JIS B 6336-1:2018 マシニングセンタ―試験条件―第1部:水平主軸をもつ機械の幾何精度(水平Z軸)

JIS B 6336-1:2018 規格概要

この規格 B6336-1は、JIS B 6190-1に基づき,水平主軸(水平Z軸)をもつマシニングセンタ(又はこの規格が適用できる他の数値制御工作機械)の幾何精度試験について規定。

JISB6336-1 規格全文情報

規格番号
JIS B6336-1 
規格名称
マシニングセンタ―試験条件―第1部 : 水平主軸をもつ機械の幾何精度(水平Z軸)
規格名称英語訳
Test conditions for machining centres -- Part 1:Geometric tests for machines with horizontal spindle (horizontal Z-axis)
制定年月日
2000年12月20日
最新改正日
2018年8月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 10791-1:2015(MOD)
国際規格分類

ICS

25.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工作機械 2019
改訂:履歴
2000-12-20 制定日, 2005-10-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2018-08-20 改正
ページ
JIS B 6336-1:2018 PDF [92]
                                                                                 B 6336-1 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 一般事項・・・・[2]
  •  3.1 測定単位・・・・[2]
  •  3.2 JIS B 6190-1の参照・・・・[3]
  •  3.3 JIS B 6336-6の参照・・・・[3]
  •  3.4 試験の順序・・・・[3]
  •  3.5 実施する試験・・・・[3]
  •  3.6 許容値・・・・[3]
  •  3.7 測定器・・・・[3]
  •  3.8 測定方法図・・・・[4]
  •  3.9 パレット・・・・[4]
  •  3.10 ソフトウェア補正・・・・[4]
  •  3.11 機械の構造形態・・・・[4]
  •  3.12 機械の呼び方・・・・[4]
  •  3.13 試験していない軸・・・・[5]
  •  4 幾何精度試験・・・・[7]
  •  4.1 直進軸の真直度誤差・・・・[7]
  •  4.2 直進軸の姿勢誤差・・・・[10]
  •  4.3 直進軸間の直角度誤差・・・・[13]
  •  4.4 主軸・・・・[16]
  •  附属書A(規定)回転しない水平テーブル・・・・[21]
  •  附属書B(規定)垂直B'軸回りに回転するテーブル・・・・[27]
  •  附属書C(規定)垂直B'軸回りに回転し,水平A'軸回りに傾斜するテーブル・・・・[36]
  •  附属書D(規定)水平A'軸回りに回転し,垂直B'軸回りに旋回するテーブル・・・・[51]
  •  附属書E(参考)主軸及び回転テーブルの回転軸誤差運動・・・・[66]
  •  附属書F(参考)垂直B'軸回りに回転し,水平A'軸回りに傾斜するテーブルの回転軸誤差運動(附属書C参照)・・・・[70]
  •  附属書G(参考)水平A'軸回りに回転し,垂直B'軸回りに旋回するテーブルの回転軸誤差運動(附属書D参照)・・・・[76]
  •  参考文献・・・・[82]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[83]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 6336-1 pdf 1] ―――――

B 6336-1 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
工作機械工業会(JMTBA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS B 6336-1:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 6336の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 6336-1 第1部 : 水平主軸をもつ機械の幾何精度(水平Z軸)
JIS B 6336-2 第2部 : 立て形及び万能主軸頭をもつ機械の静的精度(垂直Z軸)
JIS B 6336-3 第3部 : 固定又は連続割出万能主軸頭をもつ機械の静的精度(垂直Z軸)
JIS B 6336-4 第4部 : 直進及び回転運動軸の位置決め精度
JIS B 6336-5 第5部 : パレットの位置決め精度
JIS B 6336-6 第6部 : 速度及び補間運動の精度
JIS B 6336-7 第7部 : 工作精度
JIS B 6336-8 第8部 : 直交3平面内での輪郭運動性能の評価
JIS B 6336-9 第9部 : 工具交換及びパレット交換時間の評価
JIS B 6336-10 第10部 : 熱変形試験

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                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 6336-1 : 2018

マシニングセンタ−試験条件−第1部 : 水平主軸をもつ機械の幾何精度(水平Z軸)

Test conditions for machining centres-Part 1: Geometric tests for machines with horizontal spindle (horizontal Z-axis)

