JIS B 6336-7:2018 マシニングセンタ―試験条件―第7部:工作精度

JIS B 6336-7:2018 規格概要

この規格 B6336-7は、JIS B 6190-1を引用して標準の試験片及び仕上げ条件下で行う工作精度試験について規定。

JISB6336-7 規格全文情報

規格番号
JIS B6336-7 
規格名称
マシニングセンタ―試験条件―第7部 : 工作精度
規格名称英語訳
Test conditions for machining centres -- Part 7:Accuracy of finished test pieces
制定年月日
2000年12月20日
最新改正日
2018年8月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 10791-7:2014(IDT)
国際規格分類

ICS

25.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工作機械 2019
改訂:履歴
2000-12-20 制定日, 2005-10-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2018-08-20 改正
ページ
JIS B 6336-7:2018 PDF [24]
                                                                B 6336-7 : 2018 (ISO 10791-7 : 2014)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 一般事項・・・・[2]
  •  3.1 測定単位・・・・[2]
  •  3.2 JIS B 6190-1の参照・・・・[2]
  •  3.3 試験の順序・・・・[2]
  •  3.4 実施する試験・・・・[2]
  •  3.5 測定器・・・・[2]
  •  3.6 工作物の配置・・・・[2]
  •  3.7 工作物の取付け・・・・[2]
  •  3.8 工作物材料,工具及び切削条件・・・・[2]
  •  3.9 工作物の大きさ・・・・[3]
  •  3.10 工作物の種類・・・・[3]
  •  3.11 記録すべき情報・・・・[3]
  •  3.12 ソフトウェア補正・・・・[4]
  •  4 工作精度試験・・・・[5]
  •  参考文献・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 6336-7 pdf 1] ―――――

B 6336-7 : 2018 (ISO 10791-7 : 2014)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
工作機械工業会(JMTBA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS B 6336-7:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 6336の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 6336-1 第1部 : 水平主軸をもつ機械の幾何精度(水平Z軸)
JIS B 6336-2 第2部 : 立て形及び万能主軸頭をもつ機械の静的精度(垂直Z軸)
JIS B 6336-3 第3部 : 固定又は連続割出万能主軸頭をもつ機械の静的精度(垂直Z軸)
JIS B 6336-4 第4部 : 直進及び回転運動軸の位置決め精度
JIS B 6336-5 第5部 : パレットの位置決め精度
JIS B 6336-6 第6部 : 速度及び補間運動の精度
JIS B 6336-7 第7部 : 工作精度
JIS B 6336-8 第8部 : 直交3平面内での輪郭運動性能の評価
JIS B 6336-9 第9部 : 工具交換及びパレット交換時間の評価
JIS B 6336-10 第10部 : 熱変形試験

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 6336-7 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 6336-7 : 2018
(ISO 10791-7 : 2014)

マシニングセンタ−試験条件−第7部 : 工作精度

Test conditions for machining centres- Part 7: Accuracy of finished test pieces

序文

  この規格は,2014年に第2版として発行されたISO 10791-7を基に,技術的内容を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
マシニングセンタは,フライス削り,中ぐり及びねじ立てを含む複数の機械加工ができ,かつ,加工プ
ログラムに従って工具マガジン又は同様の工具格納装置から自動で工具交換ができる数値制御工作機械で
ある。大抵のマシニングセンタは,工具に対する工作物の向きを自動的に変える機能をもっている。
この規格の目的は,比較,受渡し,保守,その他の目的のために行う試験に関してできるだけ幅広く,
かつ,理解しやすい情報を提供することである。
この規格は,JIS B 6190の規格群の関係する部を引用して,マシニングセンタの試験条件について規定
している。また,この規格は,普通精度の汎用マシニングセンタに対応する試験結果の許容値又は許容で
きる最大値についても規定している。
さらに,この規格は,構造形態,構造要素及び運動がこの規格の規定と変わらなければ,他の数値制御
フライス中ぐり盤に全て又は一部を適用することができる。

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 6190-1を引用して標準の試験片及び仕上げ条件下で行う工作精度試験について規定
する。また,試験片の特性及び寸法についても規定する。この規格は,機械の工作精度を評価するための
最小限の要求事項を提供することを意図している。この規格は,3軸5軸のマシニングセンタを考慮して
いる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10791-7:2014,Test conditions for machining centres−Part 7: Accuracy of finished test pieces
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 6190-1 工作機械試験方法通則−第1部 : 幾何精度試験
注記 対応国際規格 : ISO 230-1:2012,Test code for machine tools−Part 1: Geometric accuracy of

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2
B 6336-7 : 2018 (ISO 10791-7 : 2014)
machines operating under no-load or quasi-static conditions(IDT)

3 一般事項

3.1 測定単位

  この規格では,全ての長さ寸法,偏差及び公差は,ミリメートル(mm)で表す。全ての角度寸法は,
度(°)で表す。角度の偏差及びその許容値は,通常,比(例えば,0.010/1 000)で表すが,明確化のた
めに場合によってはマイクロラジアン(μrad)又は秒(″)を用いることがある。これらの間には次の関係
が成り立つ。
2''
0.010/1 000=10×10−6=10 μrad ≒

