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JIS T 5504-2:2001 規格概要
この規格 T5504-2は、プラスチック材料により作られた歯科用回転器具の軸の品質,試験方法及び品質管理について規定。プラスチック製軸は,1分間当たり5000回転以下のスピードで使用するもの。
JIST5504-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T5504-2
- 規格名称
- 歯科用回転器具―軸―第2部 : プラスチック製
- 規格名称英語訳
- Dental rotary instruments -- Shanks -- Part 2:Shanks made of plastics
- 制定年月日
- 2001年5月25日
- 最新改正日
- 2019年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1797-2:1992(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 11.060.20
- 主務大臣
- 厚生労働
- JISハンドブック
- 医療機器 IV 2018
- 改訂:履歴
- 2001-05-25 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認
- ページ
- JIS T 5504-2:2001 PDF [9]
T 5504-2 : 2001
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業協同組合 (JDMA) から工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生
労働大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS T 5504 : 1993は廃止され,この規格に置き
換えられる。
制定に当たっては,国際規格に整合した日本工業規格(日本産業規格)を作成するため,ISO 1797-2 : 1992, Dental rotary
instruments−Shanks−Part 2 : Shanks made of plastics を基礎として用いた。
JIS T 5504-2には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS T 5504の規格群には,次に示す部構成がある。
JIS T 5504-1 歯科用回転器具−軸−第1部 : 金属製
JIS T 5504-2 歯科用回転器具−軸−第2部 : プラスチック製
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS T 5504-2 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 5504-2 : 2001
歯科用回転器具−軸−第2部 : プラスチック製
Dental rotary instruments−Shanks− Part 2 : Shanks made of plastics
序文 この規格は,1992年に第1版として発行されたISO 1797-2,Dental rotary instruments−Shanks−Part
2 : Shanks made of plastics を元に,対応する部分について原国際規格を翻訳し,技術的内容を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,プラスチック材料により作られた歯科用回転器具の軸(以下,軸という。)の
品質,試験方法及び品質管理について規定する。この規格で規定するプラスチック製軸は,1分間当たり5
000回転以下のスピードで使用するものとする。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 1797-2 : 1992 Dental rotary instruments−Shanks−Part 2 : Shanks made of plastics (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0651 触針式表面粗さ測定器
JIS K 7113 プラスチックの引張り試験方法
JIS T 5504-1 歯科用回転器具−軸−第1部 : 金属製
備考 ISO 1797-1 : 1992, Dental rotary instruments−Shanks−Part 1 : Shanks made of metals からの引
用事項は,この規格の該当事項と同等である。
3. 記号及び用語 記号は,図1図3とする。各記号の用語を,次に示す。
備考 図2及び図3は,JIS T 5504-1の第1部と一致させるための記載である。
――――― [JIS T 5504-2 pdf 2] ―――――
2
T 5504-2 : 2001
図1 軸部形式1
図2 軸部形式2及び軸部形式4 図3 軸部形式3
4. 品質
4.1 材料 軸の材料は,プラスチック材料から作られたものとする。プラスチック材料の種類及び処理
は,製造業者の裁量によるものとする。
4.2 寸法 軸の寸法及び寸法許容差は,5.1及び5.2によって測定したとき,図45に適合しなければな
らない。寸法は,mmで表示する。
4.3 表面平滑性 軸の表面平滑性は,図5とし,次の仕様に一致しなければならない。
.00
d1=2.35mm −05
X=最大 0.04mm
d2――――― [JIS T 5504-2 pdf 3] ―――――
3
T 5504-2 : 2001
図4 軸部
図5 表面平滑性(図4のB-B断面)
4.4 表面粗さ 軸の長さ (L1) 内の表面粗さは,JIS B 0651によって測定したとき,中心線平均粗さが図
4に適合しなければならない。表面粗さは,
4.5 引張り強さ 引張り強さは,JIS K 7113によって測定したとき,84N/mm2以上でなければならない。
4.6 耐熱性及び色調安定性 耐熱性及び色調安定性は,5.3によって試験をしたとき,軸は,変形の徴候
を示してはならない。また,テストの後で,色調の変化が認められてはならない。ただし,この仕様は1
回だけの使い捨て器具には適用しない。
4.7 膨張及び化学薬品に対する安定性 軸は,製造業者によって推奨される殺菌又は消毒液で処理した
とき,図4に規定された許容範囲を超えて膨張してはならない。軸は,5.3によって消毒滅菌を行ったとき,
図4に規定された許容範囲に合致しなければならない。寸法の測定は,5.1及び5.2によって行われる。た
だし,この仕様は1回だけの使い捨て器具には適用しない。
4.8 色コード プラスチック製軸の色は,その使用される器具の色コードに合致しなければならない。
5. 試験方法
――――― [JIS T 5504-2 pdf 4] ―――――
4
T 5504-2 : 2001
5.1 軸の寸法 軸の直径の計測は,定期的に校正されたタングステンカーバイドリングゲージ又は1
まで読みとれるマイクロメータを用いて行う。軸の直径 (d1) は,長さ (L1) 全体にわたって計測を行う。
5.2 その他の寸法 その他の寸法の測定は,タングステンカーバイド面をもつゲージ,ノギス,マイク
ロメータ又は工具顕微鏡若しくは投影機を用いて行う。
5.3 耐熱製,色調安定性,膨張及び化学薬品に対する安定性
5.3.1 装置 医療用小形高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)及び乾熱消毒滅菌器
5.3.2 試験方法 試験体の数を各サイズ10個とし,オートクレーブを用いて,蒸気温度132±2℃・蒸気
圧0.2MPaに設定し,30分間高圧蒸気滅菌を行う。又は,蒸気温度136±2℃・蒸気圧力0.22MPaで20分
間高圧滅菌を行ってもよい。また,乾式滅菌は,180±5℃で120分間行うものとする。
6. 品質管理
6.1 軸の形式 軸の形式は,品質管理の目的より,JIS 5504-1 3.軸の種類の形式に示されたように分類
されなければならない。
6.2 欠点 重欠点(1)は,表1に示す。軽欠点(2)は,表1に示されていない寸法とする。
注(1) 重欠点とは,回転器具の操作を妨げるもの。
(2) 軽欠点とは,回転器具の品質を低下させるもの。
表1 重欠点
単位 mm
軸の種類 d1 d2 L3 L4 s
軸部形式1 >2.35 >1.45 <1.80 <0.85 >1.80
6.3 合格品質水準 (AQL) 合格品質水準は,100単位当たりの欠点数で表示し,その数値を表2に示す。
表2 合格品質水準
軸の種類重欠点 軽欠点
AQL AQL
軸部形式1 2.5 6.5
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――――― [JIS T 5504-2 pdf 5] ―――――
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JIS T 5504-2:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1797-2:1992(MOD)
JIS T 5504-2:2001の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 5504-2:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISK7113:1995
- プラスチックの引張試験方法
- JIST5504-1:2014
- 歯科用回転器具―軸―第1部:金属製