JIS K 6936-1:2007 プラスチック―超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎

JIS K 6936-1:2007 規格概要

この規格 K6936-1は、熱可塑性材料である超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)の呼び方について規定。

JISK6936-1 規格全文情報

規格番号
JIS K6936-1 
規格名称
プラスチック―超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)成形用及び押出用材料―第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
規格名称英語訳
Plastics -- Ultra-high-molecular-weight polyethylene (PE-UHMW) moulding and extrusion materials -- Part 1:Designation system and basis for specifications
制定年月日
1999年12月20日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 11542-1:2001(IDT)
国際規格分類

ICS

83.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
1999-12-20 制定日, 2007-03-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 6936-1:2007 PDF [8]
                                                                K 6936-1 : 2007 (ISO 11542-1 : 2001)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,石油化学工業協会
(JPCA)/日本プラスチック工業連盟(JPIF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本
工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS K 6936-1:1999は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 11542-1:2001,Plastics−Ultra-high-
molecular-weight polyethylene (PE-UHMW) oulding and extrusion materials−Part 1: Designation system and
basis for specificationsを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS K 6936の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 6936-1 第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JIS K 6936-2 第2部 : 試験片の作り方及び性質の求め方

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6936-1 pdf 1] ―――――

K 6936-1 : 2007 (ISO 11542-1 : 2001)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 呼び方のシステム・・・・[2]
  •  3.1 一般・・・・[2]
  •  3.2 データブロック1・・・・[3]
  •  3.3 データブロック2・・・・[3]
  •  3.4 データブロック3・・・・[3]
  •  3.5 データブロック4・・・・[4]
  •  3.6 データブロック5・・・・[5]
  •  4. 呼び方及び仕様表記・・・・[5]
  •  4.1 呼び方だけで仕様にしない場合・・・・[5]
  •  4.2 呼び方に仕様を加えた場合・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6936-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6936-1 : 2007
(ISO 11542-1 : 2001)

プラスチック−超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)成形用及び押出用材料−第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎

Plastics−Ultra-high-molecular-weight polyethylene(PE-UHMW) oulding and extrusion materials−Part 1: Designation system and basis for specifications

序文

 この規格は,2001年に第2版として発行されたISO 11542-1,Plastics−Ultra-high-molecular-weight
polyethylene (PE-UHMW) oulding and extrusion materials−Part 1: Designation system and basis for specifications
を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,熱可塑性材料である超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)の呼び方につい
て規定する。この呼び方は,仕様の基礎として用いることができる。
この規格を適用する超高分子量ポリエチレン材料は,190 ℃,21.6 kgの測定において,メルトマスフロー
レート(MFR)が0.1 g/10 min未満のポリエチレン材料とする。
1.1 超高分子量ポリエチレンを,次の性質の適切なレベル,用途及び/又は加工方法,重要な性質,添
加剤,着色剤,充てん材及び強化材に関する情報に基づいて区分する。
a) 還元粘度(粘度数)
b) 伸長応力
c) ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さ
参考 ISO 11542-1には“ノッチ付きシャルピー衝撃強さ”と示されているが,通常のシングルノッチ
付き試験片によるシャルピー衝撃強さと区別するため,この規格ではJIS K 6936-2の附属書B
に規定する“ダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さ”に統一した。
1.2 この規格は,すべての超高分子量ポリエチレンのホモポリマー並びに他の1-オレフィンモノマーの
質量分率50 %未満の共重合体及び官能基をもつ非オレフィンモノマーの質量分率3 %以下の共重合体に
適用する。
この規格は,粉状,か粒状又はペレット状で使用する材料及び着色剤,添加剤,充てん材などの添加又
は無添加の材料に適用する。
1.3 この呼び方は,同じ呼び方の材料が必ずしも同一の性能を示すとは限らない。この規格は,特定用
途及び/又は加工方法のための材料を特定するのに必要なエンジニアリングデータ,性能データ又は加工
条件に関するデータを提供するものではない。
このような追加データが必要な場合は,この規格の第2部に規定する試験方法が適用できるならば,そ

