この規格ページの目次
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X 3005-1 : 2014 (ISO/IEC 9075-1 : 2011)
附属書B
(参考)
処理系定義要素
この附属書は,この規格の本体で処理系定義として識別している機能を参照する。
処理系定義 (implementation-defined) という用語は,処理系間で異なってもよいが,それぞれの特定の処
理系に対して定義しなければならない特性を識別するために用いる。
1) “4.2.2 SQLエージェント”
a) QLの直接起動(“5.3.3.3 SQLの直接起動”参照)において,SQL文の実行を引き起こすSQLエ
ージェントは,処理系定義とする。
2) “4.2.4 SQLクライアントモジュール”
a) QLクライアントモジュールを作成又は破壊する機構は,処理系定義とする。
b) QLクライアントモジュールが名前をもつならば,許される名前は,処理系定義とする。
3) “4.2.9.1 カタログ”
a) カタログを作成及び破壊するための機構は,処理系定義とする。
b) <PREPARE文>及び<EXECUTE IMMEDIATE文>の実行によって,現行SQLセション中で動的に
準備される<準備可能文>の実行に対する既定カタログ名は,処理系定義とする。
4) “4.2.9.2 SQLスキーマ”
a) QLスキーマは,SQLスキーマ文の実行又は処理系定義の機構によって作成され,破壊されても
よい。
5) “4.4.3.1 数型”
a) 算術演算の結果が結果の型で正確に表現できないならば,結果を丸めるか又は切り捨てるかは,
処理系定義とする。
6) “4.4.3.2 文字列型”
a) 文字列型の最大長は,処理系定義とする。
b) 文字長大オブジェクト型の最大可変長は,処理系定義とする。
7) “4.4.3.3 2進オクテット列型”
a) 2進オクテット列型の最大長は,処理系定義とする。
b) 2進オクテット長大オブジェクト型の最大可変長は,処理系定義とする。
8) “4.6.2.2 照合順”
a) 提供される照合順で,各国規格又は国際規格によって定義された照合順から導出されない照合順
は,処理系定義とする。
9) “4.8.1 ホスト言語”
a) QL処理系によって提供されるホスト言語の集合は,処理系定義とする。
b) QLクライアントモジュール結合様式を用いるとき,SQLクライアントモジュールを指定する機
構は,処理系定義とする。
c) どの結合様式を選択しても,SQL文は,ソース言語文字集合 (source language character set) とし
て知られている処理系定義の文字集合で記述する。
10) “4.8.2.1 パラメタの一般的な渡し方及びデータ型対応情報”
――――― [JIS X 3005-1 pdf 51] ―――――
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X 3005-1 : 2014 (ISO/IEC 9075-1 : 2011)
a) 翻訳単位に対する外部ルーチンの参照とその翻訳単位との間の結合の方法及び時期は,処理系定
義とする。
11) “4.10.1 ルーチン一般情報”
a) 翻訳単位に対する外部ルーチンの参照とその翻訳単位との間の結合の方法及び時期は,処理系定
義とする。
12) “4.11.1 SQL文の種類”
a) QL処理系が提供する追加の文は,処理系定義とする。
13) “5.3.3.3 SQLの直接起動”
a) QLの直接起動では,SQL文の呼出し方法,条件を引き起こす方法,診断情報にアクセスする方
法,及び結果を報告する方法は,処理系定義とする。
14) “6.3.3.3 規則の評価順序”
a) QL呼出し関数が決定的であり,かつ,SQLデータを潜在的に修正しないならば,その呼出しは,
非本質的とする。そうでなければ,それが本質的であるか非本質的であるかは,処理系定義とす
る。
15) “6.3.6 サブルーチンとして用いる細分箇条”
a) 幾つかの場合には,明示的な構文をもたないこれらの細分箇条は,別の規格によって,及び/又
は処理系定義の機構を利用することによって呼び出されることを意図している。
b) これらの細分箇条の規則は,別の細分箇条,別の規格又は処理系定義の機構によって呼び出され
るある種の定義の“サブルーチン (subroutine)”であるかのように振る舞う。
16) “8.4 拡張及び選択機能”
a) QL処理系は,JIS X 3005 (ISO/IEC 9075) 規格群が規定する機能に対する付加的な処理系定義の
機能を提供してもよく,予約語をリストに追加してもよい。
b) QLフラグ機能が処理系定義の機能をフラグ付けするかどうかは,処理系定義とする。
c) QL処理系は,付加的な処理系定義のSQL呼出しルーチン,又はSQL呼出しルーチンの処理系
定義の引数値を提供してもよい。
――――― [JIS X 3005-1 pdf 52] ―――――