序文

  この規格は,2015年に第2版として発行されたISO 10791-1を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
マシニングセンタは,フライス削り,中ぐり及びねじ立てを含む複数の機械加工ができ,かつ,加工プ
ログラムに従って工具マガジン又は同様の工具格納装置から自動で工具交換ができる数値制御工作機械で
ある。
この規格の目的は,比較,受渡し,保守又は使用者若しくは製造業者が必要と判断するその他の目的の
ために行う試験に関して,できるだけ幅広く,かつ,理解しやすい情報を提供することである。この規格
は,JIS B 6190の規格群の関係する部を引用して,単独又はフレキシブル生産システムに組み込まれた横
形マシニングセンタの幾何精度試験について規定している。また,この規格は,普通精度の汎用マシニン
グセンタに対応する試験結果の許容値についても規定している。
さらに,この規格は,構造形態,構造要素及び運動がこの規格の規定と変わらなければ,他の数値制御
工作機械に全て又は一部を適用することができる。
この規格の第1版(以下,“旧規格”という。)にあった附属書A附属書Cの附属主軸頭は,マシニン
グセンタで使用されるとは限らないことから,より一般的な規格としてISO/DIS 17543-1に別途規定する。
この規格では,テーブルの平面度の試験(旧規格では,G15)は,次に示す幾つかの理由から削除した。
− テーブル上面は,通常,工作物の位置決め基準として使わない。
− テーブル上に取付具を付けた状態で機械を供給することがある。
− 機械の中には複数のパレットを取り付けることができるレシーバを備えているものがある。
− 機械の寿命期間中に行う試験について,特に大形の機械では,テーブル上面が精度測定に適さない状
態になる場合がある。

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 6190-1に基づき,水平主軸(水平Z軸)をもつマシニングセンタ(又はこの規格が
適用できる他の数値制御工作機械)の幾何精度試験について規定する。
この規格は,三つの数値制御直進軸(5 000 mm以下のX軸,3 200 mm以下のY軸,及び2 000 mm以
下のZ軸)をもつマシニングセンタに適用し,さらに,回転,傾斜及び旋回するテーブルのような運動に

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B 6336-1 : 2018
も適用する。この規格に規定する以外の運動は,特別な機能とみなし,それに関係する試験はこの規格に
は含まない。
この規格は,次に示す附属書Aで固定テーブルを,附属書B,附属書C及び附属書Dで回転テーブル
を考慮している。
− 附属書A : 回転しない水平テーブル
− 附属書B : 垂直B'軸回りに回転するテーブル
− 附属書C : 垂直B'軸回りに回転し,水平A'軸回りに傾斜するテーブル
− 附属書D : 水平A'軸回りに回転し,垂直B'軸回りに旋回するテーブル
この規格は,ISO 17543-1に規定する主軸頭交換形の機械については考慮していない。
この規格は,機械の幾何精度試験だけを扱い,一般に別途試験するのが望ましい機械の運転試験には適
用しない。機械の幾何精度試験以外の試験は,この規格群の他の部で扱っている。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10791-1:2015,Test conditions for machining centres−Part 1: Geometric tests for machines with
horizontal spindle (horizontal Z-axis)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 6190-1:2016 工作機械試験方法通則−第1部 : 幾何精度試験
注記 対応国際規格 : ISO 230-1:2012,Test code for machine tools−Part 1: Geometric accuracy of
machines operating under no-load or quasi-static conditions(IDT)
JIS B 6310:2003 産業オートメーションシステム−機械及び装置の制御−座標系及び運動の記号
注記 対応国際規格 : ISO 841:2001,Industrial automation systems and integration−Numerical control of
machines−Coordinate system and motion nomenclature(IDT)
JIS B 6336-6:2018 マシニングセンタ−試験条件−第6部 : 速度及び補間運動の精度
注記 対応国際規格 : ISO 10791-6:2014,Test conditions for machining centres−Part 6: Accuracy of
speeds and interpolations(IDT)
ISO 230-7,Test code for machine tools−Part 7: Geometric accuracy of axes of rotation
注記 対応日本工業規格(日本産業規格) : JIS B 6190-7 工作機械試験方法通則−第7部 : 回転軸の幾何精度試験
(IDT)

