この規格ページの目次
JIS A 1424-2:1998 規格概要
この規格 A1424-2は、JIS A 1424-1で規定する給水器具発生音の実験室測定方法における試験装置及び試験方法によって,給水器具発生音を測定するときの給水栓及び混合水栓の取付方法並びに作動条件について規定。対象とする給水栓及び混合水栓 : 建築物(流し,洗面槽,浴槽など)又は建築物近傍(例えば,庭園用)における冷水及び温水の使用のために0.1~0.5MPaの範囲の給水圧で設計されたもの。
JISA1424-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1424-2
- 規格名称
- 給水器具発生音の実験室測定方法―第2部 : 給水栓及び混合水栓の取付け方法並びに作動条件
- 規格名称英語訳
- Method for laboratory tests on noise emission from appliances and equipments used in water supply installations -- Part 2:Mounting and operating conditions for draw-off taps and mixing valves
- 制定年月日
- 1998年12月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3822-2:1995(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 17.140.20, 91.140.60
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 1998-12-20 制定日, 2006-11-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS A 1424-2:1998 PDF [21]
A 1424-2 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによって,JIS A 1424 : 1995は廃止され,JIS A 1424-1及びJIS A 1424-2に置き換
えられる。
JIS A 1424は,次の2部で構成される。
第1部 試験装置及び測定方法
第2部 給水栓及び混合水栓の取付け方法並びに作動条件
JIS A 1424-2には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) 流量を校正した低騒音流れ抵抗
附属書2(規定) 規定された流量をもつ低騒音流れ抵抗の取付け用補助ジグ
附属書3(規定) 給水器具の接続用補助ジグ
附属書4(参考) ボールタップ,洗浄弁の取付け方法及び作動条件
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS A 1424-2 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1424-2 : 1998
給水器具発生音の実験室測定方法−第2部 : 給水栓及び混合水栓の取付け方法並びに作動条件
Method for laboratory tests on noise emission from appliancesand equipments used in water supply installations−Part 2 : Mounting and operating conditions for draw-off taps and mixingvalves
序文 この規格は,1995年に発行されたISO 3822-2, Acoustics−Laboratory tests on noise emission from
appliances and equipment used in water supply installations−Part 2 : Mounting and operating conditions for
draw-off taps and mixing valvesを翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS A 1424-1で規定する給水器具発生音の実験室測定方法における試験装置
及び試験方法によって,給水器具発生音を測定するときの給水栓及び混合水栓の取付方法並びに作動条件
について規定する。
対象とする給水栓及び混合水栓は,建築物(流し,洗面槽,浴槽など)又は建築物近傍(例えば,庭園
用)における冷水及び温水の使用のために0.10.5MPaの範囲の給水圧で設計されたものとする。自動温
度調整混合水栓,ビデの内部への直接の出口をもったビデ弁は対象から除外する。また,電気作動弁は組
合せ装置(ソレノイド弁及び吐水口)であり,これも対象から除外する。
供試給水器具としては,給水栓又は混合水栓の接続部及び吐水口における取付継手,曲がり,取付金具
などは含むが,泡沫器,シャワーホース,シャワーヘッド,整流器などのような交換可能な附属品は取り
外し,その代替として標準低騒音流れ抵抗を取り付ける。
