この規格ページの目次
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A 5373 : 2016
表3−PC製品の形状,寸法及び寸法の許容差
種類 適用する附属書の箇条
ポール類 A.4による。
橋りょう類 B.4による。
擁壁類 C.4による。
暗きょ類 D.4による。
くい類 E.4による。
その他の製品 受渡当事者間の協議による。
例 防災施設類
7 配筋及び配筋の許容差
PC製品の配筋(鉄筋及びPC鋼材)及び配筋の許容差は,9.3によって,配筋の測定を行い,次のa) 及
びb) の規定に適合しなければならない。
a) 配筋 配筋(鉄筋のかぶりを含む。)は,表4による。ただし,受渡当事者間の合意に基づき,PC製
品の性能(5.2の規定を含む。)を損なわない範囲で,表4以外の配筋方法を採用しても差し支えない。
また,製造業者は,配筋設計図を製品ごとに作成し,購入者から要求があった場合には,その内容を
提示しなければならない。
表4−PC製品の配筋
種類 適用する附属書の箇条
ポール類 A.5による。
橋りょう類 B.5による。
擁壁類 C.5による。
暗きょ類 D.5による。
くい類 E.5による。
その他の製品 製造業者が定める。
例 防災施設類
注記 配筋設計を行う場合の一般的注意事項は,次によることが望ましい。
− 鉄筋及びPC鋼材の最小あきは,粗骨材最大寸法の5/4倍以上とするのがよい。
− 必要な鉄筋及びPC鋼材の断面積は,構造計算又は構造細目から決まるが,その
断面積を満足するための鉄筋及びPC鋼材の径及び本数の組合せは一つではな
い。鉄筋並びにPC鋼材の径及び本数は,部材の厚さ,用いる粗骨材の最大寸法
などを考慮し,鉄筋及びPC鋼材とコンクリートとの付着が十分に得られるよう,
また,コンクリート部材のひび割れ分散性が良好になるように選定し,これを配
置する。
b) 配筋の許容差 配筋の許容差2) は,要求性能を満足する範囲内で,製品の種類ごとに製造業者が定め
る。
注2) 配筋の許容差とは,配筋設計図に示された鉄筋及びPC鋼材の位置と製品の鉄筋及びPC鋼材
の位置とのずれの限度値をいう。
8 材料及び製造方法
PC製品に使用する材料及び製造方法は,JIS A 5364による。
――――― [JIS A 5373 pdf 6] ―――――
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9 試験方法
9.1 外観試験
外観試験は,目視によって行い,使用上有害な,きず,ひび割れ,欠け,反り,ねじれ(板状製品の場
合)などの有無を調べる。
9.2 性能試験
性能の試験方法は,JIS A 5363及び表5による。
表5−PC製品の性能試験方法
種類 適用する附属書の箇条
ポール類 A.7による。
橋りょう類 B.7による。
擁壁類 C.7による。
暗きょ類 D.7による。
くい類 E.7による。
その他の製品 受渡当事者間の協議による。
例 防災施設類
9.3 配筋の測定
配筋の測定は,鉄筋及びPC鋼材の径,本数及びかぶりについて行うものとし,その方法は,次のいず
れかによる。
a) 非破壊試験による測定方法 非破壊試験による測定は,電磁誘導法,レーダー法などを用いて行い,
それぞれ指定された測定方法に従い,鉄筋及びPC鋼材の径,並びに本数及びかぶりを測定する。
b) 破壊試料による測定方法 破壊試料による測定は,外圧試験などの性能試験を終了した試料を用いて
行い,その試料のコンクリート部分をはつり,鉄筋を露出させた後,鉄筋及びPC鋼材の径,並びに
本数及びかぶりを測定する。
c) 打設前配筋による測定方法 コンクリート打設前後の鉄筋及びPC鋼材の位置が,鉄筋及びPC鋼材の
組立方法,型枠への鉄筋及びPC鋼材の固定方法,かぶりの確保方法などによって,変化しないもの
であるときは,コンクリート打設前の鉄筋及びPC鋼材の径,並びに本数及びかぶりを測定すること
によって,完成品の鉄筋及びPC鋼材の位置とみなすことができる。
10 検査
10.1 検査区分及び検査項目
PC製品の検査は,最終検査と受渡検査とに区分し,次による。
a) 最終検査 製品の製造業者は,次に示す検査項目について最終検査を行う。
1) 外観
2) 性能
3) 形状及び寸法
b) 受渡検査 受渡検査項目は,次による。ただし,受渡当事者間の協議によって,省略することができ
る。
1) 外観
2) 形状及び寸法
――――― [JIS A 5373 pdf 7] ―――――
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A 5373 : 2016
10.2 検査方法
PC製品の検査方法は,JIS A 5365及び表6による。
表6−PC製品の検査方法
種類 適用する附属書の箇条
ポール類 A.8による。
橋りょう類 B.8による。
擁壁類 C.8による。
暗きょ類 D.8による。
くい類 E.8による。
その他の製品 受渡当事者間の協議による。
例 防災施設類
10.3 検査の判定
検査の判定方法は,JIS A 5365による。
11 製品の呼び方
製品の呼び方は,JIS A 5361による。
12 表示
