JIS B 2005-2-1:2019 工業プロセス用調節弁―第2部:流れの容量―第1節:取付け状態における流れのサイジング式 | ページ 8

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B 2005-2-1 : 2019 (IEC 60534-2-1 : 2011)
E.2.2 バルブ データ :
バルブ形式 : ボール弁
トリム : セグメント ボール
流れ方向 : フロー トゥ オープン
呼び径 : d =100 mm
液体圧力回復係数 : FL =0.60(表D.2から)
バルブ形状修正係数 : Fd =0.98(表D.2から)
E.2.3 計算 :
乱流域における非圧縮性流体に適用できる流れのモデルは,式(1)で与えられる。
psizing
Q CN1FP
1
0
表2から,これらのプロセスデータで使用する数値定数は,
N1 =1×10−1
N2 =1.60×10−3
N4 =7.07×10−2
N18 =8.65×10−1
液体臨界圧力比係数FFは,式(4)によって求める。
pv
FF .096 .028 .0944
pc
ここで,バルブは配管径と同じ口径なので,FP=1及びFLP=FLとなる。
閉塞差圧Δpchokedを,式(3)によって求める。
2
FLP
pchoked p1 FF pv 221 kPa
FP
次に,サイジングの差圧Δpsizingを,式(2)によって求める。
p p1 p2 460 kPa
p if p< pchoked
psizing
pchoked if p≧ pchoked
psizing221 kPa
式(1)を変形してKvを求める。
1
Q 0
C Kv
N1FP psizing
ここで, ρ0は15 ℃における水の密度である。
Kv=238 m3/h
次に,式(23)によってバルブレイノルズ数Revを計算して流れが乱流であることを確認する。

――――― [JIS B 2005-2-1 pdf 36] ―――――

                                                                                             35
B 2005-2-1 : 2019 (IEC 60534-2-1 : 2011)
/1 4
2
N4FdQ FL C2 6
Rev 4 1 .660 10
v C FL N2d
ここで, Rev≧10 000であり,流れは乱流となる。
結果がこの規格の適用範囲内であることを確認する。
C
2 .0028<.0047
N18d
E.3 例題3 : 圧縮性流体−非閉塞流れ,容量係数Kvの計算例
E.3.1 プロセス データ :
流体 : 二酸化炭素
入口温度 : T1 =433 K
入口絶対圧力 : p1 =680 kPa
出口絶対圧力 : p2 =450 kPa
動粘度 : ν =2.526×10−6 m2/s(680 kPa及び433 Kのとき)
流量 : Qs =3 800 m3/h(101.325 kPa及び273 Kのとき)
密度 : ρ1 =8.389 kg/m3(680 kPa及び433 Kのとき)
圧縮係数 : Z1 =0.991(680 kPa及び 433 Kのとき)
標準状態における圧縮係数 : ZS =0.994(101.325 kPa及び273 Kのとき)
モル質量 : M =44.01 kg/kmol
比熱比 : γ =1.30
配管の内径 : D1 =D2=100 mm
E.3.2 バルブ データ :
バルブ形式 : 回転
トリム : 偏心球形プラグ
流れ方向 : フロー トゥ オープン
呼び径 : d =100 mm
差圧比係数 : xT =0.60(表D.2から)
液体圧力回復係数 : FL =0.85(表D.2から)
バルブ形状修正係数 : Fd =0.42(表D.2から)
E.3.3 計算 :
乱流域における圧縮性流体に適用できる流れのモデルに式(7)を用いる。
xsizing
Qs CN9FP p1Y
MT1Z1
表2から,これらのプロセスデータで使用する数値定数は,

――――― [JIS B 2005-2-1 pdf 37] ―――――

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B 2005-2-1 : 2019 (IEC 60534-2-1 : 2011)
N2 =1.60×10−3
N4 =7.07×10−2
N9 =2.46×101
N18 =8.65×10−1
ここで,バルブは配管径と同じ口径なので,FP=1及びxTP=xTとなる。
比熱比係数Fγは,式(11)によって求める。
Fγ .0929
.140
閉塞差圧比xchokedを,式(10)によって求める。
xchoked=FγxTP=0.557
次に,サイジング差圧比xsizingを式(8)及び式(9)によって求める。
p1 p2
x .0338
p1
x if x xsizing
xchoked if x≧ xchoked
xsizing.0338
膨張係数Yを,式(12)によって求める。
xsizing
Y 1 .0798
3xchoked
式(7)を変形してKvを求める。
Qs MT1Z1
C Kv
N9FP p1Y xsizing
Kv 672. m 3 h/
実体積流量を求める。
ps Z1T1
Q Qs 8954. m3 / h
ZsTs p1
次に,式(23)によってバルブレイノルズ数Revを計算して流れが乱流であることを確認する。
/1 4
2
N4FdQ FL C2 6
Rev 4 1 .140 10
v C FL N2d
ここで, Rev≧10 000であり,流れは乱流となる。
結果がこの規格の適用範囲内であることを確認する。
C
2 .0007 8<.0047
N18d

