JIS Z 3181:2005 溶接材料のすみ肉溶接試験方法 | ページ 2

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Z 3181 : 2005
dd
dd
V L1L1 CC
L1=S S
L1=S S
TT TT
P SS P S S
P P
L2 L2 L2 L2
とつすみ肉
a)とつすみ肉
a) へこみす み肉
b) b)へこみすみ肉
d d : け書き線
SS : すみ肉のサイズ TT : 理論のど厚
L1 , L2 : 脚長
L1,L2 ( L2 - L1= 脚長の差) PP : 溶込み
VV : 膨らみ CC : へこみ
図 2 すみ肉の形状
a a a
1 1 1
b c d
2 2
2
a) a)補強する
止端部補強 b) b) ウエブ位置変更
位置をずらす c) c) 切欠き入れ
切欠きを入れる
1 : ウェブ
1 2 : フランジ
2
a : 応力負荷方向
a c
c : フランジ幅の3/4
b : 補強溶接
b d : 切欠き深さは実際のど厚の1/2以下
d
図 3 すみ肉溶接部を容易に破断するための代替案

――――― [JIS Z 3181 pdf 6] ―――――

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表 1 破断面で許容される不完全部の大きさ
不完全部の種類 許容される不完全部の大きさ (ISO 5817 Level B)
割れ
あってはならない。
(cracks)
ガス孔と分散したポロシティ 不完全部の総和が,観察面積の1 %以下であり,
個々の不完全部の最大径が(理論のど厚×0.2)以下,
(gas pore and uniformly distributed porosity)
かつ,3 mm以下でなければならない。
集中発生したポロシティ 不完全部の総和が,観察面積の4 %以下であり,
[clustered (localized) orosity] 個々の不完全部の最大径が(理論のど厚×0.2)以下,
かつ,2 mm以下でなければならない。
線状のポロシティ 不完全部の総和が,観察面積の2 %以下であり,
(linear porosity) 個々の不完全部の最大径が(理論のど厚×0.2)以下,
かつ,2 mm以下でなければならない。
延伸した空孔とウォームホール ・不完全部の高さ又は幅が,(理論のど厚×0.2)以下であり,
(elongated cavity and wormholes) かつ,2 mm以下でなければならない。
・溶接方向への不完全部の長さが,理論のど厚以下であり,
かつ,25 mm以下でなければならない。
非金属介在物 ・不完全部の高さ又は幅が,(理論のど厚×0.2)以下であり,
かつ,2 mm以下でなければならない。
(solid inclusions, slag inclusions, flux inclusions,
and oxide inclusions) ・溶接方向への不完全部の長さが,理論のど厚以下であり,
かつ,25 mm以下でなければならない。
銅以外の金属介在物 不完全部の高さ又は幅が(理論のど厚×0.2)以下であり,
(metallic inclusions other than copper) かつ,2 mm以下でなければならない。
銅介在物
あってはならない。
(copper inclusions)
融合不良
あってはならない。
(lack of fusion)
溶込み不良
あってはならない。
(lack of penetration)
参考 ISO 5817 Level B 参照
d) すみ肉溶接金属の破断を容易にするために,次に示す方法の一つ以上を用いることができる。
1) 図 3のa)に示すように,溶接の両止端部を補強する。
2) 図 3のb)に示すように,フランジ上のウェブ位置を変更する。
3) 図 3のc)に示すように,溶接金属の表面に切欠きを入れる。
4) 試験板を0℃以下に冷却する。

7. 試験報告

 試験報告の項目は,次による。ただし,試験報告を行う場合は,当事者間の協定によって
その内容を省略することができる。
a) 溶接材料及び試験板
1) 溶接材料のJIS(部門記号・番号)
2) 試験板(母材)の種類
3) 溶接材料の銘柄及び種類
4) 溶接材料のヒート番号又はロット番号
5) 溶接材料の再乾燥条件

――――― [JIS Z 3181 pdf 7] ―――――

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b) 溶接条件
1) 溶接方法
2) 電源
3) 溶接材料の径
4) 電源極性
5) 溶接電流
6) ワイヤ供給速度(適用する場合)
7) アーク電圧
8) 溶接速度
9) 母材-チップ間距離(適用する場合)
10) シールドガスの種類及び流量(適用する場合)
11) 予熱及びパス間温度
12) 溶接姿勢
c) この規格との相違点
d) 試験結果
1) 目視観察結果
2) それぞれの脚長及び脚長の差
3) すみ肉の膨らみ
4) すみ肉のへこみ
5) 理論のど厚
6) すみ肉のサイズ
7) すみ肉の長さ方向に沿った溶込み不良の長さ(適用する場合)
8) 破断面で検出されたその他の不完全部(適用する場合)

