JIS B 0104:1991 転がり軸受用語 | ページ 4

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B 0104-1991
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
02.05.19 ころの面取り ころの外径面ところ端面とをつなぐ面。 付図62,64,roller chamfer
67
参照
02.05.51* 鋼球 鋼で造った玉。 − steel ball
02.05.52* 棒状ころ 直径に対する長さの比が大きく,直径が比較的大きい− long cylindrical roller
円筒ころ。
参考 通常,直径が5mmを超え15mm以下で,長
さが直径の310倍であるころをいう。
02.05.53* (転動体の)転動 軌道と転がり接触する転動体の表面。 付図182 rolling contact surface
面 参照 (of rolling element)
02.06 保持器
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
02.06.01 波形保持器 1個又は2個の波形の環状部品からなる保持器。 付図70 ribbon cage
(なみがたほじ 参照
き)
02.06.02 冠形保持器 弾性変形によって,転動体と保持器とを組み合わせる 付図71snap cage
(かんむりがたことができる形のつのをもった保持器。 参照
ほじき)
02.06.03 かご形保持器 付図72
転動体を囲むポケットをもっている一体形保持器。 window type cage
参照
02.06.04 つの形保持器 つの付きの一体形保持器。 付図73 prong type cage
参照
02.06.05 ピン形保持器 2個の保持器部品を結合するピンを用いた合せ保持 付図74 pin type cage
器。 参照
02.06.06 合せ保持器 一般に,リベット,ピン又はステーによって結合され 付図70,75,two-plece cage
る二つの環状部品からなる保持器。 76参照

02.06.07 二つ割り保持器 組立てを容易にするために,2か所で分割した保持器。 double-split cage
参考 通常,その2か所の割れ目は,半径方向に
向かい合っている。
02.06.08 (保持器の)ポケ 1個又はそれ以上の転動体を収める保持器の開口又は 付図7073,cage pocket
ット 空所。 75,76参照
02.06.09 (保持器の)柱 隣接するポケットを分離する保持器の部分。 付図72, cage bar
75参照
cage prong
02.06.10 (保持器の)つの 保持器の環状体又は合せ保持器の片方から突き出て 付図71,
いる,片持ちの柱。 73参照
cage pin
02.06.11 (保持器の)ピン 基本的には円筒形であるステーであって,ころのアキ 付図74
シアル方向の穴を通すことができるピン。 参照
cage stay
02.06.12 (保持器の)ステ 合せ保持器の二つの環状部品を結合し,かつ,それら 付図76
ー を互いに所定の距離に保つために用いる部品。 参照

02.06.13 軌道輪[軌道盤] 軌道輪[軌道盤]の保持器案内面によって,ラジアル land riding cage
案内保持器 方向に案内される(心出しされる)保持器。
02.06.51* もみ抜き保持器 削り加工で造った保持器。 − machined cage
02.06.52* 打抜き保持器 プレス加工で造った保持器。 − pressed cage
参考 プレス保持器ともいう。
02.06.53* 成形保持器 moulded cage
射出成形,ダイカスト,燒結などで成形した保持器。 付図184
参照
02.06.54* (保持器の)リベ 二つの保持器部品を接合するためのリベット。 − cage rivet
ット

――――― [JIS B 0104 pdf 16] ―――――

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03 軸受配列及びサブユニット
03.01 軸受配列
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
03.01.01 一対取付け paired mounting
一組として機能するように,同じ軸に並べて取り付け 付図7779
(いっついとりる2個の軸受の配列。 参照
つけ) 備考 軸受は,背面配列,正面配列又は並列配列
で取り付けられる。
03.01.02 多数取付け stack mounting
一組として機能するように,同じ軸に並べて取り付け 付図80
る3個又はそれ以上の軸受の配列。 参照
03.01.03 背面配列 外輪の背面を近接させ,並べて取り付ける2個の軸受 付図77 back-to-back
の配列。 参照 arrangement
03.01.04 正面配列 外輪の正面を近接させ,並べて取り付ける2個の軸受 付図78 face-to-face
の配列。 参照 arrangement
03.01.05 並列配列 一つの軸受の外輪の背面を,次の軸受の外輪の正面に 付図79tandem arrangement
近接させ,並べて取り付ける2個又はそれ以上の軸受 参照
の配列。
03.01.06 一対組合せ −
定められた方法で取り付けたとき,所定の特性(通常, matched pair
予圧又はすきま)をもつように選択又は製作した2個
の軸受の組合せ。
03.01.07 多数組合せ −
定められた方法で取り付けたとき,所定の特性(通常, matched stack
予圧又はすきま)をもつように選択又は製作した3個
又はそれ以上の軸受の組合せ。
03.02 サブユニット
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
03.02.01 サブユニット 軸受から自由に分離できる,転動体が付いた軌道輪 付図81 sub-unit
[軌道盤],転動体が付かない軌道輪[軌道盤],保持 92参照
器及び転動体が付いた軌道輪[軌道盤]又は保持器付
き転動体。
03.02.02 互換性サブユニ軸受の機能を損なうことなく,同様の一群の中のほか− interchangeable
ット のサブユニットと置き換えることができるサブユニ sub-unit
ット。
内輪,玉[ころ]及び保持器からなるサブユニット。 付図81,
03.02.03 内輪アセンブリ inner ring,
参考1. 玉[ころ]付き内輪ともいう。 82参照 cage and ball [roller]
2. 保持器が付かない場合もある。 assembly
03.02.04 コーンアセンブ cone assembly
(軸受)コーン,円すいころ及び保持器からなるサブ 付図83
リ ユニット。 参照
外輪,玉[ころ]及び保持器からなるサブユニット。 付図84,
03.02.05 外輪アセンブリ outer ring,
参考1. 玉[ころ]付き外輪ともいう。 85参照 cage and ball [roller]
2. 保持器が付かない場合もある。 assembly
03.02.06 内輪なし針状こ needle roller bearing
総転動体軸受の外輪と針状ころとからなるアセンブ 付図86,
ろ軸受 リ,又は針状ころと保持器が付いた外輪アセンブリ。 87参照 without inner ring
参考 必要に応じこの用語に,例えば“内輪なし
総ころシェル形針状ころ軸受”又は“内輪
なし保持器付きソリッド形針状ころ軸受”
という軸受についての追加記述を含めるこ
とができる。

