JIS A 8316:2010 土工機械―電磁両立性(EMC) | ページ 7

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A 8316 : 2010 (ISO 13766 : 2006)
単位 m
記号
1 グラウンド面上の供試体
2 アンテナ
試験場所は,電磁波を反射する表面のない見通しのよい平らな場所とする(CISPR 16-1-4参照)。
図D.1−ESA又は構成部品の試験場所の境界

――――― [JIS A 8316 pdf 31] ―――――

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A 8316 : 2010 (ISO 13766 : 2006)
単位 mm
記号
1 アンテナの軸又はログペリの最も近い要素へ : 1 000 mm±50 mm
2 壁に結合されたグラウンド面のある試験ベンチ
3 試験ハーネス 長さ1 500 mm±75 mm グラウンド面の上50 mm±5 mm
4 電源入力 試験対象へ
5 貫通接続
6 AN の入った接続箱
7 グラウンド面の端から最も近い放射要素で最小500 mm
8 シールドルーム
9 二重遮へい(蔽)同軸ケーブル
10 測定受信機
11 アンテナの近傍にあるアンテナ整合ユニット(必要な場合)
12 ESA
図D.2−ESAから放射される広帯域電磁エミッション−試験レイアウト(概略平面図)

――――― [JIS A 8316 pdf 32] ―――――

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A 8316 : 2010 (ISO 13766 : 2006)
単位 mm
記号
1 アンテナ
2 ハーネスの基準点及び主要部分を置く平面
3 基準点
4 基本平面
図D.3−ESAから放射される広帯域電磁エミッション−試験ベンチの概要側面図,垂直面に対称

――――― [JIS A 8316 pdf 33] ―――――

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A 8316 : 2010 (ISO 13766 : 2006)
附属書E
(規定)
ESAから放射される狭帯域電磁エミッションの測定方法
E.1 通則
E.1.1 適用
この附属書で規定する試験方法は,ESAに対して適用する。
E.1.2 測定器具
測定器具は,CISPR 16-1-1の要求事項を遵守していなければならない。この附属書に従った狭帯域電磁
エミッションの測定には,せん(尖)頭値検波器又は平均値検波器を使用しなければならない。
E.1.3 試験方法
この試験は,マイクロプロセッサをベースとした電気・電子系から発するような狭帯域電磁エミッショ
ンを測定するためのものである。短い(2分3分)最初のステップとして,一つのアンテナ偏波を選択す
るときは,せん(尖)頭値エミッションの位置を示すため,スペクトル分析器を用いてE.6に識別されて
いる周波数範囲のスィープを行うことが認められる。こうすることによって,試験する周波数の選択が容
易になる(E.6参照)。
E.1.4 測定結果
測定結果は,dB(μV/m)(又はμV/m)で表さなければならない。
E.2 測定位置
E.2.1 試験現場
試験現場は,CISPR 16-1-4の要求事項を遵守していなければならない(図D.1を参照)。
E.2.2 測定施設
測定器具一式,試験小屋,又は測定器具一式を置く土工機械は,図D.1に示す境界外になければならな
い。
E.2.3 密閉した試験施設
密閉した試験施設と屋外現場との間に相関が認められる場合は,密閉した試験施設を使用することがで
きる。密閉した試験施設は,試験中のアンテナとESAとの距離及びアンテナの高さを除けば,図D.1の寸
法要求を満たす必要はない(図D.2及び図D.3を参照)。
E.2.4 周囲環境測定
測定に実効的な影響を与え得るような強度の外部からの雑音又は信号がないことを保証するため,主た
る試験の前後に測定を実施しなければならない。両方の測定とも,外部からの雑音又は信号は,意図的な
狭帯域周囲交信を除いて,5.7.2に示されている障害の限度値より少なくとも10 dB低くなければならない。
E.3 試験中のESA の状態
E.3.1 動作モード
試験中のESAは,通常動作モードでなければならない。
E.3.2 試験現場周囲条件
雨若しくはその他のものがESAに降下している間,又はそのような降下が停止した後の10分以内は,

――――― [JIS A 8316 pdf 34] ―――――

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A 8316 : 2010 (ISO 13766 : 2006)
試験を実施してはならない。
E.3.3 ESAのセットアップ
試験中のESA及び配線ハーネスは,木製又は同等の非伝導支持台によって金属グラウンド面の50 mm
10
+mm上に位置していなければならない。しかし,試験中のESAの任意の部分が土工機械の金属車体構
0
造に電気的に結合するように設計されている場合は,その部分は,グラウンド面に置かなければならず,
グラウンド面に電気的に結合しなければならない。
グラウンド面は,少なくとも0.5 mmの厚さの金属薄板でなければならない。グラウンド面の最小サイ
ズは,試験中のESAのサイズに依存するが,ESAの配線ハーネス及び構成部品を広げておけるものでな
ければならない。グラウンド面は,接地系統の保護導体に接続しなければならない。グラウンド面は,試
験施設の床面から1 m±0.1 m上に位置していなければならず,それに平行でなければならない。
試験中のESAは,その要求事項に従って配線及び接続しなければならない。電源ハーネスは,アンテナ
に最も近いグラウンド面/テーブルの端に沿って100 mm±10 mmに位置していなければならない。
試験中のESAは,製造業者の取付仕様に従って接地系統に接続しなければならず,更に接地接続するこ
とは認められない。
試験中のESAと(試験対象物の下のグラウンド面/テーブルを除く。)遮へい領域の壁など他のすべて
の伝導性構造物との間の距離は,最小1 mでなければならない。
E.3.4 ESAへの電力
電力は,グラウンド面に電気的に結合された5 μH/50疑似回路網(AN)を介して試験中のESAに加え
なければならない。電源電圧は,その公称系統動作電圧の±10 %に維持しなければならない。リプル電圧
は,AN監視ポートで測定した公称系統動作電圧の1.5 %未満でなければならない。
E.3.5 複数のESA
試験中のESAが複数のユニットから構成されている場合は,相互接続ケーブルは,理想的には土工機械
に使用するのと同じ配線ハーネスである必要がある。これらを使用できない場合は,電子制御ユニットと
ANとの間の最小の長さは,1.5 mでなければならない。室内のすべてのケーブルは,できるだけ実際と同
じように終端する必要があり,本当の負荷及びアクチュエータがあれば望ましい。試験中のESAの正しい
動作のために外部の機器が必要な場合は,測定されたエミッションへのその寄与分を補正しなければなら
ない。
E.4 アンテナ
E.4.1 アンテナのタイプ
基準アンテナに対して正規化できる場合は,任意の直線偏波アンテナを使用することができる。
E.4.2 測定の高さ及び距離
E.4.2.1 高さ
アンテナの位相中心は,グラウンド面から 150 mm±10 mm上になければならない。
E.4.2.2 測定距離
アンテナの位相中心又は適切な先端からグラウンド面の端までの水平距離は,1 m±0.05 mでなければ
ならない。アンテナのどの部分も,グラウンド面に0.5 mより近くてはならない。
アンテナは,グラウンド面に直交する平面に平行に置き,ハーネスの主要部分が走るグラウンド面の端
に一致していなければならない。

――――― [JIS A 8316 pdf 35] ―――――

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JIS A 8316:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13766:2006(IDT)

JIS A 8316:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 8316:2010の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA8308:2003
土工機械―基本機種―用語