――――― [JIS B 2005-2-1 pdf 38] ―――――

                                                                                             37
B 2005-2-1 : 2019 (IEC 60534-2-1 : 2011)
E.4 例題4 : 圧縮性流体−閉塞流れ,容量係数Kvの計算例
E.4.1 プロセス データ :
流体 : 二酸化炭素ガス
入口温度 : T1 =433 K
入口絶対圧力 : p1 =680 kPa
出口絶対圧力 : p2 =250 kPa
動粘度 : ν =2.526×10-6 m2/s(680 kPa及び433 Kのとき)
流量 : Qs =3 800 標準m3/h(101.325 kPa及び273 Kのとき)
密度 : ρ1 =8.389 kg/m3(680 kPa及び433 Kのとき)
標準状態における密度 : ρ2 =1.978 kg/m3(101.325 kPa及び273 Kのとき)
圧縮係数 : Z1 =0.991(680 kPa及び433 Kのとき)
標準状態における圧縮係数 : ZS =0.994(101.325 kPa及び273 Kのとき)
モル質量 : M =44.01 kg/kmol
比熱比 : γ =1.30
配管の内径 : D1 =D2=100 mm
E.4.2 バルブ データ :
バルブ形式 : 回転
トリム : 偏心球形プラグ
流れ方向 : フロー トゥ オープン
呼び径 : d =100 mm
差圧比係数 : xT =0.60(表D.2から)
液体圧力回復係数 : FL =0.85(表D.2から)
バルブ形状修正係数 : Fd =0.42(表D.2から)
E.4.3 計算 :
乱流域における圧縮性流体に適用できる流れのモデルに式(7)を用いる。
xsizing
Qs CN9FP p1Y
MT1Z1
表2から,これらのプロセスデータで使用する数値定数は,
N2 =1.60×10−3
N4 =7.07×10−2
N9 =2.46×101
N18 =8.65×10−1
ここで,バルブは配管径と同じ口径なので,FP=1及びxTP=xTとなる。
比熱比係数Fγは,式(11)を用いて決定する。
Fγ .0929
.140

――――― [JIS B 2005-2-1 pdf 39] ―――――

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B 2005-2-1 : 2019 (IEC 60534-2-1 : 2011)
閉塞差圧比xchokedは,式(10)を用いて決定する。
xchoked=FγxTP=0.557
次に,サイジング差圧比xsizingは式(8)及び式(9)を用いて決定する。
p1 p2
x .0632
p1
x if x xsizing
xchoked if x≧ xchoked
xsizing.0557
膨張係数Yは,式(12)を用いて決定する。
xsizing
Y 1 .0667
3xchoked
式(7)を変形してKvを求める。
Qs MT1Z1
C Kv
N9FP p1Y xsizing
Kv 626. m 3h/
実体積流量を求める。
ps Z1T1
Q Qs 8954. m 3 / h
ZsTs p1
次に,式(23)によってバルブレイノルズ数Revを計算して,流れが乱流であることを確認する。
/1 4
2
N4FdQ FL C2 6
Rev 4 1 .145 10
v C FL N2d
ここで, Rev≧10 000であり,流れは乱流となる。
結果がこの規格の適用範囲内であることを確認する。
C
2 .0007 3<.0047
N18d
E.5 例題5 : 非圧縮性流体−継手を接続する場合の閉塞流れ
E.5.1 プロセス データ :
流体 : 特に想定せず
密度 : ρ1 =780 kg/m3
蒸気圧 : pv =4 kPa
熱力学的臨界圧力 : pc =22 120 kPa
入口絶対圧力 : p1 =3 550 kPa
出口絶対圧力 : p2 =1 310 kPa(Δp=2 240 kPa)
流量 : Q =750 m3/h

――――― [JIS B 2005-2-1 pdf 40] ―――――

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JIS B 2005-2-1:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60534-2-1:2011(IDT)

JIS B 2005-2-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 2005-2-1:2019の関連規格と引用規格一覧