JIS B 0109-12:2019 往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第12部:排気浄化装置

JIS B 0109-12:2019 規格概要

この規格 B0109-12は、往復動内燃機関において一般に用いる要素及びシステム用語のうち,排気浄化装置に関する用語について規定。

JISB0109-12 規格全文情報

規格番号
JIS B0109-12 
規格名称
往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第12部 : 排気浄化装置
規格名称英語訳
Reciprocating internal combustion engines -- Vocabulary of components and systems -- Part 12:Exhaust emission control systems
制定年月日
2019年3月20日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7967-12:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

01.040.27, 27.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2019-03-20 制定
ページ
JIS B 0109-12:2019 PDF [12]
                                                                                B 0109-12 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  3.1 排気排出物及び関連事項・・・・[2]
  •  3.2 排気浄化装置及び機器・・・・[3]
  •  3.3 排気浄化装置に関するパラメータ・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0109-12 pdf 1] ―――――

B 0109-12 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本内燃機関連合会(JICEF)及び一般財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 0110:1999は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0109の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0109-1 第1部 : 機関構造及び外部カバー
JIS B 0109-2 第2部 : 主要運動部品
JIS B 0109-3 第3部 : 弁,カム及び駆動装置
JIS B 0109-4 第4部 : 過給及び吸排気装置
JIS B 0109-5 第5部 : 冷却装置
JIS B 0109-6 第6部 : 潤滑装置
JIS B 0109-7 第7部 : 調速装置
JIS B 0109-8 第8部 : 始動装置
JIS B 0109-9 第9部 : 制御及び監視装置
JIS B 0109-10 第10部 : 点火装置
JIS B 0109-11 第11部 : 燃料装置
JIS B 0109-12 第12部 : 排気浄化装置

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0109-12 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0109-12 : 2019

往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第12部 : 排気浄化装置

Reciprocating internal combustion engines-Vocabulary of components and systems-Part 12: Exhaust emission control systems

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 7967-12を基とし,我が国の内燃機関の排気浄化装
置に関する用語の使用実態と合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,往復動内燃機関において一般に用いる要素及びシステム用語のうち,排気浄化装置に関す
る用語について規定する。
この規格では,排気浄化装置に関する用語を,次のように区分する。
a) 排気排出物及び関連事項
b) 排気浄化装置及び機器
c) 排気浄化装置に関するパラメータ
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7967-12:2014,Reciprocating internal combustion engines−Vocabulary of components and systems
−Part 12: Exhaust emission control systems(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0108-1 往復動内燃機関−用語−第1部 : 機関設計及び運転用語
JIS B 8040 ガスタービン及び附属装置−用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0108-1によるほか,次による。

――――― [JIS B 0109-12 pdf 3] ―――――

2
B 0109-12 : 2019

3.1 排気排出物及び関連事項

3.1.1
排気排出物(exhaust emission)
内燃機関の排気に含まれる大気汚染物質。
注記 対応英語“exhaust emission”は,“排気排出物の排出”の意味でも使用される。
3.1.2
粒子状物質,PM(particulate matter,particulates,PM)
排気に含まれる粒子状の物質。主に,炭素,炭化水素,硫黄化合物及び水滴から成る。
注記 粒子状物質の定義は,測定作業又は規制の目的のためには,次のような詳細な規定がある。ろ
過した清浄な空気で,一次捕集フィルタの直前において,315 K(42 ℃)を超え,325 K(52 ℃
以下まで希釈した排気から,決められたフィルタに捕集する全ての物質。
3.1.3
浮遊粒子状物質,TSP(total suspended particulate,TSP)
100 μm以下の粒子状物質(3.1.2)。
3.1.4
黒煙(soot)
燃料の燃焼中に生成される炭素の微粒子。“すす”ともいう。
注記 より広義の意味で使用される“ばいじん”とは,黒煙,燃えかすなどの排気排出物に含まれる
固体粒子状物質全てをいう。
3.1.5
排気煙(exhaust gas smoke)
燃焼又は熱分解の結果,排気中に浮遊する,目視できる固体及び/又は液体の微粒子。
3.1.6
硫黄酸化物(SOx)
排気に含まれる,SO2,SO3などの硫黄酸化物。
3.1.7
窒素酸化物(NOx)
排気に含まれる,NO,NO2などの窒素酸化物。
3.1.8
亜酸化窒素(nitrous oxide,N2O)
主に内燃機関のSCR(選択触媒還元方式)における還元作用の結果生成されるガス状排気排出物(3.1.1)。
3.1.9
二酸化炭素(carbon dioxide,CO2)
内燃機関の燃焼過程で,燃料と空気との酸化作用によって生成されるガス状排気排出物(3.1.1)。
3.1.10
揮発性有機化合物,VOC(volatile organic compound,VOC)
燃料若しくは塗料からの蒸発,又は内燃機関の排気中の未燃燃料(不完全燃焼の場合を含む。)に含まれ
て排出される,トルエン,キシレン,エチルアセテート,ホルムアルデヒド,アセトアルデヒドなどの有
機化合物。

――――― [JIS B 0109-12 pdf 4] ―――――

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B 0109-12 : 2019
3.1.11
全炭化水素,THC(total hydrocarbon,THC)
化石燃料又は潤滑油の未燃若しくは不完全燃焼の結果排気中に残存する炭化水素の全量。
注記 全炭化水素の定義は,測定作業又は規制の目的のために,次のような詳細な規定がある。“水素
と炭素との質量比が,1.85 : 1の炭化水素の全炭化水素を測定するために規定された手順で測定
した有機化合物の全質量(参考文献[6] を参照。)。”
3.1.12
ブローバイガス(blowby gas)
ピストン,ピストンリング及びシリンダ壁の隙間からクランクケースへ漏れる燃焼ガス。
3.1.13
光化学スモッグ(photochemical smog)
排気排出物が太陽光に反応して生成される大気中の有害な煙霧。
3.1.14
非メタン炭化水素,NMHC(non-methane hydrocarbon,NMHC)
メタン以外の炭化水素の全量。
3.1.15
一酸化炭素(carbon monoxide,CO)
内燃機関の燃焼過程で,不完全燃焼によって生成される炭素化合物で,毒性のあるガス状排気排出物
(3.1.1)。

3.2 排気浄化装置及び機器

3.2.1
リアクティブマニホールド(reactive manifold)
熱酸化反応によって,排気中の可燃成分を減らすための内容積を増大させた排気マニホールド。
3.2.2
排気ポートライナ(exhaust port liner)
排気温度を高温に保つために,排気ポートに挿入するライナ。
3.2.3
サーマルリアクタ(thermal reactor)
排気中のHC,COなどを,熱酸化反応によって低減する装置。
3.2.4
触媒コンバータ(catalytic converter)
触媒を用いて,排気排出物(3.1.1)中のHC,CO2などの酸化又はNOxの還元を行い,排出量を低減す
る装置。
3.2.5
酸化触媒コンバータ(oxidation catalytic converter)
排気中のHC及びCOを酸化触媒によって減らす装置。
3.2.6
選択触媒還元方式,SCR(selective catalytic reduction,SCR)
排気中のNOxを,触媒を用いてN2及びH2Oに還元し,低減する方式。
注記1 図1の例を参照。

――――― [JIS B 0109-12 pdf 5] ―――――

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