なお,附属品が交換又は着脱できない形式のものであれば,そのままの状態で測定を実施する。
備考 対応国際規格は,次に示す。
ISO 3822-2 Acoustics−Laboratory tests on noise emission from appliances and equipment used in
water supply installations−Part 2 : Mounting and operating conditions for draw-off taps and
mixing valves
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
――――― [JIS A 1424-2 pdf 2] ―――――
2
A 1424-2 : 1998
JIS A 1424-1 給水器具発生音の実験室測定方法−第1部 : 試験装置及び測定方法
JIS B 0202 管用平行ねじ
JIS B 0203 管用テーパねじ
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS B 2301 ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手
JIS K 6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法
3. 取付方法
3.1 共通事項 給水栓及び混合水栓は,通常の使用状態,接続方法で測定用給水管に接続する。
3.2 測定用給水管の端末 測定用給水管の端末は,JIS B 0203に規定する呼びR1のねじをもつものとし,
その部分にはJIS B 2301の付表17に規定する呼び1のC形ユニオンを取り付ける。
3.3 ねじ接続による給水栓及び混合水栓の取付け ねじ接続による給水栓及び混合水栓は,JIS B 2301
の付表9に規定する呼び1のロングベンド,又はおすめすロングベンド及び/又は付表12に規定するブッ
シングによって測定用給水管に接続する。また,JIS B 2301の付表11に規定する径違いソケットによって
ユニオン又はベンドに接続してもよい。
3.4 ねじ接続によらない給水栓及び混合水栓の取付け ねじ接続によらない給水栓及び混合水栓は,管
にニップルをはんだ付けしてナット接続,圧縮接続など,水密性をもち緊結できる方法で接続する。
なお,接続時には,接続部位に空気が封じ込まれないようにする。
3.5 混合水栓の取付け 混合水栓は,JIS A 1424-1の5.5(試験装置)に規定する測定用給水管の二つの
吐水口の端末に接続する。
4. 測定条件
4.1 共通測定条件
4.1.1 共通事項 給水栓及び混合水栓の給水器具発生音は,JIS A 1424-1に規定する方法で測定する。
4.1.2 水温 測定時の水温は,通常の条件で温水及び冷水の両方で作動する混合水栓においても,供試給
水器具のいずれの取付部でも25℃を超えないものとする。
4.1.3 給水器具の吐水口の形式
a) 一つ以上の吐水口をもった給水器具(例えば,浴槽とシャワー併用給水器具)は,各吐水口ごとに個
別に測定する。泡沫器,シャワーホース,シャワーヘッド,整流器などの交換可能な附属品が接続さ
れている器具は,附属品の代わりにその部分に低騒音流れ抵抗を取り付けて測定する。この低騒音流
れ抵抗は,附属書1に適合し,必要な場合には取付け補助ジグによって接続する。この補助ジグは,
附属書2に適合するものとする。
b) 交換可能な附属品が接続されている器具は,附属品の代わりにその部分に低騒音流れ抵抗を取り付け
て測定する。この低騒音流れ抵抗は,附属書1に適合し,必要な場合には取付け補助ジグによって接
続する。この補助ジグは,附属書2に適合するものとする。
4.1.4 給水器具の吐水口からの排水方法 供試給水器具からの排水によって,音・振動が発生しないよう
に,また給水器具を通る流れに影響しないようにホースなどを用いる(JIS A 1424-1参照)。
4.1.5 流量調整器の給水圧の制御範囲 流量調整器が一体となっている給水器具の場合,給水圧が
0.3MPa及び0.5MPaで作動できる流量調整器をもった給水器具を対象とする。
備考 流量調整器が一体となっている連続制御が可能な混合水栓では,圧力損失を調整することによ
――――― [JIS A 1424-2 pdf 3] ―――――
3
A 1424-2 : 1998
って吐水量を制御している。
4.1.6 給水圧 流量調整器が一体となっている混合水栓は,給水圧を流量調整器で0.3MPaに設定する場
合は測定用給水管への給水圧を0.3MPa及び0.5MPaの条件で,0.5MPaに設定する場合は測定用給水管へ
の給水圧を0.1MPa, 0.2MPa, 0.3MPa, 0.4MPa及び0.5MPaの条件で測定を行う。流量調整器が一体となって
いない混合水栓は,測定用給水管への給水圧を0.3MPa及び0.5MPaの条件で測定を行う。
4.2 給水栓発生音測定条件の設定 給水栓のハンドルを全開にし,給水圧を選定した値に設定する。こ
の状態から給水栓を全閉の位置までゆっくり閉じ,この動作の間の最大の音圧レベルを生じる給水栓のハ
