JIS B 0955-3:2022 工作機械―環境評価―第3部:金属切削工作機械のエネルギー効率に関する試験の原則

JIS B 0955-3:2022 規格概要

この規格 B0955-3は、加工工程表に基づいた使用段階における工作機械の環境評価について規定。

JISB0955-3 規格全文情報

規格番号
JIS B0955-3 
規格名称
工作機械―環境評価―第3部 : 金属切削工作機械のエネルギー効率に関する試験の原則
規格名称英語訳
Machine tools -- Environmental evaluation of machine tools -- Part 3:Principles for testing metal-cutting machine tools with respect to energy efficiency
制定年月日
2022年2月21日
最新改正日
2022年2月21日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 14955-3:2020(IDT)
国際規格分類

ICS

25.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2022-02-21 制定
ページ
JIS B 0955-3:2022 PDF [34]
                                                                B 0955-3 : 2022 (ISO 14955-3 : 2020)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 工作機械の環境評価の一般的な手順・・・・[3]
  •  4.1 一般・・・・[3]
  •  4.2 ステップ1-一般情報の文書化・・・・[4]
  •  4.3 ステップ2-工作機械状態“オフ”の測定-M01・・・・[5]
  •  4.4 ステップ3-工作機械状態“オフ”から“待機(始動)”へ遷移する間の測定-M02・・・・[6]
  •  4.5 ステップ4-工作機械状態“待機”の測定-M03・・・・[7]
  •  4.6 ステップ5-工作機械状態“セットアップ/暖機運転”の測定-M04・・・・[8]
  •  4.7 ステップ6-工作機械状態“準備”の測定-M05・・・・[9]
  •  4.8 ステップ7-工作機械状態“加工”の測定-M06・・・・[10]
  •  4.9 ステップ8-工作機械状態 “非常停止”の測定-M07・・・・[11]
  •  4.10 ステップ9-工作機械状態“待機”から“オフ”へ遷移する間の測定-M08・・・・[12]
  •  5 環境評価のための工作機械の分析・・・・[13]
  •  5.1 一般・・・・[13]
  •  5.2 平均工作機械性能・・・・[13]
  •  6 加工工程表・・・・[18]
  •  6.1 一般・・・・[18]
  •  6.2 一般的な構造・・・・[19]
  •  6.3 加工工程表定義の指針・・・・[20]
  •  6.4 加工工程表の定義・・・・[20]
  •  6.5 主な工作機械の運転状態・・・・[22]
  •  6.6 関連する加工工程・・・・[22]
  •  6.7 加工工程の文書化・・・・[22]
  •  附属書A(参考)研削盤の例・・・・[24]
  •  参考文献・・・・[32]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0955 pdf 1] ―――――

           B 0955-3 : 2022 (ISO 14955-3 : 2020)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本工作機械工業会
(JMTBA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべ
きとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0955規格群(工作機械−環境評価)は,次に示す部で構成する。
JIS B 0955-1 第1部 : エネルギー効率の高い工作機械の設計手法
JIS B 0955-2 第2部 : 工作機械及びその構成要素に供給されるエネルギーの測定方法
JIS B 0955-3 第3部 : 金属切削工作機械のエネルギー効率に関する試験の原則

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0955 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
B 0955-3 : 2022
(ISO 14955-3 : 2020)

工作機械−環境評価−第3部 : 金属切削工作機械のエネルギー効率に関する試験の原則

Machine tools-Environmental evaluation of machine tools-Part 3: Principles for testing metal-cutting machine tools withrespect to energy efficiency

序文

  この規格は,2020年に第1版として発行されたISO 14955-3を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
工作機械は,産業ですぐに使える完成品又は半完成品の製造に使用される複雑なシステムである。工作
機械の性能評価は,設備投資の重要なデータとして,用途によって影響を受ける経済価値,技術仕様及び
運転条件に関して多面的である。したがって,同じ工作機械でも加工する部品及び運転条件によって供給
されるエネルギーは全く異なるものになる。そのため,工作機械の環境評価は,これらの考慮事項と切り
離して考えることはできない。
JIS B 0955-1:2020は,手順を統一することを意図して,機能単位に基づいた工作機械の分析及び評価手
順を定義している。JIS B 0955-1:2020は,工作機械のエネルギー挙動並びに個々のエネルギー及び/又は
効率の弱点を定義し評価するために,簡略化され,かつ,一般的な評価が可能なようにしている。
JIS B 0955-2:2021は,工作機械及びその構成部品の測定に必要なパラメータ及び手順を定義している。
これには,工作機械のエネルギー挙動の評価に関連する必須パラメータが含まれている。
JIS B 0955規格群は,工作機械の使用段階に関連する環境影響を扱っている。この規格は,工作機械の
設計及び技術以外の,工作機械の使用段階におけるエネルギー効率の評価方法について扱っている。

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 0955-1:2020に基づく省エネ設計方法,及びJIS B 0955-2:2021で定義された工作機械
及びその構成要素に供給されるエネルギーの測定方法を補完する。この規格は,加工工程表に基づいた使
用段階における工作機械の環境評価について規定する。この規格では,金属切削工作機械(以下,工作機
械という。)の例を記載している。
この規格は,工作機械のエネルギー評価を行い,かつ,工作機械の設計へのエネルギー効率の側面の統
合を行うための個々の工作機械の加工工程表に基づいて,関連する工作機械運転状態を評価する方法論的
アプローチについて定義している。