PC製品には,JIS A 5361に規定する事項を表示する。ただし,この規格の附属書において特別に表示方
法を定めてある場合には,その規定に従うものとする。また,II類に該当する製品については,次の事項
を製品に表示しなければならない。
a) “II類”の文字又はその略号
b) 種類(製造業者が定めた呼び)又はその略号
c) その他必要となる事項又はその略号
13 報告
製造業者は,購入者から要求があった場合には,製品の外観,性能,形状・寸法などに関する報告書を
提出しなければならない。
――――― [JIS A 5373 pdf 8] ―――――
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附属書A
(規定)
ポール類
A.1 概要
この附属書は,主として通信,信号及び電柱に用いるポール類のI類及びII類について規定する。
A.2 種類
ポール類の種類は,表A.1による。
なお,I類は,表A.2による。
表A.1−ポール類の種類
大分類 小分類
プレストレストコンクリートポール
ポール類 照明用化粧ポール
その他
表A.2−ポール類I類の種類
種類 用途による区分 照査による区分 詳細
1種 送電,配電,通信,信号など ひび割れ試験荷重
鉄道,軌道(無軌条電車を含む。)に 推奨仕様A-1による。
2種 限界ひび割れ幅耐力
おける電線路など
注記 限界ひび割れ幅耐力とは,曲げひび割れ幅が限界値に至らない耐力を示す。
A.3 性能
ポール類の性能及び性能照査方法は,次による。
a) 類に区分される製品 製品の性能は,推奨仕様A-1の規定に適合しなければならない。
b) I類に区分される製品 製品の性能は,JIS A 5362の箇条4及び箇条5の規定に従い,受渡当事者間
の協議によって定める。一般には表A.3の規定によってもよい。
表A.3−ポール類の性能及び性能照査方法
性能項目 性能 性能照査方法
設計図書,A.7又は実績に
使用時に想定される荷重によって所定の機能を失わず,快適に
使用性
使用できなければならない。 よる。
設計上想定される荷重によって,破壊してはならない。 設計図書,A.7又は実績に
安全性a)
なお,継手部の性能についても,同様とする。 よる。
想定される作用によるひび割れ,材料特性の経時的な低下など
耐久性b) 設計図書又は実績による。
によって,所要の性能が損なわれてはならない。
有害な変状を生じることなく運搬,据付,組立,接合などの作
施工性 設計図書又は実績による。
業を安全かつ容易に行うことができなければならない。
――――― [JIS A 5373 pdf 9] ―――――
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表A.3−ポール類の性能及び性能照査方法(続き)
ポール類に使用するPC鋼材は,受渡当事者間で協議の上,応力腐食割れに対する耐久性能が確認されたものを使
用する。
注a) 安全性の照査は,購入者から要求があった場合に行う。
b) 耐久性の照査は,水セメント比,又は水セメント比及び空気量が同等,かつ,鉄筋などのかぶりが同等で製
造方法が同様の製品の実績によってもよい。
A.4 形状,寸法及び寸法の許容差
ポール類の形状,寸法及び寸法の許容差は,次による。ただし,I類は,設計思想に差がなく,性能及
び性能照査方法が同じであれば,所要の性能を満足する範囲で購入者の要求によって基準寸法を±10 %の
範囲で変更することができる。
a) 形状 ポール類の形状例を,図A.1に示す。また,必要に応じて継手部を設けることができる。
単位 mm
図A.1−ポール類の形状例
b) 寸法及び寸法の許容差 I類に区分される製品の寸法及び寸法の許容差は,表A.4による。ただし,
キャップ及び底ぶたは,長さに算入しない。II類に区分される製品の寸法及び寸法の許容差は,受渡
当事者間の協議による。
――――― [JIS A 5373 pdf 10] ―――――
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JIS A 5373:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 5373:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1108:2018
- コンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA1136:2018
- 遠心力締固めコンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA5361:2016
- プレキャストコンクリート製品―種類,製品の呼び方及び表示の通則
- JISA5362:2016
- プレキャストコンクリート製品―要求性能とその照査方法
- JISA5363:2016
- プレキャストコンクリート製品―性能試験方法通則
- JISA5364:2016
- プレキャストコンクリート製品―材料及び製造方法の通則
- JISA5365:2016
- プレキャストコンクリート製品―検査方法通則