10
B 1087 : 2004 (ISO 14589 : 2000)
として記録する。
5. 装着前のマンドレルの耐プッシュアウト力試験
5.1 装着前のマンドレルの耐プッシュアウト力試験の原理 試験は,マンドレルが押し出されるまで,
リベットの頭部側からマンドレルの軸線方向の荷重を加えることによって行う。
備考 この試験は,密閉形胴部のリベット及び押込みピンを用いるリベットに対しては適用しない。
5.2 装着前のマンドレルの耐プッシュアウト力試験用取付具 図7による。
tt
tt
o
o
t
φdh4 φdh4 t
1 1
1 試験台
図 7 マンドレルの耐プッシュアウト力試験用取付具
試験用板は,全厚さttot≧10 mmを与えるために,1枚又はそれ以上の鋼板を含んでもよい。板の厚さは,
1.5 mm未満であってはならない。試験用板は,試料の軸線を中心とし,直径D=25 mmで囲む最小の円形
平面領域を与える幅をもつものとする。
リベットを挿入する試験用板の試験用すき間穴の直径は,表2による。
リベットの付いた試験用板を載せる試験台の穴の直径dh4は,リベット胴部の最大径より1 mmを超えな
いものとする。
5.3 装着前のマンドレルの耐プッシュアウト力試験の手順 試験用取付具は,図7に示す圧縮パンチを
備え,JIS B 7721に応じた試験機に取り付ける。
荷重は,マンドレルの先端に対して,連続的にそして衝撃を与えることなくマンドレルの軸線に直接的
に加えるものとし,マンドレルがリベットの胴部に対して動きだすまで更に継続する。試験速度は,713
mm/minとする。最大荷重を,そのリベットのマンドレルのプッシュアウト荷重として記録する。
――――― [JIS B 1087 pdf 11] ―――――
11
B 1087 : 2004 (ISO 14589 : 2000)
6. マンドレル破断荷重試験
6.1 マンドレル破断荷重試験の原理 試験は,引張荷重を作用させて,リベットの本体から取り出して
試験用取付具に装着されたマンドレルを破断にまで至らせることによって行う。
6.2 マンドレル破断荷重試験用取付具 図8による。
単位 mm
X
1
5以上
φdh5 (9)
φdm
2
3
X
1 試験用板
2 図5で与えられる試験用取付具(一部分だけ)
3 試験用インサート
+0.4
注(9) 穴の直径 dh5 = dm
+0.2mm
図 8 マンドレル破断荷重試験用取付具
試験用取付具は,鋼製で,700 HV30以上の硬さをもつ試験用板又は試験用インサートから成る。
マンドレルを挿入する試験用板又は試験用インサートの穴は,試験をするマンドレルの呼び径に等しく,
+0.4
mmの許容差をもつものとする。試験用板又は試験用インサートの厚さは5
+0.2 mm以上とし,永久変形
することなく試験荷重を保持するのに十分なものとする。
6.3 マンドレル破断荷重試験の手順 試験用取付具は,マンドレルをつかむことができる器具を備え,
JIS B 7721に応じた試験機に取り付ける。
荷重は,マンドレルに対して,連続的にそして衝撃を与えることなくマンドレルの軸線に直接的に加え
るものとし,マンドレルが破断するまで更に継続する。試験速さは,713 mm/minとする。作用させた最
大荷重を,そのリベットのマンドレル破断荷重として記録する。
――――― [JIS B 1087 pdf 12] ―――――
12
B 1087 : 2004 (ISO 14589 : 2000)
附属書A(参考)リベットの引張試験に用いる適切な試験用取付具の例
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
本体の3.2.2に適合する板厚及び試験用すき間穴の直径をもつ附属書A図1に示すような2枚の試験用
板を,供試リベットでリベット止めをする。
リベット止めした締結体を附属書A図1に細い二点鎖線で示すような試験用取付具の中に配置し,その
取付具を試験機の圧縮ヘッドの間に据える。
単位 mm
附属書A図1 リベットの引張試験用取付具
JIS B 1087:2004の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14589:2000(IDT)
JIS B 1087:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.40 : リベット
JIS B 1087:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法