4
A 0017 : 2018
4 機器の組込みのための開口部寸法
機器の組込みのための開口部寸法は,次による。
a) 機器をユニットに組み込む場合の寸法は,表3及び図4による。
表3−機器をユニットに組み込む場合の寸法
単位 mm
記号 名称 寸法
E1 ユニットの奥行き(扉を含まない)E−50を最小とする(Eは表1による。)。
H ユニットに機器を組み込むための 50×n
開口部の高さ(呼び寸法)
E2 ユニットに機器を組み込むための E1−40を最小とする。
開口部の奥行き
H1 ユニットに機器を組み込むための H−40を最小とする。
開口部の高さ
J1 ユニットに機器を組み込むための J−50を最小とする(Jは表1による。)。
開口部の幅
nは正の整数とする。
図4−機器をユニットに組み込む場合の寸法記号
――――― [JIS A 0017 pdf 6] ―――――
5
A 0017 : 2018
b) 機器をワークトップの下に組み込む場合の寸法は,表4及び図5による。
表4−機器をワークトップの下に組み込む場合の寸法
単位 mm
記号 名称 寸法
P 機器を組み込むための高さ A−40(Aは表1による。)
図5−機器をワークトップの下に組み込む場合の寸法記号
――――― [JIS A 0017 pdf 7] ―――――
6
A 0017 : 2018
c) 機器をワークトップに落とし込んで組み込む場合の開口部の寸法は,表5及び図6による。
表5−機器を落とし込んで組み込む場合の寸法
単位 mm
記号 名称 寸法
W 機器を落とし込んで組み込むための 150×n
ワークトップの開口部の幅(呼び寸法)
U 機器を落とし込んで組み込むための 46004
ワークトップの開口部の奥行き
W1 機器を落とし込んで組み込むための (W−40)04
ワークトップの開口部の幅
V 機器を落とし込んで組み込むための R25以下
ワークトップの開口部の入隅の半径
22005
T 機器を落とし込んで組み込むための深さ 15002
nは正の整数とする。
図6−機器をワークトップに落とし込んで組み込む場合の寸法記号
参考文献 ISO 3055:1985,Kitchen equipment−Coordinating sizes
ISO/CD 3055:1996,Kitchen equipment−Coordinating sizes
ISO 5731:1978,Kitchen equipment−Limit of size
ISO 5732:1978,Kitchen equipment−Sizes of openings for built-in appliances
――――― [JIS A 0017 pdf 8] ―――――
7
A 0017 : 2018
附属書A
(参考)
技術上重要な改正に関する新旧対照表
現行規格(JIS A 0017:2018) 旧規格(JIS A 0017:1998) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
2 用語及び定 2. 用語の定
構成材の部位(台輪,けこみ,サービス 構成材を定義 用語の示す部位を明確にするため。
義 ゾーン)を新たに定義 義
3 寸法 床からウォールユニットの下端までの 3. 寸法 床からウォールユニットの下端までの最近の実情と整合させた。
高さを50×nと規定 高さをn×Mと規定
ウォールユニット及びトールユニット トールユニット及びウォールユニット最近の実情と整合させた。
の上端までの高さを50×nと規定 の上端までの高さをn×Mと規定し,優
先寸法を規定
ワークトップ,フロアーユニット及びト 最近の実情と整合させた。
ワークトップ,フロアーユニット及びト
ールユニットの奥行きの呼び寸法を ールユニットの奥行きの呼び寸法を6M
600,650と規定 以上と規定
ユニットの幅を100×n又は150×nと規 ユニットの幅をn×Mと規定 最近の実情と整合させた。
定
ワークトップの厚さを40以下と規定 ワークトップの厚さを30(優先寸法)と
ワークトップの下に組み込む機器に配慮し,最
規定 大寸法を明示した。
サービスゾーンの奥行き寸法を70100 サービスゾーンの奥行き寸法を70以上サービスゾーンの前部を収納スペースとして有
と規定 と規定 効活用するために,最大寸法を明示した。
4 機器の組み ユニットの奥行き寸法E1を新たに定義 4. 機器の組 ユニットの奥行きの呼び寸法を6M以上最近の実情と整合させた。
込みのための み込みのため と規定
開口部寸法 ユニットに機器を組み込むための開口 の開口部寸法 ユニットに機器を組み込むための開口最近の実情と整合させた。
部の高さの呼び寸法を50×nと規定 部の高さの呼び寸法をn×Mと規定
ユニットに機器を組み込むための開口 ユニットに機器を組み込むための開口最近の実情と整合させた。
部の高さをH−40と規定 部の高さをH−20と規定
A0
機器を落とし込んで組み込むためのワ 機器を落とし込んで組み込むためのワ最近の実情と整合させた。
0
ークトップの開口部の幅の呼び寸法を ークトップの開口部の幅をn×Mと規定
17 : 2
150×nと規定
0 18
2
――――― [JIS A 0017 pdf 9] ―――――
8
A 0017 : 2018
A0
2
現行規格(JIS A 0017:2018) 旧規格(JIS A 0017:1998) 改正理由
0
箇条番号 内容 箇条番号 内容
17
及び題名 及び題名
: 2
4 機器の組み 機器を落とし込んで組み込むためのワ 4 機器の組み 機器を落とし込んで組み込むためのワ最近の実情と整合させた。
0 1
ークトップの開口部の奥行きを46004 ークトップの開口部の奥行きを46004
8
込みのための 込みのための
開口部寸法 規定 開口部寸法 50004
(続き) 機器を落とし込んで組み込むためのワ (続き) 機器を落とし込んで組み込むためのワ最近の実情と整合させた。
ークトップの開口部の幅を (W−40)04 ークトップの開口部の幅を (n×M−
(n×M−50)04
規定 40)04
機器を落とし込んで組み込むためのワ (対応記載なし) 機器を落とし込む際の,該開口部と機器との干
ークトップの開口部の入隅の半径(R25 渉を防止するために,入隅の最大半径寸法を明
以下)を新たに定義 示した。
機器を落とし込んで組み込むための深 機器を落とし込んで組み込むための深最近の実情と整合させた。
22005 22005 27005
さを15002 さを15002
JIS A 0017:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.040 : 台所設備 > 97.040.01 : 台所設備一般