JIS K 6936-1:2007 プラスチック―超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎 | ページ 2

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K 6936-1 : 2007 (ISO 11542-1 : 2001)
3.4.2 還元粘度(粘度数) 還元粘度(粘度数)は,ISO 1628-3の規定に従って,窒素ガス雰囲気中で測
定する。
表2によって,還元粘度(粘度数)の値を六つの範囲に分割し,それぞれ一けたのコード(番号)で表
示する。
表 2 データブロック3の還元粘度(粘度数)に使用するコード
コード 還元粘度(粘度数)の範囲
ml/g
≦1 710
0
1 1 710<≦2 190
2 2 190<≦2 700
3 2 700<≦3 400
4 3 400<≦4 100
5 4 100<
3.4.3 伸長応力 伸長応力は,JIS K 6936-2の附属書Aに規定する試験法に従って,測定する。
表3によって,伸長応力の値を五つの範囲に分割し,それぞれ一けたのコード(番号)で表示する。
表 3 データブロック3の伸長応力に使用するコード
コード 伸長応力の範囲
MPa
≦0.1
0
1 0.1<≦0.2
2 0.2<≦0.3
5 0.3<≦0.7
7 0.7<
3.4.4 ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さ ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さは,JIS K 6936-2の
附属書Bに規定する試験法に従って,測定する。
表4によって,ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さの値を三つの範囲に分割し,それぞれ一けたのコ
ード(番号)で表示する。
表 4 データブロック3のダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さに使用するコード
コード ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さの範囲
kJ/m2
0 ≦ 40
1 40<≦170
2 170<

3.5 データブロック4

 このデータブロックには,位置1に充てん材及び/又は強化材の種類を一けたの
コード(文字)で表示し,位置2にその形状を2番目のコード(文字)で表示する。それらのコードは,
表5による。このコードに続いて(空白なしで),その質量分率(%)を,位置3及び4に,二けたの数字
で表示する。

――――― [JIS K 6936-1 pdf 6] ―――――

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K 6936-1 : 2007 (ISO 11542-1 : 2001)
表 5 データブロック4の充てん材及び強化材に使用するコード
コード 物質(位置1) コード 形状(位置2)
B ボロン B ビーズ,スフェア,ボール
C カーボン (1)
D 粉末
F 繊維
G ガラス G 粉砕品(繊維状粉砕品も含む)
H ウィスカ
K 炭酸カルシウム
M 鉱物 (1) (2),金属 (1)
S 有機合成物 (1) S りん片,フレーク
T タルク
X 指定なし X 指定なし
Z その他 (1) Z その他 (1)
注(1) これらの物質は,例えば,化学記号又は関連規格に定める略号で詳しく表示し
てもよい。金属(M)の場合,含有率の後に化学記号によって金属の種類を表
示する。
(2) 鉱物充てん材は,利用できる記号があるときは,その記号で表示するほうがよ
い。
数種の物質及び/又は異なる形状の混合物を表す場合,“+”の記号を使ってコー
ドをつなぎ,その全体を括弧でくくる。例えば,25 %ガラス繊維(GF)と10 %鉱物
粉末(MD)との混合物は,(GF25+MD10)と表示する。

3.6 データブロック5

 このデータブロックには,特定用途用の材料仕様を作成するために必要な場合,
追加事項を表示する。例えば,適切な国家規格又は一般に用いられている標準的な仕様を引用する。
材料の摩耗抵抗が重要な用途の場合には,表2のコード番号15の材料を使用する。

4. 呼び方及び仕様表記

4.1 呼び方だけで仕様にしない場合

 粉末状(D)で,圧縮成形(Q)に用いる,還元粘度(粘度数)2 400
ml/g (2),伸長応力0.25 MPa (2),ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さ150 kJ/ m2 (1) の熱可塑性材料であ
る超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)は,次のように表示する。

――――― [JIS K 6936-1 pdf 7] ―――――

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K 6936-1 : 2007 (ISO 11542-1 : 2001)
呼び方
識別項目ブロック
種類 個別項目ブロック
ブロック 規格番号 データ データ データ
(任意記載) ブロック ブロック ブロック ブロック
1 2 3
JIS K 6936-1(ISO 11542-1)−
(熱可塑性プラスチック) PE-UHMW, Q D, 2-2-1
規格番号
記号
データブロック1 :
データブロック2 : 位置1 : 圧縮成形用
位置2 : 粉末
データブロック3 : 位置1 : 還元粘度(粘度数)
位置2 : 伸長応力
位置3 : ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さ
呼び方 : (熱可塑性プラスチック)JIS K 6936-1(ISO 11542-1)−PE-UHMW,QD,2-2-1

4.2 呼び方に仕様を加えた場合

 外科手術埋込み用の粉末状(D)で,圧縮成形用(Q)に用いる,還元
粘度(粘度数)2 400 ml/g (2),伸長応力0.25 MPa (2),ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さ150 kJ/ m2 (1)
の熱可塑性材料である超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)は,次のように表示する。
呼び方
識別項目ブロック
種類 個別項目ブロック
ブロック 規格番号 データ データ データ データ データ
(任意記載) ブロック ブロック ブロック ブロック ブロック ブロック
1 2 3 4 5
JIS K 6936-1(ISO 11542-1)− PE-UHMW, Q D, 2-2-1
(熱可塑性プラスチック) ,, ISO 5834-1
規格番号
データブロック1 : 記号
データブロック2 : 位置1 : 圧縮成形用
位置2 : 粉末
データブロック3 : 位置1 : 還元粘度(粘度数)
位置2 : 伸長応力
位置3 : ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さ
データブロック4 : 使用せず(充てん剤なし)
データブロック5 : 外科手術埋込み用仕様規格
呼び方 : (熱可塑性プラスチック)JIS K 6936-1(ISO 11542-1)−PE-UHMW,QD,2-2-1 ,,ISO 5834-1

JIS K 6936-1:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11542-1:2001(IDT)

JIS K 6936-1:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6936-1:2007の関連規格と引用規格一覧