14
Z 8785 : 2019 [ISO 23539 : 2005 (CIE S 010 : 2004) ]
表2−暗所視での分光視感効率V'(λ) の決定値(続き)
波長 分光視感効率 波長 分光視感効率 波長 分光視感効率
(nm) (nm) (nm)
698 0.000 020 38 726 0.000 003 270 754 0.000 000 601
699 0.000 019 05 727 0.000 003 070 755 0.000 000 567
700 0.000 017 80 728 0.000 002 884 756 0.000 000 535
701 0.000 016 64 729 0.000 002 710 757 0.000 000 505
702 0.000 015 56 730 0.000 002 546 758 0.000 000 477
703 0.000 014 54 731 0.000 002 393 759 0.000 000 450
704 0.000 013 60 732 0.000 002 250 760 0.000 000 425
705 0.000 012 73 733 0.000 002 115 761 0.000 000 401
706 0.000 011 91 734 0.000 001 989 762 0.000 000 379 0
707 0.000 011 14 735 0.000 001 870 763 0.000 000 358 0
708 0.000 010 43 736 0.000 001 759 764 0.000 000 338 2
709 0.000 009 76 737 0.000 001 655 765 0.000 000 319 6
710 0.000 009 14 738 0.000 001 557 766 0.000 000 302 1
711 0.000 008 56 739 0.000 001 466 767 0.000 000 285 5
712 0.000 008 02 740 0.000 001 379 768 0.000 000 269 9
713 0.000 007 51 741 0.000 001 299 769 0.000 000 255 2
714 0.000 007 04 742 0.000 001 223 770 0.000 000 241 3
715 0.000 006 60 743 0.000 001 151 771 0.000 000 228 2
716 0.000 006 18 744 0.000 001 084 772 0.000 000 215 9
717 0.000 005 80 745 0.000 001 022 773 0.000 000 204 2
718 0.000 005 44 746 0.000 000 962 774 0.000 000 193 2
719 0.000 005 10 747 0.000 000 907 775 0.000 000 182 9
720 0.000 004 78 748 0.000 000 855 776 0.000 000 173 1
721 0.000 004 49 749 0.000 000 806 777 0.000 000 163 8
722 0.000 004 21 750 0.000 000 760 778 0.000 000 155 1
723 0.000 003 951 751 0.000 000 716 779 0.000 000 146 8
724 0.000 003 709 752 0.000 000 675 780 0.000 000 139 0
725 0.000 003 482 753 0.000 000 637
――――― [JIS Z 8785 pdf 16] ―――――
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Z 8785 : 2019 [ISO 23539 : 2005 (CIE S 010 : 2004) ]
附属書A
(参考)
関連用語
この規格では用いられていないが,関連する主な用語について,国際照明用語集(CIE,1987a)での定
義を次に示す。
注記 国際照明用語集は,IEC 60050-845:1987,International Electrotechnical Vocabulary, Chapter 845
Lightingとしても出版されている。また,この国際規格を基に作成したJIS Z 8113:1998の用語
番号を示す。
A.1
明るさ(brightness)
ある面から発している光の強弱の見え方の基になる視感覚の属性(ILV 845-02-28,JIS Z 8113の03012
参照)。
A.2
すい(錐)体(cones)
網膜の中にあって,明所視過程を引き起こす感光色素を含む光受容器(ILV 845-02-02,JIS Z 8113の02002
参照)(“明所視”参照)。
A.3
検出器(光放射の)[detector (of optical radiation)]
