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A 8909 : 2017 (ISO 3164 : 2013)
単位 mm
記号
A DLV前面境界面
B DLV背面境界面
LA 位置決め軸
SIP 座席基準点
注a)座面の位置に応じて減らしてもよい。
b) 機械の部品・操縦装置によってDLVの脚部を開いてもよい。
c) 足を45 mm後方に下げてもよい。
図2−丸み付けDLV
――――― [JIS A 8909 pdf 6] ―――――
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A 8909 : 2017 (ISO 3164 : 2013)
4.4 ROPS及びTOPSの側方負荷試験を通して,DLVのSIPよりも上の部分は,SIPを中心に側方に最大
15°傾けてもよい(表1参照)。ROPS及びTOPSの前後方向負荷試験を通して,DLVのSIPよりも上の部
分は,LAを中心に前方に15°まで傾けてもよい(図4に示す例を参照)。DLVのSIPより下の部分は傾け
ない。他の機械部品と干渉するときは,DLVの傾斜の限界はその干渉が発生する角度までに制限する。
表1−ROPS/TOPS試験で許容されるDLVの傾斜まとめ
ROPS/TOPS負荷方向 角度 DLV傾斜方向
側方負荷 15° 側方
前後方向負荷 15° 前後方向
注記 DLVが前後方向及び側方に傾斜したときの運転員の頭部は,丸み付けDLVのほうがよりよく再現
している。
4.5 図1及び図2に示すDLVの全ての線形寸法の許容差は,±5 mmとする。SIPに対するDLVの位置
決めの許容差は±13 mmとする。傾斜の許容差は±1°とする。
5 DLVの位置
5.1 DLVは,JIS A 8318に定義するSIPを基準点として用いて位置決めする(図1及び図2参照)。
5.2 複数の座席位置をもつ機械で,SIP(JIS A 8318の5.3.3参照)が複数の位置をもつときは,運転員が
走行モードで機械を操作するときのSIPを用いる。
5.3 DLVは,位置決め軸LAが,図1に示すように5.2で決定されるSIPを通るようにする。
DLVは,座席の横方向の中心に位置し,その主軸は水平及び垂直でなければならない(JIS A 8318の図2
のSIP装置を取り付けた座席に定義するX軸及びZ軸)。
5.4 DLVのLAの位置は,台上負荷試験中,たとえ軸が移動したとしても,SIPと一致させる。
注記 DLVの内側に位置するのが通常であるような機械の操縦装置及びその構成部品は,DLVに侵入
しているとはみなさない。
図3−DLVの見取り図及びFOPS試験のために丸み付けDLVと併用する箱形頭頂平面
――――― [JIS A 8909 pdf 7] ―――――
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A 8909 : 2017 (ISO 3164 : 2013)
a) 横向き座席のローラへの側方負荷
b) ブルドーザへの前後方向負荷
c) 前向き座席のローラへの側方負荷
記号
SIP 座席基準点
図4−DLVの傾斜の例
JIS A 8909:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3164:2013(IDT)
JIS A 8909:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 8909:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA8308:2003
- 土工機械―基本機種―用語
- JISA8315:2010
- 土工機械―運転員の身体寸法及び運転員周囲の最小空間
- JISA8318:2001
- 土工機械―座席基準点(SIP)