JIS K 6864:1999 接着剤―構造用接着剤の引張せん断疲れ特性試験方法 | ページ 3

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K 6864 : 1999 (ISO 9664 : 1993)
106,10) =5.86MPa
s=0.52MPa
0 A 1
D (NF ,m) a d
L 2
21個の試験片について5.86MPaの時間強さが得られ,0.52MPaの標準偏差となる。
最初の11個の試験片について同様な計算をすると,5.62MPaの時間強さが導かれ,最初の7個の試験片
では6.00MPaとなる。
図A.1 ステアケース法の例

――――― [JIS K 6864 pdf 11] ―――――

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K 6864 : 1999 (ISO 9664 : 1993)
附属書B(規定) データ再分類法
B.1 方法の概要 この方法の一つの特有な解釈は,データ再分類法として知られている。この方法は,時
間強さが通常の比率に従うという仮定をすることなく,時間強さをかなり正確に見積もるために有用であ
る。ここで与えられる時間強さの式とステアーケース法から得られる式の類似性に注目する必要がある。
B.2 原理 試験した応力振幅 愀 愀槿 愀 それぞれdの一定間隔となっており,それぞれのレベル
じ数の試験片を用いて行うような一般的説明の特定な場合に適用されなければならない。時間強さは,次
の式で与えられる。
T 1
D(NF ,m) ak d
q 2
ここに, T : 指定された繰返し数NF以下で破壊した試験片の総数
q : それぞれの水準iにおいて試験した試験片の数
愀 確実に破壊を起こす試験での応力振幅の最高値
B.3 時間強さの標準偏差の計算 前節に示した略称を使用すると,用いた NF) に対する標準偏差の推定
値は,次のようになる。
1
i k 1 P 1(
Pi )
2
i
s d2
i 2 (q )1
ここに,Piは応力振幅 愀椰 した試験片の割合である。
B.4 概要例 同数であり等間隔のレベルである特別な場合。試験片の性状は,次のとおり。
試験片は,鋼板を被着材とし,典型的な一液エポキシ接着剤で接着した。
実験室で製作した1バッチから16個の試験片を無作為に選んだ[図4 a)参照]。
異常値として除去されたデータはない。
表B.1 データの例
NF=106回
試験データ 指定された繰返し数
間隔 d =0.2MPa
数 =4/1レベル
13MPa
試験番号 応力振幅 破壊した数 Pi
(i) ( 愀椀
MPa
4 3.5 4 1
3 3.3 1 0.25
2 3.1 3 0.75
1 2.9 0 0
試験した1レベル当たりの試験片の数 : q=4
破壊した試験の繰返し数NF以下で破壊した試験片の総数 : T=8

――――― [JIS K 6864 pdf 12] ―――――

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K 6864 : 1999 (ISO 9664 : 1993)
破壊した試験片の割合 : T/q=2
時間強さ NF, ‰ 算値は
T 1
a4 d 2.3 MPa
q 2
すなわち,
106,13) =3.2MPa
そして
s=0.07MPa
JIS原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 小 野 昌 孝 実践女子大学生活科学部
増 田 優 通商産業省基礎産業局
岡 林 哲 夫 通商産業省工業技術院標準部
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会
長 沢 長八郎 工業技術院物質工学工業技術研究所
天 野 晋 武 工学院大学工学部
尾 形 知 秀 ヤマハ株式会社
山 辺 秀 敏 日新製鋼株式会社
立 花 光 雄 コニシ株式会社浦和研究所
榊 原 利 盛 サンスター技研株式会社品質保証部
水 谷 壽 株式会社東洋精機製作所東京工場
松 浦 義 勝 武田薬品工業株式会社化成品研究所
若 林 一 民 ノガワケミカル株式会社
永 田 宏 二 セメダイン株式会社営業部
滝 沢 稔 日本接着剤工業会
岡 崎 久 日本接着剤工業会
(事務局) 田 村 正 勝 日本プラスチック工業連盟

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