JIS B 0130:2019 火力発電用語―一般

JIS B 0130:2019 規格概要

この規格 B0130は、火力発電で用いられる全体,環境,運用,保守など一般に関する主な用語,及びその定義について規定。

JISB0130 規格全文情報

規格番号
JIS B0130 
規格名称
火力発電用語―一般
規格名称英語訳
Glossary of terms for thermal power plants -- General
制定年月日
1974年8月1日
最新改正日
2019年9月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.040.27, 27.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1974-08-01 制定日, 1977-08-01 確認日, 1983-02-01 改正日, 1989-11-01 改正日, 1995-01-01 確認日, 2001-08-20 確認日, 2006-10-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-09-20 改正
ページ
JIS B 0130:2019 PDF [51]
                                                                                   B 0130 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語の分類・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0130 pdf 1] ―――――

B 0130 : 2019

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
火力原子力発電技術協会(TENPES)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて
日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本産業規格である。これによって,JIS B 0130:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0130 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
B 0130 : 2019

火力発電用語−一般

Glossary of terms for thermal power plants-General

1 適用範囲

  この規格は,火力発電で用いられる全体,環境,運用,保守など一般に関する主な用語,及びその定義
について規定する。

2 用語の分類

  用語の分類は,次による。
a) 全体
1) 発電所の種類及び形式
2) 熱サイクル
b) 環境
1) 大気
2) 水質
3) 騒音・振動
4) その他
c) 運用
1) 計画・運用
2) 運転
3) 試運転及び試験
d) 保守
1) 保守一般
2) 検査
3) 溶接
4) 保温・保冷
e) 建設
1) 立地調査
2) 工程
3) 据付け
f) 土木・建築
1) 建物
2) 基礎
3) 港湾設備

――――― [JIS B 0130 pdf 3] ―――――

2
B 0130 : 2019
g) 諸設備
1) クレーン及び空気圧縮機
2) 非常用電源設備及び所内通信設備
3) 防災設備
4) 騒音・振動防止設備
5) 排水処理設備
6) 所内冷却水設備
7) 用水設備
8) 冷却水取水・放水設備
h) その他
1) 測定試験装置
2) 分析

3 用語及び定義

  用語及び定義は,次による。また,参考として慣用語及び対応英語を示す。
注記1 用語及び対応英語の一部に丸括弧( )を付けてあるものは,紛らわしくない場合には,丸
括弧内を省略してもよい。
注記2 用語の下の丸括弧( )内の仮名書きは,読み方を示す。
注記3 一つの用語欄に二つ以上の用語が併記してある場合は,記載されている順位に従って優先的
に使用する。
a) 全体
1) 発電所の種類及び形式
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
1101 発電所 ある種のエネルギーを電気エネルギーに変換するプ (electric) ower
ラント。 plant
注記 プラントとは,産業界における,ある工場又は
事業所の土地・建物・設備の全体をいう。
1102 火力発電所 石炭,石油,天然ガス,副生ガス,副生留分,黒液, thermal power plant
CWM,残さ油,石油コークス,バイオマスなどがも
つ熱エネルギーを利用して発電する発電所。
注記1 微粉炭と水とを混合し,流体化したものを
CWM(coal water mixture)という。
注記2 隣接する工場からの蒸気(副生蒸気という。)
を直接利用して発電する発電所も含む。
1103 汽力発電所 蒸気タービンで発電する発電所。 steam power plant
1104 ガスタービン発 ガスタービンで発電する発電所。 gas turbine power
電所 plant
1105 内燃力発電所 内燃機関で発電する発電所。 internal combustion
engine power
plant
1106 地熱発電所 地下から噴出する蒸気,熱水又はそれらの混合体で発 geothermal power
電する発電所。 plant

――――― [JIS B 0130 pdf 4] ―――――

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B 0130 : 2019
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
1107 副生ガス利用発 製鉄所の高炉ガス,コークス炉ガス,製油所の分解ガ excessive gas
電所 スなどの工場から副次的に発生するガスを燃料とし recovery power
て発電する発電所。 plant,
surplus gas recovery
power plant
1108 コークス乾式消 製鉄所のコークス乾式消火の熱を利用して発電する coke dry quenching
火発電所 発電所。 power plant
1109 廃棄物発電所 製糖工場のバガス,パルプ工場のバーク,廃タイヤ, waste product
RDF,RPFなどの廃物を燃料として発電する発電所。 recovery power
注記1 RDF(refuse derived fuel)とは,可燃性廃棄物 plant
を原料として,圧縮成形,押出成形などによ
って固形化した燃料(廃棄物固形化燃料)を
いう。
注記2 RPF(refuse derived paper and plastics densified
fuel)とは,廃棄物由来の紙,プラスチックな
どを固形化した燃料をいう。
1110 バイオマス発電 木くず(屑),動物性残さ,畜産系廃棄物,下水汚泥 biomass power plant
所 などの動植物に由来する有機物から得られるバイオ
マスエネルギーを利用して発電する発電所。
1111 廃熱利用発電所 ボイラ以外の炉の排ガスの熱を利用して発電する発 waste heat recovery
電所。 power plant
1112 ごみ焼却発電所 ごみを燃料として発電する発電所。 refuse incinerating
power plant
1113 消化ガス発電所 バイオマス発電所の1種類であって,下水処理場など microorganism
の下水汚泥中に含まれる有機物を密閉タンクの中で disassimilated gas
微生物に分解させ,発生するメタンを主成分とする消 power plant
化ガスを燃料として発電する発電所。
1114 炉頂圧タービン 高炉の炉頂圧を利用したガスエキスパンダで発電す blast furnace head
発電所 る発電所。 pressure (gas
expander) ower
plant
1115 塔頂圧タービン 化学プラントの反応塔の塔頂圧を利用したガスエキ reactor head pressure
発電所 スパンダで発電する発電所。 (gas expander)
power plant
1116 LNG冷熱発電 液化天然ガスがもつ冷熱エネルギーを利用して発電 LNG cryogenic
所 する発電所。 power plant
1117 太陽熱発電所 太陽熱によって蒸気を発生させ発電する発電所。 solar thermal power
plant
1118 コンバインドサ 複数の熱サイクルを組み合わせて熱効率の向上を図
複合サイク combined (cycle)
イクル発電プ る発電プラント(JIS B 8040参照)。 ル発電プラ power plant
ラント, ント
注記 一般的にはガスタービンで発電を行い,ガスタ
コンバインドサ ービンの排熱回収によって発生した蒸気を使用
イクル発電所 して蒸気タービンでも発電を行う電力供給設
備。
1119 加圧流動層燃焼 PFBC
圧力容器内に収納した流動層燃焼ボイラから発生す pressurized
複合発電所 る蒸気で駆動する蒸気タービン発電と,ボイラの排ガ fluidized bed
スを利用するガスタービン発電とを組み合わせたコ combustion
ンバインドサイクル発電プラント。 combined cycle
注記 構成要素の例はJIS B 8040の図B.11を参照。 power plant

――――― [JIS B 0130 pdf 5] ―――――

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JIS B 0130:2019の国際規格 ICS 分類一覧