3 一般事項

3.1 測定単位

  この規格では,全ての長さ寸法,偏差及びその許容値は,ミリメートル(mm)で表す。角度寸法は,
度(°)で表す。角度偏差及びその許容値は,通常,長さの比(例えば,0.010/1 000)で表すが,明確化
のために場合によってはマイクロラジアン(μrad)又は秒(″)を用いることがある。これらの間には,次
の関係が成り立つ。

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B 6336-1 : 2018
0.010/1 000=10 μrad ≒ 2"

3.2 JIS B 6190-1の参照

  この規格を適用するに当たって,特に試験前の機械の据付け,主軸及び他の運動部品の暖機運転,測定
方法の説明,並びに測定器の推奨不確かさについては,JIS B 6190-1を参照しなければならない。
当該試験がJIS B 6190-1に規定する試験方法に従っている場合には,箇条4及び附属書の“測定手順”
欄に示す説明を参照する前に,JIS B 6190-1の対応する箇条を参照。

3.3 JIS B 6336-6の参照

  JIS B 6336-6の附属書A,附属書B及び附属書Cは,運動試験として同時3軸制御による円運動試験(AK1,
AK2,BK1,BK2,CK1及びCK2)について規定している。この試験は,軸付き基準球と変位計とによる
方法,又はボールバーによる方法によって行うことができる。
この運動試験は,直進軸に対する回転軸の位置及び角度の誤差を求めるためにも利用できる。
JIS B 6336-6に規定する運動試験BK2 b),及びCK2 c) は,関係する幾何誤差補正機能が全て同じ場合
には,BG5,BG6,CG6,CG7,CG8,DG6及びDG8の試験の代わりとして用いることができる。

3.4 試験の順序

  この規格に示す試験の順序は,実際の試験の順序を決めるものではない。測定器の取付け及び試験が容
易なように試験はどのような順序で行ってもよい。

3.5 実施する試験

  機械を試験するとき,必ずしもこの規格に示した全ての試験を行う必要がないか,又は可能でないこと
もある。この試験が受渡しのために必要なとき,使用者は,製造業者との協定に基づいて関心のある機械
の構成要素及び/又は特性に関係する試験を選択してもよい。実施する試験は,機械を発注するときに明
確にしておかなければならない。実施する試験の指定がなく,かつ,その試験に要する経費についての協
定もない状態でこの規格を受渡検査に引用するだけでは,受渡当事者相互間を拘束することにはならない。

3.6 許容値

  この規格に規定する許容値(JIS B 6190-1の4.1参照)は,全て指針である。許容値を受渡検査に用いる
場合には,この規格に規定する許容値以外の値を受渡当事者間で協定することができる。必要な又は協定
した許容値は,機械を発注するときに明記しなければならない。
この規格に規定する測定長さとは異なる測定長さに対する許容値は,測定長さに比例して決める(JIS B
6190-1の4.1.2参照)。ただし,許容値の最小値が0.005 mmであることを考慮しなければならない。

3.7 測定器

  この規格の箇条4及び附属書A附属書Gに示す測定器は,例としてだけ示したものである。同じ量が
測定でき,かつ,測定不確かさが同等又はそれ以下の他の測定器を使用してもよい。測定不確かさと許容
値との関係について記載したJIS B 6190-1の箇条5を参照しなければならない。
測定器として“ダイヤルゲージ”と記載してある場合は,該当する試験に適用できるものであれば,通
常の目盛式のダイヤルゲージだけでなく,デジタル式ダイヤルゲージ,電気マイクロメータ(LVDT),リ
ニアスケール式デジタル変位計,非接触変位計のような変位計も意味する(JIS B 6190-1の箇条4参照)。
同様に,測定器として“直定規”と記載してある場合は,花こう岩,セラミックス,鋼,鋳鉄製の直定
規だけでなく,直角定規,円筒スコヤ,ます形ブロック,又はT溝若しくは他の基準面に適合するように
製作した直線基準をもつ特殊かつ専用の基準器も意味する。また,“直角定規”と記載してある場合も,同
様に花こう岩,セラミックス,鋼,鋳鉄製の直角定規だけでなく,円筒スコヤ,ます形ブロック,又は直
角基準をもつ特殊かつ専用の基準器を意味する。

――――― [JIS B 6336-1 pdf 5] ―――――

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JIS B 6336-1:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10791-1:2015(MOD)

JIS B 6336-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6336-1:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称