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JIS B 0140:2019 規格概要
この規格 B0140は、産業用として一般に用いられるコンベヤに関する用語及びその定義について規定。
JISB0140 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0140
- 規格名称
- コンベヤ用語
- 規格名称英語訳
- Glossary of terms relating to conveyor
- 制定年月日
- 1972年12月1日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.53, 53.040.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 物流 2019
- 改訂:履歴
- 1972-12-01 制定日, 1975-05-01 改正日, 1978-05-01 確認日, 1983-03-01 確認日, 1986-03-01 改正日, 1991-02-01 確認日, 1993-07-01 改正日, 1998-10-20 確認日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS B 0140:2019 PDF [62]
B 0140 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 用語及び定義・・・・[1]
- 2.1 一般・・・・[1]
- 2.1.1 コンベヤの基本用語・・・・[1]
- 2.1.2 コンベヤの方式に関する用語・・・・[1]
- 2.1.3 コンベヤの仕様・部位に関する基本用語・・・・[2]
- 2.1.4 コンベヤの部品・附属機器に関する基本用語・・・・[4]
- 2.1.5 コンベヤの動作・状態に関する基本用語・・・・[8]
- 2.1.6 コンベヤの保護方策に関する基本用語・・・・[9]
- 2.2 ばら物用コンベヤに関する用語・・・・[11]
- 2.2.1 ばら物用コンベヤの種類に関する用語・・・・[11]
- 2.2.2 ばら物用機能別コンベヤに関する用語・・・・[18]
- 2.2.3 ばら物用コンベヤの仕様に関する用語・・・・[24]
- 2.2.4 ばら物用コンベヤの部品・附属機器に関する用語・・・・[24]
- 2.2.5 ばら物用コンベヤの動作・状態に関する用語・・・・[35]
- 2.3 かず物用コンベヤに関する用語・・・・[35]
- 2.3.1 かず物用コンベヤの種類に関する用語・・・・[35]
- 2.3.2 かず物用機能別コンベヤに関する用語・・・・[40]
- 2.3.3 かず物用コンベヤの仕様に関する用語・・・・[50]
- 2.3.4 かず物用コンベヤの部品・附属機器に関する用語・・・・[51]
- 2.3.5 かず物用コンベヤの動作・状態に関する用語・・・・[59]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 0140 pdf 1] ―――――
B 0140 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
産業機械工業会(JSIM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規
格である。
これによって,JIS B 0140:1993は改正されこの規格に置き換えられ,また,JIS B 0141:1993は廃止され,
この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 0140 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0140 : 2019
コンベヤ用語
Glossary of terms relating to conveyor
序文
この規格は,1972年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1993年に
行われたが,その後,産業構造の改革に伴う自動化の気運から,コンベヤが使用される分野が拡大し,新
たな要求が製品の多様化を促しており,これに対応するために改正した。1993年版は,“種類”をJIS B 0140
に,“部品・附属機器ほか”をJIS B 0141として別々な規格としてまとめていたが,今回はこれらを一つ
の規格にまとめることで,分類の統一性及び利便性の改善を図った。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,産業用として一般に用いられるコンベヤに関する用語及びその定義について規定する。
2 用語及び定義
用語及び定義は,次による。
なお,参考として慣用語及び対応英語を示す。
2.1 一般
2.1.1 コンベヤの基本用語
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
10000 コンベヤ 荷(運搬物又は搬送物)を連続的に運ぶ機械。 conveyor
11001 運搬物 コンベヤで運ぶ荷で,一つの単位にまとめられていな loose bulk
い塊状,粒状及び粉状のもの。石炭,鉱石,土砂,穀 material
物などがある。
11002 搬送物 ワーク
コンベヤで運ぶ荷で,数え上げることが可能なもの。 carrying material,
個々の物品,ケース,パレットなどがある。 unit load
11003 ばら物用コンベ 運搬物を運ぶコンベヤ。 conveyor for
ヤ loose bulk
material
11004 かず物用コンベ 搬送物を運ぶコンベヤ。 conveyor for unit
ヤ load
2.1.2 コンベヤの方式に関する用語
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
12100 ベルトコンベヤ エンドレスに動くベルトによって,その上に荷を載せ belt conveyor
て運ぶコンベヤ。
――――― [JIS B 0140 pdf 3] ―――――
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B 0140 : 2019
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
12200 チェーンコンベ エンドレスなチェーン,又はスラット,エプロンなど chain conveyor
ヤ を取り付けたチェーンによって,荷を運ぶコンベヤ。
12300 ローラコンベヤ 荷を載せるためのローラを連続して並べて荷を運ぶコ roller conveyor
ンベヤ。
12400 スクリューコン スクリューの回転によって,荷を運ぶコンベヤ。 screw conveyor
ベヤ
12500 振動コンベヤ 振動によって,荷を運ぶコンベヤ。 バイブレーテ vibratory
ィングコン conveyor,
ベヤ vibrating
conveyor
12600 流体コンベヤ 流体を媒体として,荷を運ぶコンベヤ。 fluid conveyor
2.1.3 コンベヤの仕様・部位に関する基本用語
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
13001 運搬能力 輸送能力
ばら物用コンベヤが,単位時間に運ぶ運搬物の質量。 transport capacity
13002 搬送能力 コンベヤ能力 carrying capacity,
かず物用コンベヤが,単位時間に運ぶ搬送物の数量。
conveyor
capacity
13003 コンベヤ機長 コンベヤの実長さ(図1参照)。 conveyor length
ばら物用コンベヤでは,ヘッドプーリ芯からテールプ
ーリ芯までの実距離。
13004 水平機長 コンベヤが傾斜部を含む場合の水平方向の両端距離 horizontal length
(図1参照)。
ばら物用コンベヤでは,テールプーリ芯とヘッドプー
リ芯との水平距離。
a) ばら物用コンベヤの場合
図1−コンベヤの基本寸法
――――― [JIS B 0140 pdf 4] ―――――
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B 0140 : 2019
b) かず物用コンベヤの場合
図1−コンベヤの基本寸法(続き)
番号 用語 定義 参考
慣用語 対応英語
13005 揚程 コンベヤの基準位置(ばら物ではプーリ面,かず物で vertical distance,
は前後の搬送面。)のヘッド部とテール部での垂直方向 vertical stroke
の距離(図1参照)。
13006 傾斜角度 コンベヤの傾斜角度。 inclined angle
13007 ベルト幅 ベルトの幅(JIS K 6322又はJIS K 6369参照)。 belt width
13008 ベルト速度 ベルトの単位時間当たりの移動距離。 belt speed
13009 ローラピッチ ローラの取り付け間隔。 roller pitch,
idler pitch
13010 ベルト巻付角 コンベヤベルトがプーリと接触している区間のプーリ wrap angle
芯に対する角度。
13011 コンベヤフレー ローラ,ベルトなどを支持するための主要構造部。 frame
ム
13012 コンベヤ脚 コンベヤフレームを支持する脚部。 脚, leg,
スタンド conveyor stand
13013 上流 荷が流れ始める側。 upstream side
13014 下流 荷が流れて行く側。 downstream side
13015 ヘッド部 コンベヤの下流側の末端部。 頭部 head part
13016 テール部 コンベヤの上流側の末端部。 尾部 tail part
13017 中間部 ヘッド部とテール部との間の部分。 intermediate part
――――― [JIS B 0140 pdf 5] ―――――
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JIS B 0140:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.53 : 荷役設備(用語集)