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JIS B 6202:1998 規格概要
この規格 B6202は、JIS B 6191に基づいて,はん(汎)用の普通旋盤の静的精度及び工作精度の検査方法並びに,それぞれの検査事項に対応する許容値について規定。機械の精度検査だけを取り扱い,通常,精度検査の前に行う機械の運転機械(振動,異常騒音,運動部品のスティックスリップなど),又は機械の特性試験(例えば,主軸速度,送り速度)には適用しない。
JISB6202 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B6202
- 規格名称
- 普通旋盤―精度検査
- 規格名称英語訳
- General purpose parallel lathes -- Testing of the accuracy
- 制定年月日
- 1953年5月8日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1708:1989(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.080.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工作機械 2019
- 改訂:履歴
- 1953-05-08 制定日, 1956-05-08 改正日, 1959-04-09 確認日, 1960-01-01 改正日, 1963-01-01 確認日, 1965-03-01 確認日, 1966-08-01 改正日, 1969-08-01 確認日, 1972-07-01 確認日, 1975-06-01 確認日, 1975-12-01 改正日, 1978-12-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1986-11-01 改正日, 1992-01-01 確認日, 1997-08-20 確認日, 1998-10-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS B 6202:1998 PDF [33]
B 6202 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS B 6202 : 1986は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,対応国際規格であるISO 1708, Acceptance conditions for general purpose parallel lathes−
Testing of the accuracyとの整合化を行った。
なお,附属書(参考)は,対応国際規格にはない事項を追加したものである。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 6202には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) 普通旋盤−運転試験及び剛性試験
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 6202 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 6202 : 1998
普通旋盤−精度検査
General purpose parallel lathes−Testing of the accuracy
序文 この規格は,1989年に第4版として発行されたISO 1708, Acceptance conditions for general purpose
parallel lathes−Testing of the accuracyを翻訳し,技術的内容を変更(軽微な技術上の差異を除く。)するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある部分は,対応国際規格にはない事項又は変更した事項である。
1. 適用範囲 この規格は,JIS B 6191に基づいて,はん(汎)用の普通旋盤の静的精度及び工作精度の
検査方法並びに,それぞれの検査事項に対応する許容値について規定する。
この規格は,機械の精度検査だけを取り扱い,通常,精度検査の前に行う機械の運転試験(振動,異常
騒音,運動部品のスティックスリップなど),又は機械の特性試験(例えば,主軸速度,送り速度)には適
用しない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 1708 : 1989 Acceptance conditions for general purpose parallel lathes−Testing of the accuracy
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの規格は,記載の発効年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・
追補は適用しない。
JIS B 6191 : 1993 工作機械−静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則
備考 ISO 230-1 : 1996 Test code for machine tools−Part 1 : Geometic accuracy of machines operating
under no-load or finishing conditionsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 0021: 1998 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何交差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの交
差表示方式
備考 ISO/DIS 1101 : 1996 Geometrical product specifications (GPS) −Geometrical tolerancing−
Tolerancing of from, orientation, location and run-outが,この規格と一致している。
JIS B 0205 : 1982 メートル並目ねじ
JIS B 0208 : 1973 ユニファイ細目ねじ
備考 ISO 68 : 1973 ISO general purpose screw threads−Basic profileからの引用事項は,この規格の
該当事項と同等である。
3. 一般事項
3.1 この規格では,すべての寸法及び許容値の単位は,ミリメートルで表す。
――――― [JIS B 6202 pdf 2] ―――――
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B 6202 : 1998
3.2 この規格を適用するに当たっては,特に検査前の機械の据付け,主軸及びそれ以外の運動部品の暖
機運転,測定方法並びに,測定器の精度については,JIS B 6191を参照する。
3.3 静的精度検査の検査事項の順序は,必ずしも実際の検査の順序を示すものではない。測定器の取付
け又は測定を容易にするために,検査は任意の順序で行ってもよい。
3.4 機械を検査するときは,必ずしもこの規格に示されたすべての検査を行う必要はない。使用者は製
造業者との合意に基づいて関心のある特性に関する検査事項を選択してもよいが,これらの検査事項は機
械を発注するときに明確にしなければならない。
3.5 工作精度検査は,仕上げ削り(例えば,切込み深さ=0.1mm,送り量=0.1mm/rev)で行い,大きな
切削力の発生する荒切削では行わない。
3.6 この規格と異なる範囲に対する許容値を決めるときの最小許容値は,精密旋盤については0.005mm,
その他の旋盤については0.01mmとする(JIS B 6191の2.311参照)。
4. 静的精度検査
静的精度検査は,表1による。
――――― [JIS B 6202 pdf 3] ―――――
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B 6202 : 1998
表1 静的精度検査
(A : ベッド) 単位mm
検査事項 G1
滑り面の真直度
a) ‐Z面内,Z軸方向(垂直面内,縦方向)
b) ‐Y面内,X軸方向(垂直面内,横方向)
測定方法図
許容値
精密旋盤(Da≦500でDC≦1 500)
a) DC≦ 500 0.01 (中高)
5001 000 b) 水準器の読みの最大差0.03/1 000
その他の旋盤
a) Da≦800 800DC≦ 500 0.01(中高)0.015(中高)
500部分許容値**) 測定長さ 250について
0.007 5 0.01
DC>1 000 1 000増すごとに上記の値に次の値を加える
0.01 0.02
部分許容値**) 測定長さ 500について
0.015 0.02
b) 水準器の読みの最大差 0.04/1 000
DC : センタ間距離 Da : ベッド上の振り
測定値
測定器
精密水準器,光学式測定器又はその他の測定器
備考及びJIS B 6191の参照項目
a) 3.11,3.21,5.212.21及び5.212.22
ベッドの長手方向に沿って等間隔の位置で測定する。
水準器は横送り台上に定置してもよい。水平でない滑り面の場合は,5.212.21の図18に示すような,適切な
角度をもった支持台を使用して行う。
b) 5.412.6
水準器を滑り面に直角な向きに定置し,a)の測定と同じ位置で測定する。
どの位置で測定した水準器の読みの最大差も,許容値を超えてはならない。
**)
6.参照
――――― [JIS B 6202 pdf 4] ―――――
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B 6202 : 1998
表1 静的精度検査(続き)
(B : 往復台) 単位mm
検査事項 G2
水平面内における往復台の運動の真直度
主軸中心線を含む水平面内で測定することが望ましい。
測定方法図
許容値
精密旋盤(Da≦500でDC≦1 500)
DC≦ 500 0.01
5001 000 その他の旋盤
Da≦800 800DC≦ 500 0.015 0.02
500DC>1 000 1 000増すごとに,上記の値に次の値を加える
0.005
最大許容値
0.03 0.05
DC : センタ間距離 Da : ベッド上の振り
測定値
測定器
a) C<1 500に対して : ダイヤルゲージ及びテストバー又は直定規
b) Cの値に関係なく,鋼線及び測微顕微鏡又は光学式測定器
備考及びJIS B 6191の参照項目
a) 5.232.11
テストバーの前面の母線に当てる(テストバーの代わりに平行面をもった直定規を使用してもよい。)。
テストバーの長さは,DCの値にできるだけ近いものでなければならない。
b) 5.232.12
往復台の真直度の偏差は,特別の場合を除いて,センタ中心線に対して中低でなければならない。
――――― [JIS B 6202 pdf 5] ―――――
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