JIS A 1129-2:2010 モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法―第2部:コンタクトゲージ方法 | ページ 2

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b) 供試体の測長に先立ち,ゲージプラグに付着している異物をきれいにふき取っておく。
c) 標準尺を水平な台の上に置き,標準尺のゲージプラグにコンタクトゲージの測点を押し当て,ダイヤ
ルゲージの目盛を読む。次に,コンタクトゲージの左右を逆にして同様の操作を行い,ダイヤルゲー
ジの目盛を読む。この2回の平均値を求め,これをXi1とする。
d) 供試体をゲージプラグに取り付けてある面を上にして水平な台の上に置き,供試体のゲージプラグに
コンタクトゲージを押し当て,ダイヤルゲージの目盛を読む。次に,コンタクトゲージの左右を逆に
して同様の操作を行い,ダイヤルゲージの目盛を読む。この2回の平均値を求め,これをXi2とする。
e) 必要に応じて,供試体の質量を測定する。はかりは,モルタルの場合ひょう量1 kg以上,目量が0.2 g
又はこれより小さいもの,コンクリートの場合ひょう量15 kg以上,目量が2 g又はこれより小さいも
のを用いるとよい。

6 計算

  長さ変化率は,次の式によって算出し,四捨五入によって,有効数字3けたに丸める。
X01 X02 Xi1 Xi2
L0
ここに, 長さ変化率(×10−6 又は %)
L0 : 基長
X01,X02 : それぞれ基準とした時点における標準尺及び供試体の測
定値
Xi1,Xi2 : それぞれ時点iにおける標準尺及び供試体の測定値
ただし,L0,X01,X02,Xi1,Xi2の長さの単位は,同一とする。

7 報告

  報告は,次の事項について行う。
a) 必ず報告する事項 必ず報告する事項は,次による。
1) 試験方法の種類及び測定器の目量又は最小表示量
2) 供試体の番号,形状寸法及び基長
3) 基長の測定のために基準とした日時及び材齢
4) 測定時の日時及び材齢
5) 各測定時の長さ変化率
6) 基長の測定のために基準とした日時までの養生方法
b) 必要に応じて報告する事項 必要に応じて報告する事項は,次による。
1) 使用材料
2) 配合
3) 供試体の作製方法
4) 乾燥期間中の供試体の置き方
5) 温度及び湿度
6) 各測定時の供試体質量

――――― [JIS A 1129-2 pdf 6] ―――――

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附属書A
(参考)

モルタル及びコンクリートの乾燥による自由収縮ひずみ試験方法

序文

  この附属書は,モルタル又はコンクリート供試体の側面の乾燥による自由収縮ひずみ測定試験方法につ
いて記載したものであって,規定の一部ではない。
A.1 器具
A.1.1 型枠 モルタル供試体作製用型枠は,JIS R 5201に規定する40×40×160 mm供試体用型枠とし,
コンクリート供試体作製用型枠は,JIS A 1132に規定する供試体用型枠とする。
A.1.2 測定器 3.2による。
A.1.3 はかり はかりは,モルタルの場合ひょう量1 kg以上で目量が0.2 g又はこれより小さいもの,コ
ンクリートの場合ひょう量15 kg以上で目量が2 g又はこれより小さいものとする。
A.2 供試体
A.2.1 供試体の寸法
4.1による。
A.2.2 供試体の個数
4.2による。
A.2.3 成形方法
成形方法は,次による。
a) モルタル供試体は,JIS R 5201の10.(強さ試験)に規定する強さ試験用の供試体の作り方によって成
形し,成形後は型枠のまま20±2 ℃の室内で湿潤状態に保ち,成形後約24時間で脱型する。
b) コンクリート供試体は,JIS A 1132の5.(曲げ強度試験用供試体)に規定する供試体の作り方によっ
て成形し,成形後は型枠のまま20±2 ℃の室内で湿潤状態に保ち,成形後約24時間で脱型する。
A.2.4 供試体の養生
供試体は脱型後20±2 ℃の水中に浸せきし,材齢が7日になるまで養生する。
A.2.5 供試体の保存
材齢7日後の供試体は,4.3に従って静置し,周辺の温度を20±2 ℃,湿度を(60±5)%に保つ。また,
乾燥期間中の各供試体は,モルタルの場合10 mm以上,コンクリートの場合25 mm以上の間隔をあけ,
かつ,供試体下面からの乾燥を妨げないように保存する。
A.3 測定方法
A.3.1 基長
5.1による。
A.3.2 ゲージプラグの取付方法
5.2による。
A.3.3 測長方法

――――― [JIS A 1129-2 pdf 7] ―――――

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5.3による。
A.3.4 質量測定
測長時に,供試体の質量を測定する。
A.3.5 測定材齢
測定材齢は,次による。
a) 供試体脱型後直ちに第1回目の測定を行う。
b) 供試体が材齢7日になったときに第2回目の測定を行い,この時点を基準とする。
c) 第2回目の測定後,A.2.5に示す条件で保存し,保存期間が1週,4週及び8週並びに3か月,6か月,
9か月及び12か月になったとき,それぞれ測定を行う。
A.4 計算
箇条6による。
A.5 報告
箇条7による。
参考文献 JIS A 1132 コンクリート強度試験用供試体の作り方
JIS R 5201 セメントの物理試験方法

JIS A 1129-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1129-2:2010の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7503:2017
ダイヤルゲージ