JIS B 1859:2020 歯付ベルト伝動―用語 | ページ 3

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B 1859 : 2020
番号 用語 定義 量記号 対応英語
(参考)
3.7.8 最小歯幅 bf
フランジ(3.7.11)付きプーリのフランジ内面間,片側フランジ minimum pulley
b'f
の場合はフランジ内面とプーリ端面との最小距離(図34参照), width
b''f
又は指定幅のベルトが使用可能なプーリの歯幅の最小値(図35
参照)。
フランジ付きプーリ
図34
フランジなしプーリ
図35
3.7.9 測長プーリ −
歯付ベルトのベルトピッチ長さを正確に測定するために,厳密 measuring
に加工又は選別された歯付プーリ。 pulley
3.7.10測長プーリ歯溝 Cm1
ベルトと測長プーリの伝動面とが接するときにベルトと測長プ measuring
クリアランス Cm2
ーリの非伝動面間との間の最小距離。ベルト歯先と測長プーリ pulley groove
歯溝底との最小距離(図36参照)。 clearance
図36
3.7.11フランジ −
ベルトがプーリから外れることなく動力を伝動するためにプー flange
リの伝動外周部の端に設けるラッパ状の輪。通常,プーリの両
側に設ける。

――――― [JIS B 1859 pdf 11] ―――――

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B 1859 : 2020

3.8 歯付プーリの歯溝

 番号      用語                             定義                        量記号   対応英語
(参考)
3.8.1 溝 −
ベルトとプーリとの間で動力伝達ができるようにベルト歯がプ grooves
ーリとかみ合えるようにプーリに設けたくぼみ。通常,横方向
に均等に配置する(図37参照)。
図37
3.8.2 歯先円筒 各歯の頂点で構成されるプーリ軸を中心とする円筒(図38参 − tip cylinder
照)。
図38
3.8.3 歯先円 歯先円筒のプーリ軸に直角な断面部分(図39参照)。 − tip circle
図39
3.8.4 歯溝底円筒 −
各歯溝底で構成されるプーリ軸を中心とする円筒(図40参照)。 root cylinder
図40

――――― [JIS B 1859 pdf 12] ―――――

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B 1859 : 2020
番号 用語 定義 量記号 対応英語
(参考)
3.8.5 歯溝底円 歯溝底円筒のプーリ軸に直角な断面部分(図41参照)。 − root circle
図41
3.8.6 歯溝底深さ 歯先円と歯溝底円との径方向の距離(図42参照)。 hg groove depth
図42
3.8.7 歯面 −
歯先丸み半径(3.8.10)と歯元丸み半径(3.8.11)とを含むその flank
間の線と幅とによって構成する面,又は歯元丸み半径がない場
合は,歯溝底円(3.8.5)と歯先丸み半径(3.8.10)とを含むその
間の線と幅によって構成する面(図43参照)。
図43
3.8.8 伝動歯面 −
伝動するときに歯付ベルトの歯面と接触する歯面(図44参照)。 working flank
図44
3.8.9 非伝動歯面 伝動するときの伝動歯面と反対側の歯面(図45参照)。 − non-working
flank
図45

――――― [JIS B 1859 pdf 13] ―――――

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B 1859 : 2020
番号 用語 定義 量記号 対応英語
(参考)
3.8.10 歯先丸み半径 rt
歯先円につながる歯面の曲線部分の丸みの半径(図46参照)。 radius at the
groove crest
図46
3.8.11 歯元丸み半径 rb
歯溝底円に接する歯面の曲線部分の丸みの半径(図47参照)。 radius at the
groove root
図47
3.8.12 歯溝底幅 bw
歯溝底円と一つの溝の両側の歯面を延長した線との理論的な交 width at groove
点間の直線距離(図48参照)。 root
図48
3.8.13 歯溝先幅 br
歯先円と一つの溝の両側の歯面を延長した線との理論的な交点 width at groove
間の直線距離(図49参照)。 crest
図49
3.8.14 (プーリ溝の) 一つの溝の両側の歯面間のなす角度(図50参照)。 2φ groove angle
圧力角
図50

――――― [JIS B 1859 pdf 14] ―――――

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3.9 歯付プーリの創成工具

 番号      用語                             定義                        量記号   対応英語
(参考)
3.9.1 ラック歯形状 −
歯付プーリの歯を加工するための歯形状及び寸法を規定する基 rack form
準となるラックの歯形(図51参照)。
図51
3.9.2 基準ラック 歯数ごとに規定した標準ラック形状をもつラック。 − reference rack
3.9.3 −
(基準ラックの) ラック歯のピッチを定義するための基準となる線(図52参照)。reference rack
ピッチライン pitch line
図52
3.9.4 (基準ラックの) 基準ラックの歯底をつないだ線(図53参照)。 − reference rack
歯底線 root line
図53
3.9.5 (基準ラックの) 基準ラックの歯先をつないだ線(図54参照)。 − reference rack
歯先線 tip line
図54
3.9.6 −
(基準ラックの) 基準ラックの歯先丸み半径(3.9.13)と基準ラックの歯元丸み半reference rack
歯側面 径(3.9.14)とを含むその間の線と幅とによって構成する面,又 flank
は基準ラックの歯先丸み半径がない場合は,基準ラックの歯先
線(3.9.5)と基準ラックの歯元丸み半径(3.9.14)とを含むその
間の線と幅によって構成する面。(図55参照)
図55

――――― [JIS B 1859 pdf 15] ―――――

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JIS B 1859:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5288:2017(MOD)

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