JIS X 6323-3:2011 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近傍型―第3部:衝突防止及び伝送プロトコル | ページ 8

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
フラグ 情報 その他の
SOF UID DSFID AFI CRC16 EOF
バイト フラグ フィールド
8ビット 8ビット 64ビット 8ビット 8ビット 下記参照 16ビット
図49−Errorflag (=0) と設定されている場合のGet system information応答
応答パラメタ :
エラーがあった場合,Errorflag (=1)(表6参照)及びエラーコード(図48参照)
エラーがなかった場合,
Errorflag (=0)
情報フラグ
UID[必す(須)]
情報フィールド : 情報フラグが設定されている場合,図49及び表9に示すように,対応するフラグ
の順に並ぶ。
表9−情報フラグの内容
ビット フラグ名 値 内容
DSFIDは,採用されていない。
0
DSFIDフィールドは,存在しない。
b1 DSFID
DSFIDは,採用されている。
1
DSFIDフィールドは,存在する。
AFIは,採用されていない。
0
AFIフィールドは,存在しない。
b2 AFI
AFIは,採用されている。
1
AFIフィールドは,存在する。
VICCメモリサイズの情報(表10参照)は,採用されていない。
0
メモリサイズのフィールドは,存在しない。
b3 VICCメモリサイズ
VICCメモリサイズの情報は採用されている。
1
メモリサイズのフィールドは存在する。
IC参照情報は,採用されていない。
0
IC参照情報のフィールドは存在しない。
b4 IC参照情報
IC参照情報の情報は採用されている。
1
IC参照情報のフィールドは,存在する。
b5 RFU 0
b6 RFU 0
b7 RFU 0
b8 RFU 0
表10−VICCメモリサイズ情報
MSB LSB
16 14 13 9 8 1
RFU ブロックサイズ ブロック数
ブロックサイズは,1ブロック当たりのバイト数を5ビットで表現し,32バイト,すなわち256ビット

――――― [JIS X 6323-3 pdf 36] ―――――

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
まで設定できる。その値は,実際のバイト数より一つ少ない。
例えば,“1F”のときは,32バイトを示し,“00”は,1バイトを示す。
ブロック数は,8ビットで表現し,256ブロックまで設定できる。その値は,実際のブロック数より一つ
少ない。
例えば,“FF”のときは,256ブロックを示し,“00”は,1ブロックを示す。
上位3ビットは,RFUとして留保し,“0”に設定しなければならない。
IC参照情報は,8ビットで表現し,その内容は,IC製造業者が定める。
10.4.13 Get multiple block security status(複数ブロックセキュリティ状態取得コマンド)
コマンドコード=“2C”
Get multiple block security statusコマンド(図50参照)を受信すると,VICCは,ブロックセキュリティ
状態を返す。
ブロック数は,“00”“FF”(0255)とする。
コマンドの中のブロック数は,VICCが応答するブロック数よりも一つ少ない。
例えば,“ブロック数”フィールドに“06”の値があると,7個のブロックのセキュリティ状態を読み出
す。“ブロック数”フィールドが“00”の場合,単一のブロックセキュリティ状態を返す。
フラグ Get multiple block 最初の ブロック
SOF UID CRC16 EOF
バイト security status ブロック番号 数
8ビット 8ビット 64ビット 8ビット 8ビット 16ビット
図50−Get multiple block security statusコマンドの形式
要求パラメタ :
UID(任意選択)
最初のブロック番号
ブロック数
フラグ
SOF エラーコード CRC16 EOF
バイト
8ビット 8ビット 16ビット
図51−Errorflag (=1) と設定されている場合のGet multiple block security status応答
フラグ ブロックセキュリ
SOF CRC16 EOF
バイト ティ状態
8ビット 8ビット 16ビット
必要な回数
繰り返す
図52−Errorflag (=0) と設定されている場合のGet multiple block security status応答
応答パラメタ :
エラーがあった場合,Errorflag (=1)(表6参照)及びエラーコード(図51参照)
エラーがなかった場合,Errorflag (=0) 及びブロックセキュリティ状態(図52に示すような繰返し)

――――― [JIS X 6323-3 pdf 37] ―――――

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10.5 製造業者設定コマンド

  製造業者設定コマンドの形式(図53参照)は,一般的なもので,VICCの製造業者によって明確に情報
設定される。
製造業者設定コマンドコード(16ビット)は,Custom(VICC製造業者が設定するコマンドコード,表
8参照)とVICC製造業者が登録しているIC製造業者コードとの組合せとする。
製造業者設定コマンドのパラメタは,VICC製造業者が設定する。
製造業者設定コマンド
フラグ IC製造業者
SOF Custom の CRC16 EOF
バイト コード
パラメタ
8ビット 8ビット 8ビット 製造業者によって設定 16ビット
図53−製造業者設定コマンドの形式
要求パラメタ :
JIS X 6320-6:2006によるIC製造業者コード
フラグ
SOF エラーコード CRC16 EOF
バイト
8ビット 8ビット 16ビット
図54−Errorflag (=1) と設定されている場合の製造業者設定コマンドの応答
フラグ
SOF 製造業者設定コマンド応答のパラメタ CRC16 EOF
バイト
8ビット 製造業者が設定 16ビット
図55−Errorflag (=0) と設定されている場合の製造業者設定コマンドの応答
応答パラメタ :
エラーがあった場合,Errorflag (=1)(表6参照)及びエラーコード(図54参照)
エラーがなかった場合,Errorflag (=0) 及び製造業者設定パラメタ(図55参照)

10.6 専用コマンド

  このコマンドの形式は,この規格では規定しない。

――――― [JIS X 6323-3 pdf 38] ―――――

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
附属書A
(参考)
他の規格との互換性
この規格は,他のカードに関する規格,例えば,JIS X 6320-2の規格及び参考文献に示す関連規格をVICC
に加えることを妨げない。

――――― [JIS X 6323-3 pdf 39] ―――――

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
附属書B
(参考)
衝突防止用VCD擬似コード
次の斜体文字で記述されている擬似コードは,VCDの衝突防止の方法について示す。
衝突の検出方法については,示していない。
16スロットの場合のアルゴリズム
; pushes on private stack
function push (mask, address)
function pop (mask, address); pops from private stack
function pulsenextpause ; generates a power pulse
function store(VICCUID) ; stores VICCUID
function pollloop (subaddresssize as integer)
; address length must be four (4) its.
pop (mask, address)
mask = address & mask ; generates new mask
; send the Request
mode = anti-collision
sendRequest(Requestcmd, mode, mask length, mask value)
for subaddress = 0 to (2^subaddresssize - 1)
if nocollisionisdetected then ; VICC is inventoried
store (VICCUID)
else ; remember a collision was detected
push(mask,address)
endif
pulsenextpause
next subaddress
; if some collisions have been detected and not yet processed,
; the function calls itself recursively to process the last
; stored collision
if stacknotempty then pollloop (subaddresssize)
end pollloop
maincycle:
mask = null
address = null
push (mask, address)
pollloop(subaddresssize)
endmaincycle

――――― [JIS X 6323-3 pdf 40] ―――――

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JIS X 6323-3:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 15693-3:2009(IDT)

JIS X 6323-3:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6323-3:2011の関連規格と引用規格一覧