――――― [JIS K 6936-1 pdf 3] ―――――

2
K 6936-1 : 2007 (ISO 11542-1 : 2001)
れによって求める。
1.4 特定用途向けに熱可塑性材料を規定するため,又は再現性のある成形加工を確実にするために,追
加の要求事項をデータブロック5に入れてもよい(3.1参照)。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 11542-1:2001,Plastics−Ultra-high-molecular-weight polyethylene (PE-UHMW) oulding and
extrusion materials−Part 1: Designation system and basis for specifications (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6899-1 プラスチック−記号及び略語−第1部 : 基本ポリマー及びその特性
備考 ISO 1043-1:2001,Plastics−Symbols and abbreviated terms−Part 1: Basic polymers and their special
characteristicsが,この規格と一致している。
JIS K 6936-2 プラスチック−超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)成形用及び押出用材料−第2
部 : 試験片の作り方及び性質の求め方
備考 ISO 11542-2:1998,Plastics−Ultra-high-molecular-weight polyethylene (PE-UHMW) oulding and
extrusion materials−Part 2: Preparation of test specimens and determination of propertiesが,この規
格と一致している。
ISO 1628-3:1991,Plastics−Determination of the viscosity of polymers in dilute solution using capillary
viscometers−Part 3: Polyethylenes and polypropylenes
ISO 5834-1:1998,Implants for surgery−Ultra-high molecular weight polyethylene−Part 1: Powder form

3. 呼び方のシステム

3.1 一般

 熱可塑性プラスチックの呼び方は,次の標準様式による。
呼び方
種類 識別項目ブロック
ブロック 規格番号 個別項目ブロック
(記載任意)ブロック データ データ データ データ データ
ブロック ブロック ブロック ブロック ブロック
1 2 3 4 5
この呼び方は,記載任意な種類ブロック(“熱可塑性プラスチック”という。)及び識別項目ブロックに
よって構成し,更に,識別項目ブロックは,規格番号ブロックと個別項目ブロックとによって構成する。
あいまいな表示を避けるため,個別項目ブロックを,更に,次の五つのデータブロックに細分する。
データブロック1 : JIS K 6899-1に規定する記号(PE-UHMW)で,超高分子量ポリエチレンを識別(3.2
参照)
データブロック2 : 位置1 : 用途又は加工方法(3.3参照)
位置28 : 重要な性質,添加剤及びその他の補足情報(3.3参照)

――――― [JIS K 6936-1 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 6936-1 : 2007 (ISO 11542-1 : 2001)
データブロック3 : 区分用の性質(3.4参照)
データブロック4 : 充てん材又は強化材,及びそれらの公称含有率(3.5参照)
データブロック5 : 仕様の基礎とするために,追加情報を含む第5番目のデータブロックを加えてもよ
い(3.6参照)
個別項目ブロックの最初の文字は,ハイフンとする。それぞれのデータブロックは,互いにコンマで区
切る。
使わないデータブロックがある場合は,そのデータブロックを二つ続きの分離記号,すなわち二つのコ
ンマ“,,”によって示す。

3.2 データブロック1

 このデータブロックでは,ハイフンの後に,JIS K 6899-1に規定する記号(PE-
UHMW)を記述し,超高分子量ポリエチレンを識別する。

3.3 データブロック2

 このデータブロックでは,位置1に用途及び/又は加工方法についての情報を,
位置28に重要な性質,添加剤及び着色剤についての情報を,表1に示すコードを用いて表示する。位
置28の情報があって,位置1の情報がない場合には,位置1にコード“X”を挿入する。
表 1 データブロック2に使用するコード
コード 位置1 コード 位置28
A 加工安定処方
C 着色品
D 粉末
E 押出用 E 発泡処方
F フィルム押出用 F 特殊燃焼特性処方
G 一般用 G か粒
H 熱老化安定処方
K 金属不活性処方
L 耐光又は耐候処方
M 射出成形用
N 自然色(非着色品)
Q 圧縮成形用
R 離型剤処方
S 焼結成形用 S 滑剤処方
X 表示なし X 表示なし
Y 紡織糸,紡糸用 Y 導電処方
Z 帯電防止処方

3.4 データブロック3

3.4.1  一般 このデータブロックでは,還元粘度(粘度数)の範囲を一けたのコード(番号)で(3.4.2
参照),伸長応力の範囲を一けたのコード(番号)で(3.4.3参照),及びダブルノッチ付きシャルピー衝撃
強さの範囲を一けたのコード(番号)(3.4.4参照)で表示する。コードの間は,ハイフンで互いに分ける。
還元粘度(粘度数),伸長応力及びダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さの値が範囲の境界上にあるか,
又はそれに近い場合は,製造業者はその材料がいずれの範囲に入るかを決める。その後,その材料の試験
値が仮にその範囲から外れても製造許容範囲にあるならば,その呼び方を変える必要はない。
備考 還元粘度(粘度数),伸長応力及びダブルノッチ付きシャルピー衝撃強さのすべての組合せの
ポリマーが,現在入手できるとは限らない。

――――― [JIS K 6936-1 pdf 5] ―――――

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  • ISO 11542-1:2001(IDT)

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