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K 7314-1 : 1999 (ISO 14910-1 : 1997)
3.4 データブロック4 このデータブロックでは,位置1に充てん材及び/又は強化材の種類を1けたの
コード(文字)で表示し,位置2にその物理的形状を,2番目のコード(文字)で表示する。それらのコ
ードは,表6に示すとおりとする。このコードに続いて(空白なしで),その含有率% (m/m) を,位置3
及び位置4に2けたの数字で表示する。
表6 データブロック4に使用する充てん材及び強化材のコード
コード 物質 コード 形状
B ボロン B ビーズ,球,ボール
C カーボン1)
D 粉末
F 繊維
G ガラス G 粉砕品
H ウィスカ
K 炭酸カルシウム
M 鉱物,金属2)
S 有機物1) : 合成物
T タルク
X 指定なし X 指定なし
Z その他1) Z その他
注1) これらの物質は,例えば,それらの化学記号又は関連規
格に定められた略号又はコードで詳しく表示してもよ
い。
2) 金属充てん材は,含有率% (m/m) の後に,金属の種類を
化学記号で表示する。
3.5 データブロック5 このデータブロックには,特定用途の材料仕様書を作成するために必要な場合,
追加事項を表示する。例えば,適切な国家規格又は一般に用いられている標準的な仕様を引用する。
4. 呼び方の例
4.1 ブタンジオール (4) /テレフタル酸 (T) 及びポリテトラメチレンエーテルグリコール (PTMEG) /
テレフタル酸 (T) とからなり,成形用 (M),自然色(非着色品) (N) で,硬さ35 (35),融点156℃ (16),
引張弾性率32MPa (004) である熱可塑性ポリエーテル/エステル共重合体 (TP) は,次のように表示する。
――――― [JIS K 7314-1 pdf 6] ―――――
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K 7314-1 : 1999 (ISO 14910-1 : 1997)
呼び方 : (熱可塑性プラスチック)JIS K 7314-1 (ISO 14910-1) −TP 4T/PTMEGT, MN, 35-16-004
4.2 ブタンジオール (4) /テレフタル酸 (T) 及びカプロラクトン (CL) とからなり成形用 (M),自然色
(非着色品) (N) で,熱安定剤 (H) を含有し,硬さ48 (50),融点200℃ (20),引張弾性率127MPa (015) で
ある熱可塑性ポリエステル/エステル共重合体は,次のように表示する。
――――― [JIS K 7314-1 pdf 7] ―――――
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K 7314-1 : 1999 (ISO 14910-1 : 1997)
呼び方 : (熱可塑性プラスチック)JIS K 7314-1 (ISO 14910-1) −TP 4T/CL, MNH, 50-20-015
――――― [JIS K 7314-1 pdf 8] ―――――
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K 7314-1 : 1999 (ISO 14910-1 : 1997)
附属書A(規定) 熱可塑性ポリエステル/エステル及びポリエーテル/
エステル共重合体エラストマーの定義及び呼び方
エステル基,−CO−O−,を線状の高分子鎖中に規則正しい間隔で含有する熱可塑性ポリエステル化合
物。
ポリエステル/エステル共重合体の一つの繰り返し単位は,水酸基 (−OH) を含有する化合物(ジオー
ル)と,カルボキシル基 (−COOH) を含有する化合物(ジカルボン酸),又はそのエステルからなり,他
の繰り返し単位は,ヒドロキシカルボン酸又はそのラクトンからなり,いずれも重縮合反応によって生成
する。
ポリエーテル/エステル共重合体の一つの繰り返し単位は,ジオールとジカルボン酸又はそのエステル
からなり,他の繰り返し単位はポリアルキレンエーテルグリコール及びジカルボン酸からなり,いずれも
重縮合反応によって生成する。
脂肪族ポリエステル成分は,ジオールとジカルボン酸又はそのエステルからなり,2けた又はそれ以上
のけたの数値で示す。最初のけたの数値(又は最初と2けた目の数値)は,線状ジオールに含まれる炭素
数を表す(表A.1参照)。また,2けた目の数値(又は2けた目と3けた目又は3けた目と4けた目の数値)
は,線状ジカルボン酸に含まれる炭素数を表す(表A.2参照)。
ポリエステル鎖中でモノマー単位として用いる,非線状脂肪族,脂環式,及び芳香族のものは,文字記
号で示す(表A.1,表A.2及び表A.3参照)。
共重合ポリエステルであることは,共重合ポリエステルに含まれる成分の間を斜線で区切ることで示す
(ISO 1043-1の附属書AのA.6を参照)。同じ数値又は文字記号で表す共重合ポリエステルであっても,
出発物質の量比によって全く異なった性質を示す場合がある。したがって,表示の末尾に,補足的にポリ
マー中の含有率% (m/m) を示す。
これらの呼び方の例を,表1に示す。
表A.1 ジオール成分の表示記号(1けた目)
記号 構成モノマー単位 CAS No.