――――― [JIS B 0104 pdf 17] ―――――

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03.03 保持器付き転動体
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
03.03.01 保持器付き転動 付図88
軸受の転動体と保持器とからなるサブユニット。 rolling element and
体 92参照 cage assembly
ball [roller] and cage
03.03.02 保持器付き玉[こ 玉[ころ]軸受の転動体と保持器とからなるサブユニ 付図88
ろ] ット。 92参照 assembly
参考 そのアセンブリがラジアル軸受用かスラス
ト軸受用かを示す必要のないときに用い
る。
付図88,
03.03.03 ラジアル[スラス ラジアル[スラスト]玉軸受の保持器付き玉。 ball and cage radial
ト]保持器付き 89参照 [thrust] assembly

付図90
03.03.04 ラジアル[スラス ラジアル[スラスト]ころ軸受の保持器付きころ。 roller and cage radial
ト]保持器付き 参考 必要に応じこの用語に,例えば“スラスト 92参照 [thrust] assembly
ころ 保持器付き針状ころ”又は“ラジアル保持
器付き円筒ころ”というころの形式につい
ての記述を加えることができる。
04 寸法
04.01 寸法方式及び系列
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
04.01.01 寸法方式 軸受の主要寸法を定める体系又は表。 − dimension plan
04.01.02 軸受系列 寸法が漸次増大し,かつ,ほとんどの場合同じ接触角− bearing series
をもち,主要寸法間にある関係をもつ特定の形式の軸
受のグループ。
04.01.03 寸法系列 幅系列又は高さ系列と,直径系列との組合せ。円すい− dimension series
ころ軸受では,それらの系列と角度系列との組合せ。
04.01.04 直径系列 それぞれ標準の軸受内径に対して一つの軸受外径を − diameter series
もっている軸受外径の段階的な系列。
参考 寸法方式の一部である。両直径間には,し
ばしば特定な関係がある。
04.01.05 幅系列 それぞれの直径系列のそれぞれの軸受内径に対して − width series
一つの軸受幅をもっている軸受幅の段階的な系列。
参考 ラジアル軸受に対する寸法方式の一部であ
る。
04.01.06 高さ系列 それぞれの直径系列のそれぞれの軸受内径に対して − height series
一つの軸受高さをもっている軸受高さの段階的な系
列。
参考 スラスト軸受に対する寸法方式の一部であ
る。
04.01.07 角度系列 ある定められた範囲の接触角についての系列。 − angle series
参考 円すいころ軸受に対する寸法方式の一部で
ある。
04.01.51* 呼び番号 軸受の形式,主要寸法及びその他の仕様を表す記号。− bearing designation
参考 基本番号と補助記号とからなる。
04.01.52 基本番号 軸受の形式と主要寸法とを表す記号。 − basic number
参考 形式記号,寸法系列記号及び内径番号から
なり,数字又は数字とアルファベット文字
で示される。

