JIS B 6216:1998 ホブ盤―精度検査 | ページ 7

30
B 6216 : 1998
番号 試験項目 試験方法 JIS B 6201の3.2
の引用試験番号
9 テーブルサドル又はコラテーブルサドル又はコラムの自動送り及び早送りの掛外し位置 1-51
ムの自動送り及び早送りの設定並びに作動の円滑さと確実さとを試験する。
の掛外し装置の操作
10 サポートアーム台の手送 手動によってサポートアーム台をその動きの全範囲にわたって 1-37
り操作 移動及び旋回を行い,その円滑さと均一さとを試験する。また,1-54
それぞれについて締付けの確実さを試験する。
11 親ウォームと親ウォーム手動によって親ウォーム軸を正及び逆方向に回してテーブルを 1-52
ホイールとのかみあい それぞれ1回転させ,その円滑さと均一さとを試験する。ただ
し,テーブル直径が1 000mmを超える機械では,テーブルのほ
ぼ90度ごとの4か所において,それぞれ親ウォームを連続10
回転ずつ手動によって正及び逆方向に回して試験を行ってもよ
い。
12 電気装置 運転試験の前後に絶縁状態を試験する。ただし,半導体などを 1-91
使用した回路には適用しない。
13 安全装置 作業者の安全と機械防護機能の確実さとを試験する(JIS B 60141-92
参照)。
14 潤滑装置 油密,油量の適正な配分など,機能の確実さを試験する。 1-93
15 油圧装置 油密,圧力調整など,機能の確実さを試験する。 1-94
16 附属装置 機能の確実さを試験する。 1-99
1.2 無負荷運転試験
1.2.1 ホブ主軸関係 ホブ盤のホブ主軸の最低回転速度から始めて各段階について運転し,引き続き最高
回転速度で120分間運転を継続し,その間附属書表2の記録様式1-1に示す各項を測定する。
この場合,歯数割出用換歯車の比は21とし,その値を記事欄に記入する。
ピックオフギヤによって変速するものは,最低及び中間の回転速度を経て,最高回転速度に移ることに
する(JIS B 6201の3.3.1参照)。また,振動,騒音を観察する。振動,騒音を特に問題とする場合はJIS B
6003及びJIS B 6004による。
附属書表2 記録様式1-1
1.2.2 送り関係 ホブ盤のホブ主軸の最高回転速度におけるホブサドルの上下送り及びテーブルサドル
又はコラムの前後送りの最小,中間及び最大並びに早送り速度について,附属書表3の記録様式1-2及び
附属書表4の記録様式1-3に示す各項を測定する。また,振動,騒音を観察する。振動,騒音を特に問題
とする場合は,JIS B 6003及びJIS B 6004による。

――――― [JIS B 6216 pdf 31] ―――――

                                                                                             31
B 6216 : 1998
附属書表3 記録様式1-2
注(1) 送り所要電力が方向による差を生じるときは,各々について測定し,その方向を記事欄に記入する。
附属書表4 記録様式1-3
1.3 負荷運転試験 ホブ盤の負荷運転試験は,次の条件によって歯切りを行い,附属書表5の記録様式
2-1に示す各項を測定する。また,振動,騒音及び仕上面の状態を観察する(JIS B 6201の3.4参照)。
振動,騒音を特に問題とする場合はJIS B 6003及びJIS B 6004による。
附属書表5 記録様式2-1
注(2) アキシャルフィード又はラジアルフィードの別を記入する。
(3) クライム又はコンベンショナルの別を記入する。
a) ホブ ホブは,JIS B 4354又はJIS B 4355に規定するホブとし,附属書表6の記録様式2-2に必要事
項を記録する。
なお,記事欄にホブの種類(組立ホブ・ソリッドホブ・荒加工用ホブの別),精度等級などを記入す
る。

――――― [JIS B 6216 pdf 32] ―――――

32
B 6216 : 1998
.附属書表6 記録様式2-2
b) 工作物 材料は次のいずれかとし,附属書表7の記録様式2-3に必要事項を記録する。
銅合金 JIS H 5120に規定するCAC502A
鋳鉄 JIS G 5501に規定するFC200
鋼材 JIS G 4051に規定するS40C
附属書表7 記録様式2-3
c) 切削条件 切削条件は,ホブ盤の設計仕様に基づいて適当に定める。
ホブ,工作物及び切削条件の記入例を,それぞれ附属書表810に示す。
切削条件記入例
附属書表8
附属書表9
附属書表10

