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B 6336-1 : 2018
“3Dプローブ”と記載してある場合は,基準球の中心位置の変化を測定するための三つの変位計を組み
込んだ測定器を意味する。この測定器と基準球とは,プログラムした工具経路に沿って一緒に移動する。
3.8 測定方法図
この規格に示す測定方法図は,簡略化のために一つの構造形態だけを例示する。
3.9 パレット
複数のパレットを備えた機械については,パレット固有の幾何精度試験及び機械の運動軸の幾何精度試
験(附属書A附属書Dに示す試験)は,受渡当事者間の協定で指定する場合を除き,代表として所定の
位置にクランプした1台のパレットだけを用いて行わなければならない。パレットの試験については,JIS
B 6336-5を参照。
3.10 ソフトウェア補正
幾何誤差を補正するソフトウェア機能が組み込まれている場合には,受渡し目的で試験を行っている間
にその補正機能を使用するかどうかは,工作機械の用途を考慮して受渡当事者間の協定に基づいて決めな
ければならない。ソフトウェア補正を使用した場合は,そのことを試験報告書に記載しなければならない。
また,ソフトウェア補正を使用する場合は,試験のために軸を固定してはならないことを留意しなければ
ならない。
3.11 機械の構造形態
図1及び表1は,異なる構造で直進軸に平行に運動する部品をもった12通りのマシニングセンタの構造
形態を示す。この構造形態は,図1及び表1を参照して,0112の番号を用いて特定する。軸の向き及び
名称は,JIS B 6310を参照するのが望ましい。
3.12 機械の呼び方
機械の呼び方は,マシニングセンタの構造形態を定義するために短いコードを用いて表1のように表す。
この呼び方は,次の順序による。
− この規格に対応する国際規格の番号ISO 10791-1
− 横形を意味する“H”
− 工作物(w)から工具(t)までの直列につないだ構造及び運動部品のリスト
表1は,図1に示す機械の構造形態を参照した呼び方の例を示す。
ここに,
− 運動軸の直列結合は,角括弧の中に記載する。
− 数値制御(NC)位置決めを行わない軸は,丸括弧の中に記載する[例えば,(C)]。
− “w”,“t”及び“b”は,それぞれ工作テーブル,工具及びベッドを表す。
構造形態を表記する順序は,工作テーブルから工具,又は工具から工作テーブルのいずれでもよい。
――――― [JIS B 6336-1 pdf 6] ―――――
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B 6336-1 : 2018
表1−図1に示す構造形態の呼び方
01 ISO 10791-1H [w X' Z' b Y (C) ]
02 ISO 10791-1H [w Z' b X Y (C) ]
03 ISO 10791-1H [w X' Z' Y' b (C) ]
04 ISO 10791-1H [w Z' X' b Y (C) ]
05 ISO 10791-1H [w b Z X Y (C) ]
06 ISO 10791-1H [w X' Y' b Z (C) ]
07 ISO 10791-1H [w X' b Z Y (C) ]
08 ISO 10791-1H [w b X Y Z (C) ]
09 ISO 10791-1H [w Y' X' b Z (C) ]
10 ISO 10791-1H [w X' b Y Z (C) ]
11 ISO 10791-1H [w b X Y Z (C) ]
12 ISO 10791-1H [w Y' b X Z (C) ]
3.13 試験していない軸
一つの運動軸の幾何精度試験を行っているとき,試験していない他の軸の位置が測定結果に影響を及ぼ
す可能性がある。したがって,試験していない軸の位置は,工具側及びテーブル側へのオフセットと同様
に試験報告書に記載しなければならない。
――――― [JIS B 6336-1 pdf 7] ―――――
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B 6336-1 : 2018
注記 テーブルが傾斜又は回転する構造形態は,附属書B,附属書C及び附属書Dに示す。
図1−マシニングセンタの構造形態
――――― [JIS B 6336-1 pdf 8] ―――――
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B 6336-1 : 2018
4 幾何精度試験
4.1 直進軸の真直度誤差
目的 G1
X軸運動の真直度の試験
a) 垂直XY面内で(EYX)
b) 水平ZX面内で(EZX)
測定方法図
a) b)
Y Z
X X' X X'
Y' Z'
許容値 測定値
X ≦ 500 a) 及び b) 0.010 X=...............について
500 < X ≦ 800 a) 及び b) 0.015 a)
800 < X ≦ 1 250 a) 及び b) 0.020 b)
1 250 < X ≦ 2 000 a) 及び b) 0.025 最大部分測定値
2 000 < X ≦ 3 200 a) 0.050 b) 0.032 a)
3 200 < X ≦ 5 000 a) 0.065 b) 0.040 b)
部分許容値 : 測定長さ300について,0.007
測定器
a) 直定規及びダイヤルゲージ,又は光学的方法
b) 直定規及びダイヤルゲージ,鋼線及び測微顕微鏡,又は光学的方法
測定手順(JIS B 6190-1の8.2及び8.2.2参照)
全ての構造形態について,直定規,鋼線又は反射鏡は,テーブル上に定置しなければならない。主軸を固定
できる場合には,ダイヤルゲージ,測微顕微鏡又は干渉計は,主軸に取り付ける。主軸を固定できない場合に
は,それらは,機械の主軸頭に定置しなければならない。
測定線は,できるだけテーブル中心近くを通すのが望ましい。テーブル上からの基準直線の高さは,試験報
告書に記載しなければならない。
角度の測定に基づく方法(JIS B 6190-1の12.1.3参照)は,機能面の測定に限定されるので適用してはならな
い。
――――― [JIS B 6336-1 pdf 9] ―――――
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B 6336-1 : 2018
目的 G2
Z軸運動の真直度の試験
a) 垂直YZ面内で(EYZ)
b) 水平ZX面内で(EXZ)
測定方法図
a) b)
Y
Z
Z' Z
X X'
Y' Z'
許容値 測定値
a)及びb)について Z=...............について
Z≦ 500 0.010 a)
500< Z ≦ 800 0.015 b)
800< Z ≦ 1 250 0.020 最大部分測定値
1 250< Z ≦ 2 000 0.025 a)
部分許容値 : 測定長さ300 mmについて,0.007 b)
測定器
a) 直定規及びダイヤルゲージ,又は光学的方法
b) 直定規及びダイヤルゲージ,鋼線及び測微顕微鏡,又は光学的方法
測定手順(JIS B 6190-1の8.2及び8.2.2参照)
全ての構造形態について,直定規,鋼線又は反射鏡は,テーブル上に定置しなければならない。主軸を固定
できる場合には,ダイヤルゲージ,測微顕微鏡又は干渉計は,主軸に取り付ける。主軸を固定できない場合に
は,それらは,機械の主軸頭に定置しなければならない。
測定線は,できるだけテーブル中心近くを通すのが望ましい。テーブル上からの基準直線の高さは,試験報
告書に記載しなければならない。
角度の測定に基づく方法(JIS B 6190-1の12.1.3参照)は,機能面の測定に限定されるので適用してはならな
い。
――――― [JIS B 6336-1 pdf 10] ―――――
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JIS B 6336-1:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10791-1:2015(MOD)
JIS B 6336-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.10 : マシニングセンタ
JIS B 6336-1:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称