34
A 8316 : 2010 (ISO 13766 : 2006)
E.4.2.3 密閉した施設
無線周波数の電磁的遮へいのために密閉した施設内で試験を実施する場合は,アンテナの受信要素は,
無線吸収材の1 m以内であってはならず,密閉施設の壁の1.5 m以内であってはならない。試験中の受信
アンテナとESAとの間に吸収材があってはならない。
E.4.3 アンテナの向き及び偏波
各測定点では,アンテナを水平偏波及び垂直偏波にして読取りを行わなければならない。
E.5 読取り
各スポット周波数でのE.4.3に従って実施する二つの読取りの最大値は,測定を行った周波数での特性
読取値として採用しなければならない。
E.6 周波数
測定は,30 MHz1 000 MHzの周波数範囲全体を通して行わなければならない。最小走査時間は,CISPR
12に適合しなければならない。
――――― [JIS A 8316 pdf 36] ―――――
35
A 8316 : 2010 (ISO 13766 : 2006)
附属書F
(規定)
供試体の構成を選択するための指針
F.1 一般
土工機械の電気・電子系統は同一機種でも多様であるため,機械又はESAの供試体の選択は,最も著し
いエミッション及び土工機械へのイミュニティの影響を表す可能性のある条件,及びそれを使用する環境
の評価を基にして行わなければならない。したがって,試験のために使用する機械又はESAの構成の種類
を減少させるため,この規格の利用者が,試験する構成の最善の選択を行うには,附属書Fにある情報が
役に立つ。
F.2 検討基準
F.2.1 狭帯域エミッション
9 kHzより高い発振器がない(9 kHzより高い発振器の例は,マイクロプロセッサのクロック及びパルス
幅変調信号である)。
F.2.2 広帯域エミッション
広帯域放射源がない(広帯域雑音源の例は,ワイパのモータ及び点火プラグである)。
連続的に運転しない。
F.2.3 イミュニティ
電気・電子系の性能の低下は,次のとおりである。
− 土工機械の運転者による直接の制御に影響しない。
− エンジン速度制御に影響しない。
− ステアリング系統に影響しない。
− ブレーキ系統に影響しない。
− 土工機械の作業機の動作に影響しない。
− その他の安全関連機能に影響しない。
− 表示が誤った信号を示すことによって,機械の危険な動作を引き起こし,また,運転員に伝わる応答
が危険な操作の原因となるような影響を起こさない。
電気・電子系は能動半導体素子を含んでいない(能動半導体素子の例は,トランジスタ及びマイクロプ
ロセッサである。)。
デバイスへの電力は,直接に又はリレー接点を介して切り替える。
電気・電子系の(性能)低下が,運転者に知覚できる程度ではない。製造業者は,最大変化率などの機
械としての限界を明記又は明示しなければならない。
JIS A 8316:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13766:2006(IDT)
JIS A 8316:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.100 : 電磁両立性(EMC) > 33.100.01 : 電磁両立性一般
JIS A 8316:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA8308:2003
- 土工機械―基本機種―用語