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JIS A 1436:1991 規格概要
この規格 A1436は、建築物等の保護・仕上げなどの目的で屋根でスラブ,壁,床等に接着して用いるシート状材料又は塗布して用いる液状材料の硬化物の,下地不連続部に生じるムーブメントによる疲労に対する抵抗性を評価するための試験方法について規定。
JISA1436 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1436
- 規格名称
- 建築用被膜状材料の下地不連続部における耐疲労性試験方法
- 規格名称英語訳
- Test methods for movement capability of coatings and sheets fully adhered on substrate
- 制定年月日
- 1991年5月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.060.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1991-05-01 制定日, 1996-07-01 確認日, 2001-02-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS A 1436:1991 PDF [10]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1436-1991
建築用被膜状材料の下地不連続部における耐疲労性試験方法
Test methods for movement capability of coatings and sheets fully adhered on substrate
1. 適用範囲 この規格は,建築物等の保護・仕上げなどの目的で屋根スラブ,壁,床等に接着して用い
るシート状材料又は塗布して用いる液状材料の硬化物の,下地不連続部に生じるムーブメントによる疲労
に対する抵抗性を評価するための試験方法について規定する。
備考 この規格の引用規格を次に示す。
JIS A 5403 石綿スレート
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
(1) ムーブメント 下地不連続部に繰り返し生じる動き。
(2) ムーブメントの大きさ 動きの全振幅。
3. 試験体
3.1 下地板
(1) 材料 下地板の材料は,JIS A 5403に規定する厚さ8mmのフレキシブル板とする。
(2) 種類及び寸法 下地板の種類は,表1に示すように,下地不連続部の形によってA形,B1形及びB2
形の3種類とする。
なお,下地板の寸法を表2に示す。
表1 下地板の形状
形状 下地不連続部の形 対象とする下地の参考例
A形 下地板の裏面中央部の幅方向に深さ通常のコンクリート下地など。
約6mmのV形の切込みを入れたもの プレキャストコンクリート部材,ALCパネルで目地詰めなどの処
(図1参照) 理を行うもの
B1形 下地板の中央部の幅方向に1mmの開 成形品によって構成される下地で接合部を目地詰めなどの処理
口部を開けたもの(図2参照) をせず,しかもそのすき間が狭いもの。例えば,プレキャストコ
ンクリート部材,ALCパネルの長辺突き付け部分など
B2形 下地板の中央部の幅方向に2mmの開 成形品によって構成される下地で接合部を目地詰めなどの処理
口部を開けたもの(図2参照) をせず,しかもそのすき間が広いもの。例えば,プレキャストコ
ンクリート部材,ALCパネルの短辺突き付け部分,断熱材の突き
付け部分など
――――― [JIS A 1436 pdf 1] ―――――
2
A 1436-1991
図1 下地板の形状(A形)
図2 下地板の形状(B1形及びB2形)
表2 下地板の寸法
単位mm
形状 長さ 幅 備考
A形 400 150 シート状材料に用いる
230 90 液状材料の硬化物に用いる
B1形,B2形 200 150 シート状材料に用いる
115 90 液状材料の硬化物に用いる
備考 1枚の下地板を複数の被膜状材料に用いる場合は,適宜幅を大
きくする。
3.2 試料などの準備 試料及び試験体作製のために必要な材料並びに下地板は,JIS Z 8703の温度20℃2
級,湿度65%20級 [20±2℃, (65±20) %] の状態(以下,標準状態という。)で24時間以上静置する。
――――― [JIS A 1436 pdf 2] ―――――
3
A 1436-1991
3.3 試験体の作製 試験体は,標準状態において製造業者の指定する方法によって試料を下地板に接着
又は塗布して作製する。
被膜の大きさは,シート状材料では幅100mm,長さ300mm,液状材料では幅50mm,長さ150mmとし,
長さ方向の中央部が下地板の切込み部分又は開口部分の上にくるようにする。その形状を図3及び図4に
示す。
図3 試験体の形状(A形試験体)
図4 試験体の形状(B形試験体)
3.4 試験体の養生 試験体の養生は,標準状態で14日間行い,その後40±2℃の恒温乾燥器内で,シー
ト状材料は3日間,液状材料は7日間行う。
3.5 試験体の数量 試験体の数は,3個とする。
4. 試験装置 試験装置は,次による。
4.1 疲労試験装置
(1) 下地板の平面を保ちながら平行に往復運動するもの。
(2) 下地板の不連続部の幅を,表3及び表4に規定するムーブメントに調節できるもの。
(3) 表3及び表4に規定する繰返し回数を制御できるもの。
4.2 恒温槽 疲労試験装置を収納し,槽内温度を表3及び表4に規定する温度に調節できるもの。温度
調節の精度は±2℃とする。
なお,疲労試験装置の一例を図5に示す。
――――― [JIS A 1436 pdf 3] ―――――
A1
4
表3 疲労試験工程表(A形試験体)
436-
1991
注(1) 0.050.1mmとは,ムーブメントの最小値を0.05mm,最大値を0.1mmとし,その間を繰り返すことを表す。以下,同様。
(2) ○印は,縦及び横の欄で示される条件で,ムーブメントを500回繰り返すことを表す。
(3) →印は,工程の実施する順序を示す。
(4) ◎印は,縦及び横の欄で示される条件で,ムーブメントを300万回繰り返すことを表す。
(5) 周期の区分は,表5による。
(6) 大きさの区分は,表6.1,表6.2による。
(7) 最低試験温度による区分は,表8による。
(8) 試験条件記号は,表5から表8に示す試験条件を表す。
――――― [JIS A 1436 pdf 4] ―――――
表4 疲労試験工程表(B形試験体)
A1 43
注(9) ±0.25mmとは,ムーブメントの大きさを表す。以下,同様。
6-
1
(10) 大きさの区分は,表7.1及び表7.2による。
99
5
1
――――― [JIS A 1436 pdf 5] ―――――
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JIS A 1436:1991の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.060 : 建築物の構成要素 > 91.060.01 : 建築物の構成要素一般