JIS B 1548:1995 転がり軸受の騒音レベル測定方法

JIS B 1548:1995 規格概要

この規格 B1548は、転がり軸受を回転させたときに発生する音の騒音レベルの測定方法について規定。

JISB1548 規格全文情報

規格番号
JIS B1548 
規格名称
転がり軸受の騒音レベル測定方法
規格名称英語訳
Rolling bearings -- Measuring methods of A-weighted sound pressure levels
制定年月日
1960年7月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

17.140.20, 21.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1960-07-01 制定日, 1965-02-01 確認日, 1968-03-01 確認日, 1971-02-01 確認日, 1974-01-01 確認日, 1976-11-01 改正日, 1979-12-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1990-03-01 確認日, 1995-02-01 改正日, 2000-08-20 確認日, 2005-01-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS B 1548:1995 PDF [6]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 1548-1995

転がり軸受の騒音レベル測定方法

Rolling bearings−Measuring methods of A-weighted sound pressure levels

1. 適用範囲 この規格は,転がり軸受(1)(以下,軸受という。)を回転させたときに発生する音の騒音レ
ベルの測定方法について規定する。
注(1) 対象とする軸受は,深溝玉軸受,アンギュラ玉軸受及び円すいころ軸受とする。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 1566 転がり軸受の取付関係寸法及びはめあい
JIS C 1505 精密騒音計
JIS Z 8106 音響用語(一般)
2. 用語の定義 この規格に用いる主な用語の定義は,次によるほか,JIS Z 8106による。
(1) 騒音レベル 騒音レベルLPAは,次の式で表す。
2
PA (dB)
LPa=10 log10 2
P0
ここで, PA : JIS C 1505に規定されるA特性で重み付けされた音圧の実効値
P0 : 基準の音圧 (20 愀
(2) 暗騒音 軸受の騒音レベルを測定する場合と同じ状態で,回転軸(3.参照)だけを回したときの音。
(3) 反射音 軸受を回転させたとき発生する音がマイクロホンに直接入射しないで,測定室内にある物体
及び壁面などに反射して入る音。
3. 測定室及び回転装置
3.1 測定室 測定室は,暗騒音及び反射音が測定値に影響しないように,吸音及び遮音について十分に
対策された部屋でなければならない。
3.2 回転装置 測定室内に軸受を回転させるための回転装置を設ける。その駆動部分は,室外に設け,
回転軸を室内に差し込む構造とする。
3.3 回転軸の軸端形状 測定室内の回転軸の軸端形状は,図1による。

――――― [JIS B 1548 pdf 1] ―――――

2
B 1548-1995
図1 回転軸の軸端形状
3.4 回転軸の軸端の振れ 軸受の内輪とはめあう軸端の振れは,測定値に影響しないように小さくなけ
ればならない。
3.5 回転軸と軸受とのはめあい 回転軸の軸端の公差域クラスは,g6又はf6とする。
4. 測定器 軸受の騒音レベルの測定には,JIS C 1505に定める精密騒音計を用いる。マイクロホンは,
外径25mm以下の円筒形で,その端面に平行な振動板があるものとし,床上又は卓上スタンドに取り付け
られる構造とする。
なお,精密騒音計の周波数補正回路は,A特性とする。
5. 測定方法
5.1 マイクロホンの位置 マイクロホンの位置は,回転軸の中心を通る水平面より上方で,軸受前面中
心から回転軸に対し45°方向にマイクロホンの中心軸を合わせ,軸受前面中心からマイクロホンの振動板
までの距離は,表1による。

――――― [JIS B 1548 pdf 2] ―――――

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B 1548-1995
表1 マイクロホン位置,回転速度及び測定荷重
D : 呼び軸受外径 (mm)
n : 回転速度 (min−1)
l : 軸端中心からマイクロホンの振動板までの距離 (mm)
F : 測定荷重 (N)
D n(3) 深溝玉軸受 円すいころ軸受
(mm) (min−1) アンギュラ玉軸受
を超え 以下 l(4) F l(4) F
(mm) (N) (mm) (N)
− 30(2) 3 600 50 10 − −
30 50 1 800 70 20 100 40
50 80 1 800 100 40 100 40
80 120 1 800 100 40 100 80
120 180 1 200 150 80 150 80
注(2) 外径30mmの軸受は,呼び軸受外径の30を超え,50以下の区分の測定条
件を適用する。
(3) 許容差は,±3%とする。
(4) 許容差は,±5%とする。
5.2 回転速度及び測定荷重 回転速度及び測定荷重は,表1による。
なお,軸受の形式,大きさ,潤滑剤などの影響で,安定した測定結果が得られない場合には,他の回転
速度又は測定荷重を用いてもよい。
5.3 軸受の支持方法 軸受を回転軸の軸端にはめ込み,通常,両手親指で外輪をアキシアル方向に均等
に押し付けて回転させる。マイクロホンと両手親指との相対位置は,図2による。
なお,機械的な負荷装置を用いてもよい。

――――― [JIS B 1548 pdf 3] ―――――

4
B 1548-1995
図2 軸受の支持方法
5.4 潤滑剤 潤滑剤は,清浄な白灯油を用いる。潤滑剤を封入した軸受は,封入された潤滑剤をそのま
ま用いる。
なお,軸受の形式,大きさ,測定荷重などの影響で安定した測定結果が得られない場合には,他の潤滑
剤を用いてもよい。
5.5 読取り 軸受の回転開始後,騒音計の指示の安定したときに,指示値の平均値を読み取る。
6. 測定結果に付記する事項 測定結果には,必要に応じて次の事項を付記する。
(1) 日本工業規格(日本産業規格)の規格番号 (JIS B 1548)
(2) 測定日
(3) 測定者名
(4) 測定器[名称(精密騒音計),形式,製造業者名又はその略号]
(5) 回転速度
(6) 測定荷重
(7) 潤滑剤
関連規格 JIS B 1521 深溝玉軸受
JIS B 1522 アンギュラ玉軸受
JIS B 1534 円すいころ軸受

――――― [JIS B 1548 pdf 4] ―――――

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B 1548-1995
参考 暗騒音の影響
この参考は,暗騒音の影響について記述するものであり,規定の一部ではない。
回転軸に軸受が取り付けられて回転しているときの測定器の指示値と暗騒音の指示値との差が10dB未
満のときは,参考表1の値を指示値に加えて補正する。指示値の差が10dB以上あるときは,補正しなく
てよい。
参考表1 暗騒音の影響に対する指示値の補正
単位dB
指示値の差 4 5 6 7 8 9
補正値 −2 −1
[JIS Z 8731(騒音レベル測定方法)参照]

――――― [JIS B 1548 pdf 5] ―――――

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JIS B 1548:1995の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 1548:1995の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB1566:2015
転がり軸受―取付関係寸法及びはめあい
JISC1505:1988
精密騒音計
JISZ8106:2000
音響用語