――――― [JIS B 0104 pdf 18] ―――――

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B 0104-1991
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
04.01.53* 補助記号 基本番号に付け加えて,軸受の仕様を表す補助的な記− supplementary
号。 number
参考 保持器記号,シール記号・シールド記号,
軌道輪形状記号,組合せ記号,内部すきま
記号,等級記号などがあり,アルファベッ
ト文字(数字を含むことがある。)で示され
る。
04.01.54* 軸受系列記号形式,寸法系列などの軸受系列を表す記号。 − bearing type and
参考 形式記号と寸法系列記号とからなり,数字 dimension series
又は数字とアルファベット文字で示され symbol
る。
04.01.55* 形式記号 軸受の形式を表す記号。 − bearing type symbol
参考 数字又はアルファベット文字で示される。
04.01.56* 寸法系列記号寸法系列を表す記号。 − dimension series
参考 幅系列記号又は高さ系列記号と直径記号と number
の組合せで,通常,二けたの数字で示され
る。
04.01.57* 直径系列記号直径系列を表す記号。 − diameter series
参考 通常,一けたの数字で示される。 number
04.01.58* 幅系列記号 幅系列を表す記号。 − width series number
参考 通常,一けたの数字で示される。
04.01.59* 高さ系列記号高さ系列を表す記号。 − height series number
参考 通常,一けたの数字で示される。
04.01.60* 内径番号 呼び軸受内径の大きさを表す記号。 − bore diameter number
参考 通常,二けたの数字で示される。
04.01.61* 接触角記号 アンギュラ玉軸受及び円すいころ軸受の呼び接触角 − contact angle symbol
の系列を表す記号。
参考1. 通常,アルファベット文字で示される。
2. 角度系列記号 (04.01.62*) 参照。
04.01.62* 角度系列記号円すいころ軸受の角度系列を表す記号。 − angle series number
参考 通常,一けたの数字で示される。

――――― [JIS B 0104 pdf 19] ―――――

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B 0104-1991
04.02 中心軸,平面,方向
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
04.02.01 軸受中心軸 軸受の回転の理論上の中心軸。 − bearing axis
参考 ラジアル軸受では内輪の中心軸であり,ス
ラスト軸受では軸軌道盤の中心軸である。

04.02.02 内輪[軸軌道盤] 基本的には円筒状又はテーパ状である内輪[軸軌道 inner ring [shaft
中心軸 盤]の内径面に内接する円筒又は円すいの中心軸。 washer] axis

04.02.03 外輪[ハウジング (1) 外径面が基本的には円筒状である場合,外輪[ハ outer ring [housing
軌道盤]中心軸 ウジング軌道盤]の外径面に外接する円筒の中心 washer] axis
軸。
(2) 外径面が基本的には球状である場合,外輪の外径
面に外接する球の中心を通り,外輪の基準側面に
垂直な直線。
04.02.04 (軸受)コーン円すいころ軸受の内輪中心軸[外輪中心軸]。 − (bearing) one [cup]
[カップ]中心 axis

04.02.05 ラジアル平面 中心軸に垂直な平面。 − radial plane
参考 軌道輪又は軌道盤に対して,ラジアル平面
は,一般に,軌道輪の基準側面又は軌道盤
の背面に接する平面に平行であると考えて
よい。
04.02.06 ラジアル方向 ラジアル平面内で中心軸を通る方向。 − radial direction
04.02.07 アキシアル平面 中心軸を含む平面。 − axial plane
04.02.08 アキシアル方向 中心軸に平行な方向。 − axial direction
参考 軌道輪又は軌道盤に対して,アキシアル方
向は,一般に,軌道輪の基準側面又は軌道
盤の背面に接する平面と垂直であると考え
てよい。
04.02.09 ラジアル[アキシ ラジアル[アキシアル]方向に測った距離。 − radial [axial]
アル]距離 distance
contact angle
04.02.10 接触角[呼び接触 軸受中心軸に垂直な平面(ラジアル平面)と,軌道輪 付図93,
角] 又は軌道盤によって転動体へ伝えられる力の合力の 94参照 [nominal contact
作用線[呼び作用線]とがなす角度。 angle]
参考 カップアングル (04.04.04) 参照。
04.02.11 作用点 軌道輪又は軌道盤によって1列の転動体へ伝えられる 付図93,94 load centre
力の合力が,軸受中心軸と交わる点。 参照
参考 接触角が90°未満で,すべての転動体に対
して等しい場合にだけ適用する。
04.02.12 呼び接触点 軸受部品が正常な相対位置にあるとき,転動体が接触 付図93,94 nominal contact point
すると考えられる軌道面上の点。 参照

04.02.13 軌道輪[軌道盤] 軸受製造業者が基準面として指定した軌道輪[軌道 reference face of a
の基準側面 盤]の側面。 ring [a washer]
参考 この側面を測定の基準面とする。
04.03 主要寸法
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
04.03.01 主要寸法 軸受の輪郭を定める寸法。 − (bearing) oundary
備考 主なものは軸受の内径,外径,幅(又は高 dimension
さ)及び面取寸法である。

――――― [JIS B 0104 pdf 20] ―――――

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JIS B 0104:1991の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5593:1984(MOD)

JIS B 0104:1991の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0104:1991の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB1512:1950
輸出ラジアル玉軸受
JISB1512:2000
転がり軸受―主要寸法