この規格ページの目次
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X 0532-1 : 2018 (ISO/IEC 15459-1 : 2014)
附属書A
(参考)
輸送単位に対するユニーク識別
注記 この附属書に示している例は,記載することを許可された実例である。使用されているデータ
及びAIDCキャリアの双方の例は網羅的ではない。
A.1 輸送単位に対する手引書提供における発番機関の役割
輸送単位に対する個々の識別子の利用を図解するために,登録機関から認可を受けている二つの発番機
関である,GS1及び万国郵便連合(UPU)を用いて,仮想の例を示している。
文字列の構成は,最低でも発番機関コード(IAC),企業識別番号(CIN)及びそのIDがCINの中で一
義であると考えられる識別子(ID)である。ある場合には,IDは,CINの中で一義ではなく企業の管理下
にある特定の資産形式の中で一義のこともある。もしIDが企業の中で一義でないなら,文字列は,企業
資産形式コード又は類似のものを含まなければならない。したがって,識別子発行者によって確立された
文字列は,他の発行者によって確立されたものと同じになることはあり得ない。さらに,JIS X 0532-2に
よって,全ての識別子の独自性が確実なものとなっている。
A.2 輸送単位に対するGS1ユニーク識別
図A.1は,輸送単位に対するGS1の文字列(18文字のSSCC)を示す。
1 1098756 100000011 8
先行する17桁に基づいて計算されたチェックディジット
識別子発行者から輸送単位に付与された連番値
GS1から識別子発行者に付与された企業識別番号
登録機関(RA)からGS1に付与された発番機関コード
(IAC)
図A.1−GS1の文字列
注記1 GS1は,GS1がユニーク識別子発行者に付与するCINに対してGS1事業者コード(Company
Prefix)という用語を用いている。
この文字列は,GS1アプリケーション識別子の限定子“00”とともにGS1-128バーコードシンボルに収
容される。バーコードシンボルのデータは,図B.1のようになり,走査されると,計算機システムにはこ
のようなデータ(表A.1)が渡されると期待されている。
――――― [JIS X 0532-1 pdf 6] ―――――
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X 0532-1 : 2018 (ISO/IEC 15459-1 : 2014)
表A.1−データストリーム−GS1
識別子
シンボル識別子
限定子 文字列
]C1 00 110987561000000118
注記2 限定子として採用したアプリケーション識別子“00”は,文字列中に含まれない。しかし,
識別子には含まれる。シンボル識別子は,バーコードには含まれないが,使用されたデータ
キャリアを識別する読取装置によって提供される。上記の例では,データキャリアは,
GS1-128バーコードである。
A.3 輸送単位に対するASC MH10ユニーク識別
図A.2は,発番機関(IA)としてUPUを用いた輸送単位に対するASC MH10の文字列を示す。
J NL Y 1234567890
識別子発行者から輸送単位に付与された連番値
サブドメインから識別子発行者に付与されたコード
万国郵便連合(UPU)からサブドメインに付与されたサブド
メインコード
登録機関(RA)から万国郵便連合(UPU)に付与された発番
機関コード(IAC)
図A.2−IAとしてUPUを用いたASC MH10文字列
この文字列は,文字列の前に置かれたASC MH10データ識別子の限定子“J”とともにCode 128バーコ
ードシンボルに収容される。バーコードシンボルのデータは,図B.2のようになり,走査されると,コン
ピュータシステムには次のようなデータが送られる(表A.2参照)。
表A.2−データストリーム−データ識別子
識別子
シンボル識別子
限定子 文字列
]C0 J JNLY1234567890
注記1 限定子として採用したデータ識別子“J”は,文字列中に含まれない。しかし,識別子には含
まれる。シンボル識別子は,バーコードには含まれないが,使用されたデータキャリアを識
別する読取装置によって提供される。上記の例では,データキャリアは,Code 128バーコー
ドである。
注記2 データキャリア識別子は,ISO/IEC 15424で規定している。
――――― [JIS X 0532-1 pdf 7] ―――――
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X 0532-1 : 2018 (ISO/IEC 15459-1 : 2014)
附属書B
(参考)
個々の輸送単位に対する識別子の例
注記 この附属書に示している例は,記載することを許可された実例である。使用されているデータ
及びAIDCキャリアの双方の例は網羅的ではない。
識別子の利用を図解するために,二つの発番機関(IA),すなわち,GS1及び万国郵便連合(UPU)は
登録機関(RA)から認可を受けていると想定している。
GS1の規則では,輸送単位に対する識別子文字列が18個の数字で構成されることになっており,最初
の数字(0,1,2 ··· 9)は,登録機関(RA)から付与され,次の文字は,GS1から識別子発行者へと付与
され,これに続く文字を識別子発行者が付与する。最後の数字は,これより前にある17桁に基づいて計算
されたチェックディジットである(図B.1参照)。
GS1 GS1によって固有の
登録機関によって 固有の輸送単位識別子 先行する17桁
アプリケ GS1に割り当てら輸送単位識別子番号番号発行組織によって に基づいて,計
ーション 発行組織に割り当て
れる固有の発番機 輸送単位に割り当てら 算されるチェッ
識別子 関コード(IAC) られる固有のコードれる固有のコード クディジット
SSCC (00) 0 00 98756 000000011 5
ユニーク識別子のシンボル表記
図B.1−GS1-128バーコードシンボルによる輸送単位に対するGS1識別子の表記
万国郵便連合(UPU)の規則では,固有の輸送単位識別子番号が35個を超えない英数字で構成されるこ
とになっており,先頭の英数字は,登録機関(RA)から万国郵便連合(UPU)に付与された発番機関コー
ド(IAC)である“J”となっている。次の英数字は,サブドメインを設けて,これを識別するために万国
郵便連合(UPU)から付与される。関連する万国郵便連合(UPU)規格では,数多くの異なる構造が定義
されており,その中の一つは,ISO 3166-1に従う2文字の国名コードを利用して,各国の郵便組織向けに
サブドメインを設けている。この“郵便組織識別子”の次には特に形式の定められていない領域があり,
それぞれの郵便組織が,この規格の枠組みに従う範囲で,独自に構造を定義できるようになっている(図
B.2参照)。
――――― [JIS X 0532-1 pdf 8] ―――――
