JIS X 5215:2010 近距離通信ワイヤード インタフェース(NFC-WI)

JIS X 5215:2010 規格概要

この規格 X5215は、トランシーバとフロントエンドとの間の有線によるデジタルインタフェースを規定する。

JISX5215 規格全文情報

規格番号
JIS X5215 
規格名称
近距離通信ワイヤード インタフェース(NFC-WI)
規格名称英語訳
Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems -- Near Field Communication Wired Interface (NFC-WI)
制定年月日
2010年10月20日
最新改正日
2015年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO/IEC 28361:2007(IDT)
国際規格分類

ICS

35.100.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
情報記録媒体 2020
改訂:履歴
2010-10-20 制定日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS X 5215:2010 PDF [19]
                                                                X 5215 : 2010 (ISO/IEC 28361 : 2007)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[2]
  •  3 表記方法・・・・[2]
  •  3.1 ビット表現・・・・[2]
  •  3.2 論理状態LOW及びHIGHの表現・・・・[2]
  •  3.3 名称・・・・[2]
  •  3.4 状態表記・・・・[2]
  •  4 記号及び略語・・・・[2]
  •  5 概要・・・・[3]
  •  6 信号・・・・[3]
  •  6.1 信号線・・・・[3]
  •  6.2 電気特性・・・・[3]
  •  6.3 クロック周波数(fCLK)・・・・[4]
  •  7 NFC-WI状態・・・・[4]
  •  7.1 オフ状態・・・・[5]
  •  7.2 活性化状態・・・・[5]
  •  7.3 オン状態・・・・[7]
  •  7.4 非活性化状態・・・・[8]
  •  7.5 コマンド状態・・・・[9]
  •  8 情報伝送・・・・[9]
  •  8.1 マンチェスタビット符号化・・・・[9]
  •  8.2 モディファイドミラービット符号化・・・・[10]
8.3 fCLK/128(106 kb/s)におけるビット符号化 10
8.4 fCLK/64(212 kb/s)におけるビット符号化 11
8.5 fCLK/32(424 kb/s)におけるビット符号化 12
  •  附属書A(参考)NFCIP-1へのNFC-WIの応用・・・・[13]
  •  附属書B(参考)コマンド状態について・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 5215 pdf 1] ―――――

X 5215 : 2010 (ISO/IEC 28361 : 2007)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人情報処理学会(IPSJ)及び財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 5215 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
X 5215 : 2010
(ISO/IEC 28361 : 2007)

近距離通信ワイヤード インタフェース(NFC-WI)

Information technology-Telecommunications and information exchange between systems-Near Field Communication Wired Interface (NFC-WI)

序文

  この規格は,2007年に第1版として発行されたISO/IEC 28361を基に,技術的内容及び対応国際規格の
構成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格は,近距離通信(以下,NFCという。)システムにおいて,トランシーバ及びフロントエンド
と称する二つのコンポーネント間の二線インタフェースを規定する。NFC-WIを実装するシステムは,図
1に示すようなNFCIP-1の無線フロントエンドを実現できる。この規格は,シグナルインの信号線,シグ
ナルアウトの信号線,及び伝送されるデジタル信号に対する要件を規定する。附属書Aに,NFC-WIを実
装したNFCIP-1デバイスのための特有の考慮点を列挙する。
図1−NFC-WIの概念図

1 適用範囲

  この規格は,トランシーバとフロントエンドとの間の有線によるデジタルインタフェースについて規定
する。
なお,この規格は,信号線,二値信号,状態遷移,及び三つの伝送速度に対するビット符号化に関する
規定を含む。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 28361:2007,Information technology−Telecommunications and information exchange
between systems−Near Field Communication Wired Interface (NFC-WI)(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ

――――― [JIS X 5215 pdf 3] ―――――

2
X 5215 : 2010 (ISO/IEC 28361 : 2007)
とを示す。

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
クロック(Clock)
3.2で定義するLOW及びHIGHの1/(2×fCLK)の周期をもったシーケンス。ただし,fCLKは,6.3で定義す
るクロック周波数。
2.2
インフォメーション(Information)
箇条8で定義する符号化方式によって符号化されたデータ。
2.3
フロントエンド(Front-end)
シグナルアウト信号線を駆動し,シグナルイン信号線の信号を受信する構成要素。
2.4
トランシーバ(Transceiver)
シグナルイン信号線を駆動し,シグナルアウト信号線の信号を受信する構成要素。

3 表記方法

3.1 ビット表現

  ビットの値は,0又は1を用いる。

3.2 論理状態LOW及びHIGHの表現

  論理状態LOW及びHIGHの表現は,次による。
a) 表1で規定するとおり,信号の電気レベルが入力電圧VIL又は出力電圧VOLのとき,論理信号状態は
LOWになる。
b) 表1で規定するとおり,信号の電気レベルが入力電圧VIH又は出力電圧VOHのとき,論理信号状態は
HIGHになる。

3.3 名称

  名称は,この規格では規定しない。

3.4 状態表記

  状態は,統一モデル化言語(Unified Modelling Language,UML。JIS X 4170参照)で表記する。

4 記号及び略語

  AND             論理積
fCLK 6.3で定義するクロック周波数
NFC-WI 近距離通信ワイヤード インタフェース
OR 論理和
XOR 排他的論理和
÷ 固定値でクロック周波数を除する算術演算
表1に,電気特性のための略号を列挙する。

――――― [JIS X 5215 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
X 5215 : 2010 (ISO/IEC 28361 : 2007)

5 概要

  NFCワイヤード インタフェース(NFC-WI)は,図2に示すように,シグナルイン信号線及びシグナ
ルアウト信号線を規定する。信号線は,HIGH及びLOWの二値信号を伝送する。
NFC ワイヤード
インタフェース
(NFC-WI)
NFC NFC
シグナルアウト
トランシーバ フロントエンド
シグナルイン
適用範囲
図2−NFC-WI
二つの信号線上における信号の組合せによって,箇条7に定義するNFC-WI状態を構成する。
箇条8は,NFC-WI状態がオン状態にあるときの情報伝送の符号化を規定する。ただし,データ伝送速
度は,fCLK/128,fCLK/64,及びfCLK/32である。
附属書Aは,NFC-WIを実装したときのNFCIP-1特有の考慮点を列挙する。附属書Bは,NFCIP-1以外
のプロトコルを使用する場合などにおける,NFC-WI状態がコマンド状態にあるときのとり得る用途を列
挙する。

6 信号

6.1 信号線

6.1.1  シグナルイン
トランシーバは,シグナルイン信号線をHIGH及びLOWの二値信号でドライブする。フロントエンド
は,シグナルイン信号線上の二値信号を受信する。
6.1.2 シグナルアウト
フロントエンドは,シグナルアウト信号線をHIGH及びLOWの二値信号でドライブする。トランシー
バは,シグナルアウト信号線上の二値信号を受信する。

6.2 電気特性

  信号線は,図3に示し,表1に規定する二値のデジタル信号を伝送しなければならない。

――――― [JIS X 5215 pdf 5] ―――――

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  • ISO/IEC 28361:2007(IDT)

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