3.2 JIS B 6190-1の参照

  この規格を適用するに当たって,特に試験前の機械の据付け,機械の暖機運転,測定方法の説明,結果
の評価及び表示方法については,JIS B 6190-1を参照しなければならない。

3.3 試験の順序

  この規格に記載する試験の順序は,実際の試験の順序を決めるものではない。取付具の取付け及び機械
加工が容易になるように,試験はどのような順序で行ってもよい。

3.4 実施する試験

  機械を試験するときは,必ずしもこの規格に示された全ての試験を行う必要はない。この試験が受渡し
のために必要なとき,使用者は,製造業者との協定に基づいて関心のある構成要素及び/又は特性に関係
する試験を選択してもよい。実施する試験は,機械を発注するときに明確にしておかなければならない。
実施する試験の指定がなく,かつ,その試験に要する経費についての協定もない状態でこの規格を受取検
査として引用するだけでは,受渡当事者間での拘束条件にはならない。
通常,受取検査のためにそれぞれの試験に対応して1個の試験片を加工するのが望ましい。工作機械の
性能を統計的に評価(JIS B 6197参照)するような特別な要求があった場合には,より多くの工作物の加
工を行うことを受渡当事者間で協定しなければならない。

3.5 測定器

  この規格の箇条4に記載する工作精度試験に示す測定器は,例としてだけ示したものである。同じ量が
測定でき,かつ,測定不確かさが同等又はそれ以下の他の測定器を使用してもよい。

3.6 工作物の配置

  試験手順が特に指定されていない場合には,工作物は,X軸の移動範囲の中央に置き,かつ,工作物及
び/又は取付具の配置と工具長とに合わせて,適切なY軸及びZ軸の位置に置くのが望ましい。

3.7 工作物の取付け

  工作物は,工具と取付具とが最大の安定を達成できるように,便利で適切な取付具に取り付けなければ
ならない。取付具及び工作物の両方の取付け面は,平面でなければならない。例えば,貫通している中心
穴を加工するとき,工具が貫通できるように適切な取付具を用いることを推奨する。さらに,一連の加工
が固定ボルトと干渉しないようにするために,工作物は,深座ぐり穴に入れたボルトで取付具に固定する
ことを推奨する。ここに示す以外の固定方法も可能であり,採用してもよい。工作物全体の高さは,選択
した固定方法に依存する。

3.8 工作物材料,工具及び切削条件

  工作物材料,工具及び切削条件は,受渡当事者間の協定によるものとし,記録しなければならない。そ
れぞれの工作精度試験に記載されている条件は,単なる提案である。工作物材料は,適切な材料記号で指

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B 6336-7 : 2018 (ISO 10791-7 : 2014)
定しなければならない。

3.9 工作物の大きさ

  過去に切削試験に用いた工作物を再使用する場合の工作物の大きさは,この規格に示す寸法の±10 %以
内のものが望ましい。工作物を再使用する場合は,新たな切削試験を行う前に全ての面をきれいにするた
めに浅切込みで切削を行わなければならない。また,機械の形式及び製造番号,試験日,並びに軸の名称
及び向きを,工作物上に表示することを推奨する。
前加工は,切込みをできるだけ一定にするために行うのが望ましい。
工作物の大きさは,受渡当事者間の協定によって修正することができる。工作物の大きさを修正した場
合の円弧補間の送り速度は,JIS B 6190-4の附属書Cに示す方法で修正してもよい。工具の大きさ及び他
の切削条件も修正してもよい。

3.10 工作物の種類

  この規格では,4種類の工作物を考慮している。それぞれに二つ又は三つの大きさがある。工作物の種
類,呼び及び呼び記号を表1に示す。これらの工作物のうち,M1及びM2は,3軸,4軸及び5軸のマシ
ニングセンタに適用し,M3は,5軸のマシニングセンタだけに適用する。M4は,4軸及び5軸のマシニ
ングセンタに適用する。
表1−工作物の種類,呼び及び呼び記号
種類 呼び 呼び記号
M1 80 JIS B 6336-7-M180
位置決め及び輪郭削り用工作物 160 JIS B 6336-7-M1160
320 JIS B 6336-7-M1320
M2 80 JIS B 6336-7-M280
面削り用工作物 160 JIS B 6336-7-M2160
M3 15 1) JIS B 6336-7-M315
円すい台用工作物 45 1) JIS B 6336-7-M345
M4 80 JIS B 6336-7-M480
3段四角形用工作物 160 JIS B 6336-7-M4160
320 JIS B 6336-7-M4320
注1) 円すい台の半頂角

3.11 記録すべき情報

  この規格の要求事項に従って行う試験については,次の情報をできるだけ完全にまとめ,試験報告書に
記載しなければならない。
a) 工作物の材料及び呼び記号
b) 工具の材料,寸法及び刃数
c) 切削速度
d) 送り速度
e) 切込み
f) 他の切削条件,例えば,切削液の使用
g) 作業空間内における工作物の位置及び向き
h) 切削の方向(適用できる場合)

――――― [JIS B 6336-7 pdf 5] ―――――

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  • ISO 10791-7:2014(IDT)

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