光放射の入射によって,何らかの(測定が可能な)物理的効果を生じる装置。
A.4
光(light)
光には,次の二つの意味がある。
A.4.1
光(知覚)[(perceived) ight]
視覚系に特有な知覚及び感覚の普遍的で本質的な属性(ILV 845-02-17,JIS Z 8113の03001参照)。
A.4.2
可視放射(visible radiation)
A.15(可視放射)を参照。
A.5
薄明視(mesopic vision)
暗所視と明所視との中間(状態)の視覚(ILV 845-02-11,JIS Z 8113の02011参照)。
注記 薄明視覚では,すい体及びかん体の両方が活動している。
A.6
測光量(photometric quantity)
測光標準観測者によって評価された物理量(“放射量”及び“測光量”を参照。)。
――――― [JIS Z 8785 pdf 17] ―――――
16
Z 8785 : 2019 [ISO 23539 : 2005 (CIE S 010 : 2004) ]
A.7
測光(photometry)
与えられた分光視感効率関数[例えば,V(λ) 又はV'(λ)]によって評価された放射に関する量の測定(ILV
845-05-09,JIS Z 8113の05022参照)。
A.8
明所視(photopic vision)
少なくとも数カンデラ毎平方メートルの輝度レベルに順応したときの,正常眼による視覚(ILV
845-02-09,JIS Z 8113の02009参照)。
注記1 すい体は,明所視で主として活動している光受容器である。
注記2 この状態は,色として見える範囲である。
A.9
物理測光(physical photometry)
物理的(放射)検出器を使用して測定を行う測光(ILV 845-05-13,JIS Z 8113の05026参照)。
A.10
放射量及び測光量(radiometric and photometric quantities)
エネルギーとして評価される放射の純粋な物理量は,放射量と呼ばれる。放射量はそれぞれ,測光標準
観測者によって評価された測光量との対応関係がある。これらの2種類の量は,同一の主要な記号で表さ
れ,放射量では添字“e”(energy),測光量では添字“v”(visual)で区別される。一例として,Φeは放射
束(ワット)を表し,Φvは光束(ルーメン)を表している。
A.11
かん(杆)体(rods)
網膜の中にあって,暗所視過程を引き起こす感光色素を含む光受容器(ILV 845-02-03,JIS Z 8113の02003
参照)(“暗所視”参照)。
A.12
暗所視(scotopic vision)
100分の数カンデラ毎平方メートル未満の輝度レベルに順応したときの,正常眼による視覚(ILV
845-02-10,JIS Z 8113の02010参照)。
注記1 かん体は,暗所視で主として活動している光受容器である。
注記2 これらの状況下では,スペクトルは色がなくなって見え,最大分光視感効率は明所視の状況
よりも短波長側にシフトする。
A.13
分光密度(放射量,測光量又は光子量)[spectral concentration (of a radiant, luminous or photon quantity)]
波長λにおける波長幅の要素dλに含まれる放射量,測光量又は光子量dX(λ) を波長幅の要素で除した量
(ILV 845-01-17,JIS Z 8113の01018参照)。
dX
X
d
単位 : [X]・m−1,例えば,W・m−1,lm・m−1など。
注記1 特定の一波長においてではなく,広い波長範囲にわたって関数Xλ(λ) を扱うときには,分光
分布という用語が使われることが多い。
注記2 量Xは周波数ν,波数σなどの関数として表すこともでき,相当する記号はX(ν),X(σ) など
――――― [JIS Z 8785 pdf 18] ―――――
17
Z 8785 : 2019 [ISO 23539 : 2005 (CIE S 010 : 2004) ]
及びXν,Xσなどである。
注記3 波長以外のスペクトルの座標を使用することによる曖昧さのリスクがある場合は,“周波数
に対する···の分光密度”などの表現を用いるのがよい。
A.14
分光視感効率(波長λの単色放射の)[spectral luminous efficiency (of monochromatic radiation of wavelength λ)]
特定の測光条件の下で,波長λの放射と波長λmの放射とが同じ強さの光感覚を生じる場合に,その波長
λの放射束に対する波長λmの放射束の比。ここで,λmはこの比の最大値が1に等しいように選ぶ(ILV
845-01-22,JIS Z 8113の01024参照)。
A.15
可視放射(visible radiation)
直接視覚の原因となり得る光放射(ILV 845-01-03,JIS Z 8113の01004参照)。
注記 可視放射の波長限界は網膜に達する放射パワーの量,及び観測者の応答度に依存するので明確
には定まらない。一般に,短波長の限界は360 nmと400 nmとの間に,長波長の限界は760 nm
