の試験片の質量をはかり,これを試験室の標準状態において72時間n-ペンタン溶液に浸
せきする。n-ペンタン溶液の体積は,試験片の少なくとも50倍でなければならない。
b) 浸せきが終了し,試験片を5分間,室温の空気中に放置して質量をはかる。さらに同じ条件で24時間
放置して質量をはかる。
c) -ペンタンの吸収量Pa (%) 及びn-ペンタンでの抽出量Pe (%) は,次の式によって計算する。
M1−M2
Pa=
M0
M0−M2
Pe=
M0
ここに, M0 : 試験前の試験片の質量
M1 : 浸せき後,5分間放置後の質量
M2 : 浸せき後,24時間放置後の質量

――――― [JIS K 6333 pdf 10] ―――――

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