ンドル開度を抽出する。このときの流量及び音圧レベルを測定する。
4.3 混合水栓発生音測定条件の設定
4.3.1 温水及び冷水それぞれの独立制御機構をもった混合水栓 混合水栓の温水及び冷水のハンドルを
全開にし,給水圧を選定した値に設定する。温水,冷水双方の給水栓を全開にした状態から温水側のハン
ドルをゆっくり閉じるまでの間の最大の音圧レベルを生じる給水栓のハンドル開度を抽出し,このときの
流量及び音圧レベルを測定する。また,その状態から冷水側のハンドルをゆっくり閉じるまでの間の最大
の音圧レベルを生じる給水栓のハンドル開度を抽出し,このときの流量及び音圧レベルを測定する。さら
に,双方の給水栓を完全に開放した状態から冷水側の水栓を先に閉じる場合についても同様の測定を行う。
これらの測定で得られる最大の音圧レベルとそのときの流量を代表値とする。
4.3.2 流量及び温度を併せて設定する制御機構をもった混合水栓 温度制御機構(例えば,レバー)によ
って給水温度を最低温度になるように設定し,流量制御機構(例えば,レバー)を全開にして,給水圧を
選定した値に設定する。この状態から流量制御機構を全閉の位置までゆっくり閉じ,この動作の間の最大
の音圧レベルを生じる流量設定条件を抽出する。このときの流量及び音圧レベルを測定する。また,温度
制御機構によって給水温度を最高温度に設定し,同様の測定を行う。
さらに,流量制御機構によって流量を最大に設定して,その状態から温度制御機構を全範囲にわたって
変化させ,最大の音圧レベルを生じる温度設定条件を抽出し,そのときの流量,温度及び音圧レベルを測
定する。この音圧レベルが上記の条件で測定した値より大きい場合には,最大の音圧レベルを生じる温度
設定条件において流量制御機構を全開にして,この状態から全閉の位置までゆっくり閉じ,この動作の間
の最大の音圧レベルを生じる流量設定条件を抽出する。このときの流量及び音圧レベルを測定する。
これらの測定で得られる最大の音圧レベルとそのときの流量を代表値とする。
備考 ここで対象とする混合水栓は,レバー式混合水栓のように一つの制御装置で流量と温度(温水
及び冷水の比)を制御する機構をもっている水栓である。
4.3.3 流量及び温度それぞれの独立制御機構をもった混合水栓 流量と温度についての独立制御機構を
もった混合水栓は,4.3.2に規定する条件で測定する。
4.3.4 流量及び温度の単一連続制御機構をもった自動温度調節型混合水栓 制御機構によって温度を最
大に設定してから給水圧を選定した値に設定する。その状態から制御機構を全制御範囲にわたって作動さ
せ,この際の最大の音圧レベルを生じる制御条件を抽出し,そのときの流量及び音圧レベルを測定する。
備考 単一連続制御機構をもった混合水栓は,まず単一制御機構が水栓を開放し,それから徐々に温
水を供給する混合水栓である。流量は温度設定に関係する場合もある。
4.4 遠隔又は間接制御によって作動する特殊給水栓及び混合水栓発生音測定条件の設定
4.4.1 作動条件 遠隔又は間接制御(例えば,押ボタン,近接スイッチなど)をもった給水栓は,製造業
者の取扱説明書に従って作動させる。
――――― [JIS A 1424-2 pdf 4] ―――――
4
A 1424-2 : 1998
4.4.2 発生音測定条件の設定 水栓のハンドルを全開にし,給水圧を選定した値に設定する。遠隔又は間
接制御機構を作動させ,全閉までの間の最大の音圧レベルを生じる制御条件を抽出し,そのときの流量及
び音圧レベルを測定する。混合水栓は,温水側,冷水側個別に,また一緒に吐水させた条件で測定する。
5. 試験報告書特記事項 JIS A 1424-1の試験報告書には,次の特記事項を記載する。
a) 供試給水器具及び混合水栓の取付け方法並びに供試給水器具からの排水方法
b) 給水圧及び得られた音圧レベル,流量
c) 型式,定格寸法,製造業者及び製造番号を含んだ供試給水器具の仕様
d) 観測された特殊事項,測定に関連したJIS A 1424-2の箇条番号。
――――― [JIS A 1424-2 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS A 1424-2:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3822-2:1995(MOD)
JIS A 1424-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.140 : 音響及び音響測定 > 17.140.20 : 機械及び設備による騒音の発生
JIS A 1424-2:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1424-1:2015
- 給水器具発生音の実験室測定方法―第1部:試験装置及び測定方法
- JISB0202:1999
- 管用平行ねじ
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB2301:2013
- ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方