2 エチレングリコール 107-21-1
3 1, 3−プロパンジオール 504-63-2
4 1, 4−ブタンジオール 110-63-4
6 1, 6−ヘキサンジオール 629-11-8
14 1, 14−テトラデカンジオール 19812-64-7
BD 2−ブテン−1, 4ジオール 110-64-5
CH 105-08-8
シクロヘキサンジメタノール(1, 4−シクロヘキサンジメタノール)
NG 126-30-7
ネオペンチルグリコール(2, 2−ジメチル−1, 3−プロパンジオール)
PEEG ポリ(エチレンエーテル)グリコール 25322-68-3
PPEG ポリ(プロピレンエーテル)グリコール 25322-69-4
EOPPG エチレンオキシドポリプロピレングリコール 91858-59-2
PTMEG ポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール 25190-06-1
XX 指定なし
――――― [JIS K 7314-1 pdf 9] ―――――
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K 7314-1 : 1999 (ISO 14910-1 : 1997)
表A.2 カルボン酸成分の表示記号(2けた目)
記号 構成モノマー単位 CAS No.
6 アジピン酸 124-04-9
9 アゼライン酸 123-99-9
10 セバシン酸 111-20-6
12 ドデカン二酸 143-07-7
36 ダイマー酸水添物 68783-41-5
T テレフタル酸 100-21-0
I イソフタル酸 121-91-5
M トリメリット酸 528-44-9
N 2, 6−ナフタレンジカルボン酸 1141-38-4
P フタル酸 88-99-3
X 指定なし
表A.3 ヒドロキシカルボン酸成分の表示記号
記号 構成モノマー単位 CAS No.
CL カプロラクトン 502-44-3
HB P−ドロキシ安息香酸 99-96-7
HV 4−ヒドロキシバレロラクトン 108-29-2
XX 指定なし
JIS K 7314-1 原案作成委員会 構成表
氏名 所属 本委員会 分科会
植 村 勝 工学院大学 ◎委員長
八 田 勲 工業技術院標準部 ○
西 出 徹 雄 通商産業省基礎産業局 ○
橋 本 進 財団法人日本規格協会 ○
高 杉 和 徳 株式会社東芝 ○
吉 川 高 雄 財団法人鉄道総合技術研究所 ○
浅 田 正 博 鐘淵化学工業株式会社 ○
高 石 信 爾 カネボウ合繊株式会社 ○ ○
田 村 恒太郎 大日本インキ化学工業株式会社 ○ ○
森 川 武 帝人株式会社 ○ ○主査
光 本 明 デュポン株式会社 ○ ○
松 山 雄二郎 東洋紡績株式会社 ○ ○
菅 尚 彦 東レ株式会社 ○ ○
内 藤 永 祥 東レ・デュポン株式会社 ○ ○
早乙女 忠 日本ジーイープラスチックス株式会社 ○ ○
木 村 博 文 ポリプラスチックス株式会社 ○ ○
桜 井 正 憲 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 ○ ○
豊 岡 豊 三菱レイヨン株式会社 ○ ○
山 口 泰 彦 ユニチカ株式会社 ○ ○
木 庭 道 夫 工業用熱可塑性樹脂技術連絡会 ○ ○
酒 井 昌 利 日本プラスチック工業連盟 事務局 事務局
JIS K 7314-1:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14910-1:1997(IDT)
JIS K 7314-1:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.20 : 熱可塑性材料
JIS K 7314-1:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
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