と830 nmとの間にとられる。
A.16
視感測光(visual photometry)
光刺激相互の定量的な比較を人間の目によって行う測光(ILV 845-05-11,JIS Z 8113の05024参照)。
A.17
波長,λ(wavelength,λ)
周波数の伝搬方向における,同位相の隣接する2点間の距離(ILV 845-01-14,JIS Z 8113の01015参照)。
注記 媒質中での波長は,真空中での波長を屈折率で除したものに等しい。特に断りがなければ,波
長の値は一般に空気中での波長である。分光光学用の標準空気(t=15 ℃,ρ=101 325 Pa)の屈
折率は,可視放射の場合には,1.000 27と1.000 29との間にある。
――――― [JIS Z 8785 pdf 19] ―――――
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Z 8785 : 2019 [ISO 23539 : 2005 (CIE S 010 : 2004) ]
附属書B
(参考)
CIE物理測光システムの背景
この測光システムのより詳細な説明は,BIPM刊行物“Principles Governing Photometry”(Wyszecky et al,
1983),及びCIE出版物“The Basis of Physical Photometry”(CIE,1983)に記載されている。
B.1 測光基本単位の進化
その起源からおよそ1950年まで,測光は主に目視による光源の比較を対象としてきた。そのため,光度
は伝統的に光源の基本的な測光量と考えられてきた。最も初期の標準はろうそくであった。そして,カン
デラの名称は国際単位系での測光の基本単位として維持されてきた(CGPM,1948)。カンデラは,国際単
位系の運用当初から基本単位の一つであった。カンデラは,それが1979年に電力のSI組立単位であるワ
ット(放射束に対応)に関連付けられた後でさえ,基本単位を維持していた。
測光で通常対象となる種類の広域帯放射ではなく,単色放射によるカンデラの定義は,国際度量衡総会
(CGPM)(Blevin,1979)における測光・放射測定諮問委員会(CCPR)の委員による再定義の時点にお
ける,測光及び放射測定の最高水準の技術を精密に分析した結果である。定数683 cd・sr・W−1は,明所視
における最大視感効果度Kmの1979年時点での最良推定値であり,それは,明所視カンデラをそれ以前の
レベルで維持するために必要なものであった。現在では,物理測光と光放射測定とを関連付けるために定
義された定数となっており,明所視と暗所視との両方に適用される。所定の周波数540×1012 Hzに対応す
る固定参照点において,視感効果度関数K(λ) とK'(λ) の値は,共に683 cd・sr・W−1(683 lm・W−1)である。
当時,新しい定義は既存の暗所視カンデラを約3 %増加させることが分かったが,この僅かな変化は許容
された。
波長ではなく定義された周波数を選択することで,カンデラは光の伝搬媒質に依存しない。
これらの特徴は,SI基本単位の再定義を必要とすることなく,測光の更なる進歩を可能とするものであ
る。
B.2 人間の眼の分光応答
人間の眼の分光応答は光の波長に依存する。可視スペクトルの異なる部分からの等しい量の放射束は異
なる視覚刺激を生成する。異なる観測者の分光視感効率の測定は,1918年のCoblenz及びEmersonの研究
(Coblenz and Emerson,1918)に始まり,早くから行われた。すぐに,眼の応答は観測者によって異なる
ことが認識された。これらの観測者による変動は視感測光において誤差の原因となるが,測定が光電計測
で行われ,国際的に認められた平均的な分光視感効率関数に基づけば,この誤差を避けることができ,世
界で共通に用いるための曖昧性がなく整合性のある測光スケールが与えられる。1924年までに,更に幾つ
かの個々の観測者に対する分光視感効率関数の測定が行われ,それらの三つは交照法,二つは隣接する波
長刺激を併置して直接比較する方法(逐次比較法)であった(Walsh,1958)。これをCIEは一つの標準的
応答関数として採択した。
V(λ) として定義された最初の標準分光視感効率関数は,最低でも数カンデラ毎平方メートルの輝度レベ
ルでの明所視で適用された。
さらなる研究によって,人間の眼の分光応答は物体の輝度の低下に伴って変化することが明らかになっ
――――― [JIS Z 8785 pdf 20] ―――――
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JIS Z 8785:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 23539:2005/CIE S 010:2004(IDT)
JIS Z 8785:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.180 : 光学及び光学的測定 > 17.180.01 : 光学及び光学測定一般