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X 0532-1 : 2018 (ISO/IEC 15459-1 : 2014)
固有の識別子のシンボル表記
固有の輸送
単位識別子
(J) J N L Y 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
ASC UPUによってサ
登録機関によって 固有の輸送単位識別
サブドメインによって
データ識別子 UPUに割り当て ブドメインに割 子発行者によって輸
固有の輸送単位識別子
り当てられる独
られる固有の発番 送単位に割り当てら
発行者に割り当てられ
機関コード(IAC)自のコード る固有のコード れる固有のコード
図B.2−Code 128バーコードシンボルによる輸送単位に対するUPU識別子の表記
したがって,識別子発行者によって確立された文字列は,他の発行者によって確立されたものと同じに
なることはあり得ない。さらに,JIS X 0532-2によって,全ての識別子の独自性が確実なものとなってい
る。
――――― [JIS X 0532-1 pdf 9] ―――――
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X 0532-1 : 2018 (ISO/IEC 15459-1 : 2014)
参考文献
[1] ISO 3166-1,Codes for the representation of names of countries and their subdivisions−Part 1: Country codes
注記 ISO 3166-1の2006年版に対応したJIS X 0304:2011(国名コード)がある。
[2] ISO/IEC 9834-1,Information technology−Procedures for the operation of object identifier registration
authorities: General procedures and top arcs of the international object identifier tree
[3] JIS X 0515 出荷,輸送及び荷受用ラベルのための一次元シンボル及び二次元シンボル
注記 原国際規格では,ISO 15394,Packaging−Bar code and two-dimensional symbols for shipping,
transport and receiving labelsを記載している。
[4] ISO/IEC 15418,Information technology−Automatic identification and data capture techniques−GS1
Application Identifiers and ASC MH10 Data Identifiers and maintenance
注記 ISO/IEC 15418の1999年版に対応したJIS X 0531:2003(情報技術−EAN/UCCアプリケーシ
ョン識別子とFACTデータ識別子,及びその管理)がある。
[5] ISO/IEC 15424,Information technology−Automatic identification and data capture techniques−Data Carrier
Identifiers (including Symbology Identifiers)
注記 ISO/IEC 15424の2000年版に対応したJIS X 0530:2003[データキャリア識別子(シンボル体
系識別子を含む)]がある。
[6] ISO/IEC 15434,Information technology−Automatic identification and data capture techniques−Syntax for
high-capacity ADC media
注記 ISO/IEC 15434の1999年版に対応したJIS X 0533:2003(情報技術−大容量自動認識情報媒体
のための転送構文)がある。
[7] JIS X 0532-4 情報技術−自動認識及びデータ取得技術−ユニーク識別−第4部 : 個々の製品及び包装
物
注記 原国際規格では,ISO/IEC 15459-4,Information technology−Automatic identification and data
capture techniques−Unique identification−Part 4: Individual products and product packagesを記載
している。
[8] JIS X 0532-5 情報技術−自動認識及びデータ取得技術−ユニーク識別−第5部 : 個々の繰返し利用輸
送機材
注記 原国際規格では,ISO/IEC 15459-5,Information technology−Automatic identification and data
capture techniques−Unique identification−Part 5: Individual returnable transport items (RTIs) を記
載している。
[9] JIS X 0532-6 情報技術−自動認識及びデータ取得技術−ユニーク識別−第6部 : 集合品
注記 原国際規格では,ISO/IEC 15459-6,Information technology−Automatic identification and data
capture techniques−Unique identification−Part 6: Groupingsを記載している。
[10] ISO 17365,Supply chain applications of RFID−Transport units
[11] ANS MH.10.8.2,Data Identifier and Application Identifier Standard
JIS X 0532-1:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 15459-1:2014(IDT)
JIS X 0532-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.040 : 文字セット及び符号化
JIS X 0532-1:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0500-1:2009
- 自動認識及びデータ取得技術―用語―第1部:一般
- JISX0532-2:2018
- 情報技術―自動認識及びデータ取得技術―ユニーク識別―第2部:登録手順
- JISX0532-3:2018
- 情報技術―自動認識及びデータ取得技術―ユニーク識別―第3部:共通規則