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X 3005-1 : 2014 (ISO/IEC 9075-1 : 2011)
附属書C
(参考)
処理系依存要素
この附属書は,規格に適合する処理系の動作を処理系依存として,この規格で陽に規定している箇所を
参照する。
処理系依存 (implementation-dependent) という用語は,処理系間で異なってもよいが,特定のどの処理系
に対しても規定する必要がない特性を識別するために用いる。
1) “4.6.1 SQLスキーマオブジェクト一般情報”
a) QL呼出しルーチンの特定名が陽に指定されないならば,それは,処理系依存とする。
2) “4.6.2.1 文字集合”
a) QL処理系に完全に含まれる文字に対して,それらを符号化して文字列にまとめる方法は,処理
系依存とする。
3) “4.7.2 決定性及び制約”
a) 決定的であることを主張するが,実際には決定的でないルーチンを呼び出す効果は,処理系依存
とする。
4) “4.8.1 ホスト言語”
a) 埋込みSQL結合様式に対して,SQL文から外部呼出し手続を生成する機構,それらの外部呼出し
手続をSQLクライアントモジュールにまとめる機構,及び各SQL文をそれから生成された外部
呼出し手続の呼出しに置き換える機構は,処理系依存とする。
5) “6.3.2 情報スキーマ及び定義スキーマの規定”
a) 情報スキーマのビューが基にする実際のオブジェクトは,処理系依存とする。
6) “6.3.3.2 規則の要件を示す用語”
a) IS X 3005 (ISO/IEC 9075) 規格群の形式及び構文規則に適合しない言語の扱いは,処理系依存と
する。
7) “6.3.3.3 規則の評価順序”
a) 優先順序が形式又は括弧によって特に決定されないとき,式を実際に左から右に評価するかどう
かは,処理系依存とする。
b) 式又は探索条件の非本質部分の評価が例外条件を引き起こすことになるならば,その例外条件を
引き起こすかどうかは,処理系依存とする。
c) 中間結果を含む格納場所の宣言型は,処理系依存とする。
8) “6.3.3.7 例外”
a) 例外条件で終了するSQL文の代入相手及びSQL記述子領域に与える効果は,JIS X 3005 (ISO/IEC
9075) 規格群で陽に定義していない限り,処理系依存とする。
b) QL文の実行結果として二つ以上の条件が引き起こされたならば,そのような二つ以上の条件に
ついての診断情報を利用可能にするかどうかは,処理系依存とする。
――――― [JIS X 3005-1 pdf 53] ―――――
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X 3005-1 : 2014 (ISO/IEC 9075-1 : 2011)
附属書D
(参考)
削除予定機能
この附属書は,ISO/IEC 9075-2の“附属書D 削除予定機能”を修正する。
次の機能については,この規格の改正で将来削除することを意図している。
なし。
――――― [JIS X 3005-1 pdf 54] ―――――
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X 3005-1 : 2014 (ISO/IEC 9075-1 : 2011)
附属書E
(参考)
ISO/IEC 9075:2008との非互換性
この規格のこの版は,JIS X 3005-1:2010 (ISO/IEC 9075-1:2008) で規定した,データベース言語SQLの
前の版との幾つかの非互換機能を導入する。
この附属書中で明記されていない限り,データベース言語SQLの機能及び能力は,JIS X 3005-1:2010
(ISO/IEC 9075-1:2008) と互換性がある。
1) IS X 3005-1:2010 (ISO/IEC 9075-1:2008)では,SQLプロファイル (SQL Profiles) がデータベース言
語SQLに対して定義されていた。この規格のこの版では,SQLプロファイルの定義が削除された。
――――― [JIS X 3005-1 pdf 55] ―――――
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JIS X 3005-1:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 9075-1:2011(IDT)
JIS X 3005-1:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.060 : 情報技術に使用される言語
JIS X 3005-1:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0221:1995
- 国際符号化文字集合(UCS) ― 第1部 体系及び基本多言語面
- JISX0221:2014
- 国際符号化文字集合(UCS)
- JISX0221:2020
- 国際符号化文字集合(UCS)