――――― [JIS B 6216 pdf 33] ―――――

                                                                                             33
B 6216 : 1998
1.4 バックラッシ試験 ホブ盤のバックラッシ試験は,附属書表11による。
附属書表11 バックラッシ試験
番号 試験項目 測定方法 測定方法図 JIS B 6201の3.5
の引用試験番号
1 親ウォーム テーブル上面の親ウォームホイー 4-21
と親ウォー ルのピッチ円に相当する位置にブ
ムホイール ロックを取り付け,定置した(例
とのバック えば,コラムに)テストインジケ
ラッシ(4) ータをこれに当て,次のa)又はb)
のいずれかの方法によってバック
ラッシのむらを測定する。
a) 図1のようにテーブルに適当
な方法で取り付けたてこによ
って,テーブルを正及び逆方向 図1
に動かしたときのテストイン
ジケータの読みの差を求め,こ
の測定を,テーブルをほぼ90
度ずつ回して4か所で行い,最
大値と最小値との差を測定値
とする。
テーブル中心からてこの力点
までの長さlは,次のとおりと
する。 図2
l≒2r
ここに,r : 親ウォームホイー
ルピッチ円
半径
b) 図2のように親ウォームによ
ってテーブルを正及び逆方向
に駆動したとき,親ウォームの
同一回転位置に対するテスト
インジケータの読みの差を求
め,この測定をテーブルをほぼ
90度ずつ回して4か所で行い,
最大値と最小値との差を測定
値とする。
2 ホブサドル 定置した(例えば,コラムに)テ 4-22
送りねじの ストインジケータをホブサドルに
バックラッ 当て,送りねじによってホブサド
シ(5) ルをわずかに持ち上げたときのテ
ストインジケータの読みを基準と
し,さらに,その状態から送りね
じによらずにホブサドルを持ち上
げたときのテストインジケータの
読みを取り,その差を測定値とす
る。
注(4) 親ウォームの軸方向の遊びを含む。
(5) ホブサドル送りねじの遊びを含む。

――――― [JIS B 6216 pdf 34] ―――――

34
B 6216 : 1998
ホブ盤−精度検査 JIS原案作成委員会 構成表
整合化推進委員会
氏名 所属
(委員長) 伊 達 隆 夫 東芝機械株式会社
(委員) 鈴 木 義 光 株式会社牧野フライス製作所
吉 田 嘉太郎 千葉大学
米 谷 周 株式会社森精機製作所
井 上 洋 一 日立精機株式会社
馬 場 修 オークマ株式会社
龍 江 義 孝 工業技術院機械技術研究所
光 岡 豊 一 東京科学電子工業専門学校
米 田 孝 夫 豊田工機株式会社
榎 本 稔 豊田工機株式会社
大 泉 忠 夫 株式会社牧野フライス製作所
本 間 清 通商産業省工業技術院
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会
(事務局) 岡 安 英 雄 社団法人日本工作機械工業会
八 賀 聰 一 社団法人日本工作機械工業会
大 槻 文 芳 社団法人日本工作機械工業会
機械関連分科会
氏名 所属
(委員長) 吉 田 嘉太郎 千葉大学
(委員) 堤 正 臣 東京農工大学
上 野 滋 機械振興協会技術研究所
清 水 伸 二 上智大学
青 山 藤詞郎 慶應義塾大学
西 田 修 三 元 社団法人日本工作機械工業会
伊 沢 元 雄 三井精機工業株式会社
戸 川 悟 日立精機株式会社
山 内 政 行 大阪機工株式会社
槙 山 和 臣 東芝機械株式会社
米 谷 周 株式会社森精機製作所
丸 山 敏 男 豊田工機株式会社
水 野 脩 株式会社カシフジ
中 村 晋 哉 日本精工株式会社
竹 森 謙 三 株式会社荏原製作所
江 草 友 良 NTN株式会社
岡 田 直 人 トヨタ自動車株式会社
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会
高 橋 豊 研究員
武 野 仲 勝 研究員
(事務局) 大 槻 文 芳 社団法人日本工作機械工業会
松 本 将 社団法人日本工作機械工業会
田 仁 哲 社団法人日本工作機械工業会

――――― [JIS B 6216 pdf 35] ―――――

次のページ PDF 36

JIS B 6216:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6545:1992(MOD)

JIS B 6216:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6216:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称