――――― [JIS B 0955 pdf 3] ―――――

           2
B 0955-3 : 2022 (ISO 14955-3 : 2020)
この規格は,JIS B 0955-1:2020及びJIS B 0955-2:2021に基づき測定の必要がある事項について説明して
いる。さらに,JIS B 0955-1:2020に基づく機械機能“加工”を測定するための加工工程表の評価方法につ
いても記載している。
この規格の適用例を,附属書Aに記載している。
この規格を適用した結果は,使用段階における様々な使用者の行動及び製造戦略に影響される。この規
格は,工作機械の比較を目的としたものではない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 14955-3:2020,Machine tools−Environmental evaluation of machine tools−Part 3: Principles for
testing metal-cutting machine tools with respect to energy efficiency(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用し
ない。
JIS B 0955-1:2020 工作機械−環境評価−第1部 : エネルギー効率の高い工作機械の設計手法
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 14955-1:2017,Machine tools−Environmental evaluation
of machine tools−Part 1: Design methodology for energy-efficient machine tools
JIS B 0955-2:2021 工作機械−環境評価−第2部 : 工作機械及びその構成要素に供給されるエネルギ
ーの測定方法
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 14955-2:2018,Machine tools−Environmental evaluation
of machine tools−Part 2: Methods for measuring energy supplied to machine tools and machine tool
components
DIN 8580:2003,Manufacturing processes−Terms and definitions, division

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS B 0955-1:2020及びJIS B 0955-2:2021による。
3.1
評価用試験片(reference part)
形状,材料,サイズ,幾何公差及び表面品質の仕様,並びに関連する加工手順が定義された工作物
注釈1 評価用試験片は,定義された運転状態で加工される幾何学的な要素の構成,寸法及び数が決め
られている試験片である(参考文献[7]参照)。
3.2
加工工程表(reference scenario)
評価用試験片(3.1)を完成させるために必要な穴,溝などの幾何学的な要素の加工工程及び環境条件
を記載した文書
注釈1 加工工程表は,JIS B 0955-2:2021に従った機械ベース及び作業ベースの工程表を含んでいる。

――――― [JIS B 0955 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
B 0955-3 : 2022 (ISO 14955-3 : 2020)
3.3
離散型生産(discrete part manufacturing)
出力が個々に計数可能又はシリアル番号で識別可能で,かつ,質量又は体積以外の明確な単位で測定可
能な生産方式
注釈1 プラスチック,食品,飲料,医薬品などのプロセス生産と区別して使用する用語。
3.4
大量生産,大規模生産(mass production,large-scale production)
標準化した製品を,組立ライン技術などを利用して大量に生産する方式
注釈1 大量生産とは,同種の大量の製品を効率的に製造するプロセスを指す。大量生産は,通常,量
産,物流の詳細な組織化,品質基準の慎重な管理及び分業を達成するために,組立ラインと同
様に何らかの形式の自動化によって特徴付けられる。
3.5
工具(tool)
材料に所望の形状,形態又は仕上げを付与するために用いる道具
注釈1 所望の形状は,除去加工,成形加工などの様々な手段で達成することが可能である。
3.6
ショップフロア生産,個別生産(shop floor production,job shop)
顧客の仕様に従って製造する少量の注文品に特化した生産
注釈1 ショップフロア生産では,通常,工作機械の取得時に受渡当事者間で工作物は決まっていない。
注釈2 ショップフロア生産では,時間配分は,実行される特定の生産と強く関連している。ショップ
フロア生産における工作機械の典型的な使用時間は,1日8時間,週5日である。
3.7
エネルギーパフォーマンス指標,EnPI(energy performance indicator)
組織によって定められたエネルギーパフォーマンスの尺度又は単位
注釈1 EnPIは,測定される活動の性質に応じて,単純な数値,比,又はモデルを使用して表すことが
可能である。
注釈2 EnPIに関する更なる情報は,ISO 50006参照。
注釈3 組織の例として,製造業者,供給者及び使用者がある。
(出典 : JIS Q 50001:2019の3.4.4を修正。注釈3を追加。)

4 工作機械の環境評価の一般的な手順

4.1 一般

  この箇条では,JIS B 0955-1:2020に基づく工作機械の環境評価手順について記載する。この手順では,
箇条6に定義する加工工程表を含む,工作機械の可能な全ての運転状態の測定が必要になる。この評価手
順に基づいて,関連する工作機械の運転状態を示して評価することが可能であり,かつ,JIS B 0955-1:2020
に従って機能指向分析を行うことが可能である。
二つの測定期間における測定値の平均の差が100 W以下又は±5 % 以下の場合は,安定状態とみなす。

――――― [JIS B 0955 pdf 5] ―――――

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JIS B 0955-3:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14955-3:2020(IDT)

JIS B 0955-3:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0955-3:2022の関連規格と引用規格一覧

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規格名称