――――― [JIS Z 3181 pdf 8] ―――――

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Z3
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附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
81 : 2
0 05
JIS Z 3181 : 2004 溶接材料のすみ肉溶接試験方法 ISO 15792-3 : 2000,溶接材料の溶接姿勢適合性と溶込み性を評価するためのす
み肉溶接試験方法
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ご
規格番号 との評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1. 適用 炭素鋼,低合金鋼,ステンレISO 1 炭素鋼,低合金鋼, IDT
範囲 ス鋼並びにニッケル及びニッ15792-3 ステンレス鋼並びに
ケル合金のアーク溶接材料 ニッケル及びニッケ
(被覆アーク溶接棒及び溶接 ル合金のアーク溶接
ワイヤ)のすみ肉溶接試験に 材料(被覆アーク溶
ついて規定する。 接棒及び溶接ワイ
ヤ)のすみ肉溶接試
験について規定す
る。
2. 引用 JIS Z 3001 ISO 2 MOD/追加 実質的に差異はない。
他のJISに合わせ,JIS Z 3001
規格 JIS Z 3011 15792-3 ISO 6947 を追加した。 JIS Z 3011は,
ISO 5817 ISO 5817 ISO 6947の該当事項と同等で
ある。
3. 定義 JIS Z 3001によるほか,フラ ISOでは図中に記し MOD/追加 ISO 15792-3には“へこみ”を定
他のJISに合わせ,JIS Z 3001
ンジ,ウェブ,膨らみ,へこ てあり,項目として 義していないが,適用する溶接材
にないものは定義した。また,
み について定義する。 は規定していない。 “へこみ”については定義さ料のJIS及びISOが“へこみ”の
れていなかったので追加し 測定を要求する場合があるので,
た。 追加した。実質的に差異はない。
Z3
4. 試験 a) 試験に用いる溶接材料 ISO 3 試験する溶接材料 MOD/変更 構成上の変更を行い,また溶実質的に差異はない。
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材料 b) 試験板の種類及び表面の 15792-3 4 試験板の種類及び表 接材料の規格をJISと置き換
1 : 2
清浄 面の清浄 えた。
0
c) 試験板の寸法 5.1 試験板の準備と寸法
05
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――――― [JIS Z 3181 pdf 9] ―――――

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Z 3181 : 2005
Z3
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0 05
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ご
規格番号 との評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
5. 試験 a) 試験板の組立て 5.1 試験板の準備と寸法 IDT
板の溶接 b) 溶接姿勢及び溶接条件 5.2 溶接姿勢,溶接条件 MOD/追加 構成上の変更を行い,また,実質的に差異はない。
c) すみ肉溶接の長さ 及びすみ肉溶接の長 予熱を必要とする溶接材料
さ への配慮を追加した。
d) 溶接速度 5.3 溶接速度 MOD/変更 JISに置き換えた。 〃
e) 次溶接の準備 5.4 次溶接への準備 MOD/変更 JISに置き換えた。 〃
6. 試験 6.1 外観の観察 ISO 6.1 外観の観察と試験片 MOD/変更 JISに置き換えた。 実質的に差異はない。
方法 15792-3 の採取
6.2 試験片の採取 6.2 試験片の作成と断面 MOD/追加 構成上の変更を行い,また, 〃
6.3 断面の測定 の測定 すみ肉のサイズとへこみの
測定を追加した。
6.4 破断面の観察 6.3 破断面の観察 MOD/変更 JISでは,ISO 5817に示す不ISO見直し時に提案を検討。
ISO 5817 Level Bの 完全部の種類から,破断面で
要求を満足すべき, 観察される不完全部だけを
とのみ記載。 表1として抽出した。
6.4 破断を容易化する方 MOD/変更 構成上の変更を行った。 実質的に差異はない。

7. 試験 試験報告を必要とする項目をISO 7 試験報告を必要とす MOD/追加 すみ肉のサイズとへこみを 溶接方法によって,必要としない
報告 規定 15792-3 る項目を規定 測定項目として追加した。 又は測定できない事項について
は“(適用する場合)”の記述を付
Z3
加した。
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JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
: 2
0 05
8

――――― [JIS Z 3181 pdf 10] ―――――

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JIS Z 3181:2005の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 15792-3:2000(MOD)

JIS Z 3181:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 3181:2005の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ3001:1999
溶接用語
JISZ3001:1950
医療用刀
JISZ3011:2014
溶接姿勢―傾斜角及び回転角による定義