JISS1211 : 2020 子どもの安全に配慮したチェストの安定性,及び転倒リスクの低減のための情報提供

JIS S 1211:2020の規格概要

この規格 S1211は、子どもの安全に配慮したチェストの安定性及び転倒リスク低減のための情報提供について規定。

JISS1211 規格全文情報

規格番号
JIS S1211 
規格名称
子どもの安全に配慮したチェストの安定性,及び転倒リスクの低減のための情報提供
制定年月日
2020/12/21
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.120,97.140,97.190
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
改訂:履歴
  • 2020-12-21制定日

S 1211:2020

目 次

ページ

序文 [ p.1 ]

1 適用範囲 [ p.1 ]

2 引用規格 [ p.2 ]

3 用語及び定義 [ p.2 ]

4 安定性 [ p.2 ]

5 安定性試験方法 [ p.3 ]

5.1 試験条件 [ p.3 ]

5.2 試験手順 [ p.3 ]

6 警告表示 [ p.5 ]

7 消費者と事業者とのコミュニケーション [ p.5 ]

附属書A(参考)取扱説明書などに記載する事項 [ p.6 ]

附属書B(参考)転倒防止器具及びチャイルドレジスタンス機能 [ p.8 ]

附属書C(参考)事業者と消費者とのコミュニケーション [ p.11 ]

附属書D(参考)チェストの安定性を向上させるための製品設計上の配慮事項 [ p.14 ]

附属書E(参考)子どもの安全性確保に資するデータ [ p.15 ]

参考文献 [ p.19 ]

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S 1211:2020

まえがき

この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本

産業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

S 1211:2020

子どもの安全に配慮したチェストの安定性,及び転倒リスクの低減のための情報提供

Children's safety-Safety specification for stability of clothing storage chest, and information to be provided to consumers for reducing the risk caused bya clothing storage chest to tip over

序文

この規格は,子どもの安全に配慮したチェストの安定性及び転倒リスクの低減のための情報提供につい

て,我が国の生産及び使用実態を踏まえて作成した日本産業規格である。

この規格の目的は,子どもが関わってチェストが転倒することによって,子どもが死亡又は重傷を負う

リスクを低減させることにある。

子どもは,子どもの行動特性に基づいて,チェストとの関わり合いをもつことが想定され,また,その

行動特性とは,年齢及び発達レベルによって異なる。転倒のリスク低減のためには,子どもの行動特性を

踏まえたうえで事業者は,転倒のリスク低減の方策を実施することが求められる。

なお,子どもに傷害を与える潜在的な源としてのハザードを最小限にするために実施する方策とは,個々

人に何かしらの措置を講じさせるような方策よりも,個々人が何らかの措置を講じなくても,機能するよ

うな方策が,より効果的な方策となる。

さらに,事業者及び消費者の転倒のリスク低減への意識の向上を図り,それに基づき,消費者にチェス

トを安全に使用してもらうことが重要である。そのためには,事業者と消費者との間で適切なコミュニケ

ーションが取られることが求められる。

この規格の要求事項に適合することによって,チェストの使用時における潜在的な転倒のリスクを全て

回避することが可能になるわけではない。また,子どもを見守ることで常にチェストの転倒を防げるわけ

ではない。チェストの使用時における潜在的な転倒のリスクを確実に回避するためには,様々な転倒のリ

スクを想定したリスクアセスメントを実施し,転倒のリスク低減の方策を取ることが求められる。

なお,チェストの安定性を向上させるための製品設計上,配慮するとよい例を,附属書Dに示す。この

規格は,チェスト転倒のリスクを低減させる指針としても役立つものである。

子どもの行動特性に基づく安全上の配慮事項については,JIS Z 8050を,リスクアセスメント及びリス

ク低減の方策については,JIS Z 8051をそれぞれ参照する。

1

適用範囲

この規格は,子どもの安全に配慮したチェストの安定性及び転倒リスク低減のための情報提供について

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2

S 1211:2020

規定する。ただし,次のチェストには適用しない。

a) 高さ50 cm未満のもの

b) 収納物を含むチェストの質量が,40 kg未満のもの

この規格では,一つの引出し当たりの収納物の質量は,1 dm3当たり,0.2 kgとして求める。

2

引用規格

この規格には,引用規格はない。

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

チェスト

主に衣類の収納を目的とし,完全に組み立てられ,使用可能な状態にある,引出しだけで構成された自

立形の収納家具

注釈1 組立式の家具も含む。

3.2

安定性

チェストを転倒させようとする力に耐える能力

3.3

子ども

6歳未満の人

3.4

事業者

チェストの製造業者,輸入業者,販売業者などの総称

3.5

消費者

チェストの購入者,使用者及びチェストの転倒のリスクから子どもを保護する者の総称

4

安定性

チェストは,次の規定を満足しなければならない。

a) 力を加えない状態での安定性 5.2 a)によって試験したとき,転倒しない。

b) 力を加えた状態での安定性 5.2 b)によって試験したとき,転倒しない。

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JIS S 1211:2020の国際規格分類一覧

  • 13.120
  • 97.140
  • 97.190