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A 1509-2 : 2014
単位 mm
図9−寸法測定器を用いた方法(例)
10.3 手順
10.3.1 角度測定器を用いる方法
角度測定器を用いる方法は,次による。
a) 図8に示すように,タイル側面から約5 mm内側に入った位置に角度測定器を当てて測定する。この
とき,測定バーは,大きい面に当てる。
b) この測定を相対する二辺に沿って行い,その平均値を役物の角度とする。
10.3.2 寸法測定器を用いる方法
寸法測定器を用いる方法は,次による。
a) 図9に示すように,隣接する面の角部から約5 mm離れた位置を基点1及び基点2とし,基点2をと
った面の反対側の端部(辺Aの端)から約5 mm内側の位置を基点3とする。基点2及び基点3は,
大きい面にとる。次に,基点1を通り,基点2及び基点3を結ぶ直線に対し直角の関係にある直線上
で,基点1をとった面の反対側の端部(辺Bの端)から約5 mm内側の点からタイル表面までの垂直
距離を測定する。
なお,基点1基点3及び測点は,タイル側面からも約5 mm内側に入った位置とする。
b) この測定を相対する二辺に沿って行い,それぞれ次の式によって角度に換算し,その平均値を求める。
180
90 arctan
L π
ここに, θ : 角度
δ : 表面までの垂直距離(mm)
L : 基点1から測点までの寸法(mm)
π : 円周率
10.4 結果の表示
役物の角度は,度(°)単位とし,四捨五入して小数第1位まで表示する。
11 試験記録
試験記録には,次の事項のうち,必要な事項を記載する。
――――― [JIS A 1509-2 pdf 11] ―――――
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A 1509-2 : 2014
a) 試験材料の概要(種類,形状・寸法,品名など)
b) 測定方法[裏あしの形状確認方法(目視,測定又はその他のいずれかによる。),役物の角度(角度測
定器又は寸法測定器のいずれかによる。)]
c) 試料の数
d) 各試料の測定値(長さ,幅,厚さ,裏あしの形状,裏あしの高さ,ばち,面反り,ねじれ,辺反り,
側反り,直角性及び役物の角度)
e) その他必要な事項
――――― [JIS A 1509-2 pdf 12] ―――――
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A 1509-2 : 2014
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS A 1509-2:2014 セラミックタイル試験方法−第2部 : 寸法・形状の測定方法 ISO 10545-2:1995 Ceramic tiles−Part 2: Determination of dimensions and surface
quality
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価
国際 及びその内容 差異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 セラミックタイル 1 JISとほぼ同じ 追加 次の測定項目を追加した。 JISは使用者の要求によって
の寸法・形状の測定 ・ばち 規定した。
方法について規定 ・役物の角度
削除 ISO規格には,4 cm2以下の面積のタイルは
削除されているが,JISは長さ,幅,厚さ,
ばち,反り及び直角性を適用する。
2 引用規格
3 用語及び 4.1 JISとほぼ同じ 変更 ISO規格には用語の定義がないが,本文中実質的な差異はない。
定義 5.1 に出てくる用語はJIS A 5209によることと
6.1 した。
4 試料 試料について規定 2.2 JISとほぼ同じ 追加 JISは,ばち・役物の角度を追加した。 JISは使用者の要求によって
3.2 規定した。
4.3
5.3
6.3
5 寸法 寸法測定器具につ 2 長さ及び幅の測定 変更 JISでは,最小目盛0.01 mm以下のノギス 精度を確保するため追加し
5.1 測定器 いて規定 2.1 装置 又は同等の他の適切な測定器具とした。 た。
具 2.1.1 ノギス又は他の計測機器
A1
2.3 手順
50
3 厚さの測定 変更
9-
2
3.1 装置
: 2
3.1.1 マイクロメータ又は他の
01
計測機器
4
2
――――― [JIS A 1509-2 pdf 13] ―――――
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A 1509-2 : 2014
A1
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価
5
国際 及びその内容 差異の理由及び今後の対策
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規格
-
2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
番号
及び題名 番号 の評価
01
5.2 手順 長さ及び幅の測定 2 長さ及び幅の測定 変更 正確に5 mmは不可能である
測定位置に“約”の文言,及び役物につい
4
手順について規定 2.3 手順 ても追加した。 ため。
2.4 結果の表示 ISO規格では役物は適用外の
ため。
厚さの測定手順に 3 厚さの測定 変更 製作寸法で定めた部分の測定に変更した。 ISO規格での測定方法は現実
について規定 3.3 手順 的ではないため。
5.3 結果の JISとほぼ同じ 追加 表示桁数,丸め方を規定した。 明瞭にするため追加した。
表示
6 裏あしの 裏あしの形状及び − − 追加 項目の追加。 ISO規格には,裏あしの測定
形状及び高 高さの測定方法に 方法についての規定がないた
さ ついて規定 め。
7 ばち ばちについて規定 − − 追加 ばちの項目の追加。 JISは使用者の要求によって
規定した。
8 反り 反りについて規定 4.2.1 JISとほぼ同じ 追加 測定器具の最小目盛を規定した。 国内の実情に合わせ,測定単
8.1 測定器 4.4 位を明確にするため追加し
具 6.4 た。
8.2 手順 6.4 JISとほぼ同じ 変更 JISの側反り・直角度は実測値をそのままJISの適用範囲に合わせて変
4.4 (mm)で表しているが,ISO規格は辺の 更した。
長さで除した(%)表記。JISの面反り・
辺反り・ねじれはタイルの4頂点のうち,
2頂点を結んだ直線を基準とするが,ISO
規格は3頂点を含む平面を基準としてい
る。JISは実測値をそのまま(mm)で表し
ているが,ISO規格は辺の長さで除した
(%)表記。
8.3 結果の 6.5 JISとほぼ同じ 変更 JISでは,パーセントではなくmmで表示。 旧JISに合わせた。
表示
――――― [JIS A 1509-2 pdf 14] ―――――
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A 1509-2 : 2014
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価
国際 及びその内容 差異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
9 直角性 直角性について規 5.1.1 JISとほぼ同じ 変更 役物,各辺が50 mm以下の正方形状の平物これらのタイルは形状が小さ
9.1 測定器 定 及び短辺が50 mm以下の長方形状の平物 く,直角性はあまり問題とな
具 には適用しない。 らないため。
5.4 JISとほぼ同じ 変更 最小目盛0.01 mm以下の測定器とした。 国内の実情に合わせた。
9.2 手順 5.4 JISとほぼ同じ 変更 正確に5 mmは不可能である
測定位置に“約”の文言,及び役物につい
ても追加した。 ため変更。
JISでは代用特性としてばち
長方形のタイルの場合は,短辺についてし
か行わない。 を採用しているため変更。
9.3 結果の − − 追加 結果の表示の追加。 ISO規格では結果の表示が規
表示 定されていない。
10 役物の 役物の角度につい − − 追加 項目の追加。 ISO規格には,役物について
角度 て規定 の規定がないため追加した。
11 試験記 試験記録について 2.5 JISとほぼ同じ 変更 規定項目以外にも製造業者ご
規定項目のうち,必要な項目を選択できる
録 規定 4.5 ようにした。 とに規定しているため。
5,5
6.6
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 10545-2:1995,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
A1 509-
2 : 2014
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――――― [JIS A 1509-2 pdf 15] ―――――
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JIS A 1509-2:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10545-2:1995(MOD)
JIS A 1509-2:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 1509-2:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1509-1:2020
- セラミックタイル試験方法―第1部:抜取検査
- JISA5209:2020
- セラミックタイル
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス