この規格ページの目次
JIS A 1541-2:2016 規格概要
この規格 A1541-2は、建築物の開口部の戸に用いる錠の実用性能項目(使用頻度,外力,使用扉の質量に対する性能,鍵違い数,デッドボルトの出寸法及び耐じん性能)に対するグレード及び表示方法について規定。
JISA1541-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1541-2
- 規格名称
- 建築金物―錠―第2部 : 実用性能項目に対するグレード及び表示方法
- 規格名称英語訳
- Building hardware -- Locks and latches -- Part 2:Methods of the presentation and grade of criteria for practical performance item
- 制定年月日
- 2006年8月20日
- 最新改正日
- 2016年1月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.190
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 2006-08-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2016-01-20 改正
- ページ
- JIS A 1541-2:2016 PDF [11]
A 1541-2 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 要求性能・・・・[1]
- 4.1 使用頻度による性能・・・・[1]
- 4.2 外力に対する性能・・・・[2]
- 4.3 使用扉の質量に対する性能・・・・[4]
- 4.4 鍵違い・・・・[5]
- 4.5 デッドボルトの出寸法・・・・[5]
- 4.6 耐じん性能・・・・[5]
- 5 表示・・・・[6]
- 附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1541-2 pdf 1] ―――――
A 1541-2 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ロック工業会
(JLMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これ
によって,JIS A 1541-2:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS A 1541の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 1541-1 第1部 : 試験方法
JIS A 1541-2 第2部 : 実用性能項目に対するグレード及び表示方法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1541-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1541-2 : 2016
建築金物−錠−第2部 : 実用性能項目に対するグレード及び表示方法
Building hardware-Locks and latches-Part 2: Methods of the presentation and grade of criteria for practicalperformance item
1 適用範囲
この規格は,建築物の開口部の戸に用いる錠の実用性能項目(使用頻度,外力,使用扉の質量に対する
性能,鍵違い数,デッドボルトの出寸法及び耐じん性能)に対するグレード及び表示方法について規定す
る。
なお,技術上重要な改正に関する新旧対照表を,附属書Aに示す。
注記 この規格は,その用途又は使用場所によって異なる錠の実用性能項目に対して,それぞれ項目
ごとのグレード区分及びその表示方法について規定するものであり,この規格によって錠の適
合性評価を行うことは意図していない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1541-1 建築金物−錠−第1部 : 試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 1541-1による。
4 要求性能
4.1 使用頻度による性能
4.1.1 ラッチボルトの開閉繰返し
ラッチボルトの開閉繰返しは,JIS A 1541-1の7.1.3(扉の開閉繰返し試験)によって試験を行い,グレ
ードによって表1の規定回数を終了したとき,ハンドルでの開閉操作力及びラッチング力が試験前の開閉
操作力及びラッチング力の2倍未満であり,かつ,ハンドルでの開扉操作及びラッチング動作に支障があ
ってはならない。電気錠の場合には,グレードによって表1の規定回数を終了したとき,扉の開閉確認信
号も正常でなければならない。
4.1.2 施解錠繰返し
4.1.2.1 キーによるデッドボルトの施解錠繰返し
――――― [JIS A 1541-2 pdf 3] ―――――
2
A 1541-2 : 2016
キーによるデッドボルトの施解錠繰返しは,JIS A 1541-1の7.1.1.1(キーによる施解錠繰返し試験)に
よって試験を行い,グレードによって表1の規定回数を終了したとき,試験前の回転トルクの2倍未満で
あり,施解錠操作に支障がなく,かつ,確実に施錠状態を維持しなければならない。ただし,内締り専用
錠の場合には,サムターンなどの操作部で,施解錠操作をする。また,試験前後のシリンダ単体の施解錠
繰返しの評価は,シリンダだけの回転トルクが10 N・cm以下とする。
4.1.2.2 キーによる施錠機構の施解錠繰返し
キーによる施錠機構の施解錠繰返しは,JIS A 1541-1の7.1.1.2(キーによる施錠リンク施解錠繰返し試
験)又は7.1.1.3[キーによる施錠リンク施解錠繰返し試験(押しボタン施錠タイプ)]によって試験を行
い,グレードによって表1の規定回数の施解錠繰返し後,試験前の回転トルクの2倍未満であり,施解錠
操作に支障がなく,かつ,確実に施錠状態を維持しなければならない。また,試験前後のシリンダ単体の
施解錠繰返しの評価は,シリンダだけの回転トルクが10 N・cm以下とする。
4.1.2.3 電気錠の電気的施錠及び/又は解錠繰返し
電気錠の電気的施錠及び/又は解錠繰返しは,JIS A 1541-1の7.1.1.4(電気錠の施解錠繰返し試験)に
よって試験を行い,グレードによって表1の規定回数を終了したとき,施解錠動作及び確認信号は正常で
なければならない。
注記 電気錠の施解錠のタイプによって,扉の開閉動作を必要とする場合がある。
4.1.2.4 キーの抜差し繰返し
キーの抜差し繰返しは,JIS A 1541-1の7.1.2(シリンダのキー抜差し繰返し試験)によって試験を行い,
グレードによって表1の規定回数を終了したとき,キーの抜差しに要する力(N)は,10 N以下でなけれ
ばならない。また,未使用の合鍵でシリンダが回転でき,かつ,1か所1段差浅い刻みをもつ異なるキー
では,シリンダが回転できてはならない。ただし,設定キーコード内に1か所1段差浅い刻みの異なるキ
ーがない場合には,設定キーコード内の浅い刻みで一番近い刻みをもつ異なるキーを使用することとする。
キーに加えるトルクは,150 N・cmとする。
表1−使用頻度による性能(耐久性試験における繰返し回数)
項目番号 性能項目 グレード1 グレード2 グレード3 グレード4
4.1.1 ラッチボルトの開閉繰返し 10万回 20万回 40万回 80万回
4.1.2.1 キーによるデッドボルトの施解錠繰返し 5万回 10万回 20万回
4.1.2.2 キーによる施錠機構の施解錠繰返し 5万回 10万回 20万回
4.1.2.3 電気錠の電気的施錠及び/又は解錠繰返
10万回 20万回 40万回 80万回
し(自動施錠の場合)
電気錠の電気的施錠及び/又は解錠繰返
5万回 10万回 20万回
し(施解錠繰返しの場合)
4.1.2.4 キーの抜差し繰返し 5万回 10万回 20万回
4.2 外力に対する性能
4.2.1 デッドボルトの押込強度
デッドボルトの押込強度は,JIS A 1541-1の7.2.1.1(デッドボルトの押込試験)によって試験を行い,
押込荷重は,グレードによって表2に規定する数値を用いる。荷重を除いたとき,作動の異常の有無は問
わないが,デッドボルトの出寸法を調べ,このときの出寸法は8 mm以上でなければならない。
――――― [JIS A 1541-2 pdf 4] ―――――
3
A 1541-2 : 2016
4.2.2 デッドボルトの側圧強度
デッドボルトの側圧強度は,JIS A 1541-1の7.2.1.2(デッドボルトの側圧試験)によって試験を行い,
側圧を加える位置を,グレード1及び2は6 mmとし,グレード3及び4では,彫込錠はフロントから12
mm,面付錠は8 mmとする。鎌付デッドボルトの場合は,鎌とストライクとの最大の隙間+3 mm又はフ
ロント面から12 mmのいずれか小さい寸法とする。荷重は,グレードによって表2に規定する数値を用い
る。荷重を加えたときに,加圧板がデッドボルトを通過してはならない。ただし,荷重を除いたとき,作
動の異常の有無は問わない。
なお,面付錠で取付け強度が扉の材質・板厚に依存する構造の場合には,試験用架台は,製造業者が指
定する扉を想定した材質・板厚のものを使用する。また,面付錠で取付け強度が扉の材質・板厚に依存す
る構造の製品の場合,取り付ける扉の材質,板厚などの“強度を保証できる条件”を明記した取付説明書
を,製品に添付する。さらに,扉の材質及び板厚とグレードとの関係が複数ある場合は,その関係も明示
しなければならない。
4.2.3 鎌の引張強度
鎌の引張強度は,JIS A 1541-1の7.2.1.3(鎌の引張試験)によって,試験を行い,引張荷重は,グレー
ドによって表2に規定する数値を用いる。荷重を加えたときに,閉扉施錠状態が保持されなくてはならな
い。ただし,荷重を除いたとき,作動の異常の有無は問わない。デッドボルトに併設された鎌も評価対象
とする。その場合には,表2の鎌付デッドボルトの規定荷重とする。
4.2.4 引違戸錠の鎌の側圧強度
引違戸錠の鎌の側圧強度は,JIS A 1541-1の7.2.1.4(引違戸錠の鎌の側圧試験)によって,試験を行い,
側圧として加える荷重は,グレードによって表2に規定する数値を用いる。荷重を加えたときに,加圧板
が鎌を通過してはならない。ただし,荷重を除いたとき,作動の異常の有無は問わない。
4.2.5 鎌の解錠方向の押込強度
鎌の解錠方向への押込強度は,JIS A 1541-1の7.2.1.5(鎌の押込試験)によって,試験を行い,押込荷
重は,グレードによって表2に規定する数値を用いる。荷重を加えたとき又は荷重を除いたとき,鎌に開
扉できる状態と同様の変形があってはならない。ただし,荷重を除いたとき,作動の異常の有無は問わな
い。また,引違戸錠には,適用しない。
4.2.6 デッドボルトの押込強度(衝撃荷重)
デッドボルトの押込強度(衝撃荷重)は,JIS A 1541-1の7.2.1.6[デッドボルトの押込試験(衝撃荷重)]
によって,試験を行い,グレードによって表2に規定する衝撃荷重を加えたとき,解錠状態になってはな
らない。解錠状態とは,デッドボルトの突出量が8 mm未満をいう。ただし,荷重を除いたとき,作動の
異常の有無は問わない。また,面付錠には,適用しない。
4.2.7 デッドボルトの側圧強度(衝撃荷重)
デッドボルトの側圧強度(衝撃荷重)は,JIS A 1541-1の7.2.1.7[デッドボルトの側圧試験(衝撃荷重)]
によって,試験を行う。荷重を加える位置は,彫込錠の場合はフロントから12 mm,面付錠の場合は8 mm
とし,グレードによって表2に規定する衝撃荷重を加えたとき,解錠状態になってはならない。ただし,
荷重を除いたとき,作動の異常の有無は問わない。
なお,鎌付デッドボルトの場合の荷重を加える位置は,鎌とストライクとの最大の隙間+3 mm又はフ
ロント面から12 mmのいずれか小さい寸法とする。解錠状態とは,加圧板がデッドボルトを通過した状態
をいう。
――――― [JIS A 1541-2 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS A 1541-2:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 1541-2:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1541-1:2016
- 建築金物―錠―第1部:試験方法