JIS B 6556:1990 規格概要
この規格 B6556は、のこ受けの有効開きが305mm以下のJIS B 0114に規定する帯のこ歯研削盤の機能,運転性能及び剛性に関する試験方法並びに静的精度及び工作精度の検査方法について規定。
JISB6556 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B6556
- 規格名称
- 帯のこ歯研削盤の試験及び検査方法
- 規格名称英語訳
- Test methods for performance and accuracy of bandsaw sharpening machines
- 制定年月日
- 1961年3月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 25.080.60, 79.120.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1961-03-01 制定日, 1964-03-01 確認日, 1966-10-01 確認日, 1970-02-01 確認日, 1973-03-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-03-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1990-07-01 改正日, 1997-08-20 確認日, 2003-02-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 6556:1990 PDF [6]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 6556-1990
帯のこ歯研削盤の試験及び検査方法
Test methods for performance and accuracy of bandsaw sharpening machines
1. 適用範囲 この規格は,のこ受けの有効開きが305mm以下のJIS B 0114に規定する帯のこ歯研削盤
の機能,運転性能及び剛性に関する試験方法並びに静的精度及び工作精度の検査方法について規定する。
備考1. この規格の引用規格を次に示す。
JIS B 0114 木材加工機械の名称に関する用語
JIS B 6507 木材加工機械の安全通則
JIS B 6521 木材加工機械の騒音測定方法
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
2. 機能試験方法 帯のこ歯研削盤の機能試験は,表1による。
表1 機能試験
番号 試験項目 試験方法
1 電気装置 運転試験の前後に,各1回絶縁状態を試験する。
2 適当な一つのといし軸回転速度で,始動及び停止を繰り返し10回行い,作動の円滑さ及
といし軸の始動,停止及び運転
操作 び確実さを試験する。
3 といし軸回転速度の変換操作
表示のすべての回転速度についてといし軸回転速度を変換し,操作装置の作動の円滑さ
及び指示の確実さを試験する。
4 といし軸の昇降の操作 といし軸を昇降させ,動きの全長にわたって作動の確実さ及び均一さを試験する。また,
といし軸の退避装置及び研削量調整装置の作動の円滑さ並びに確実さを試験する。
5 帯のこ送り装置の操作 帯のこ送りつめを移動させ,動きの全長にわたって作動の確実さ及び均一さを試験する。
また,帯のこ送り位置調整装置の作動の円滑さ及び確実さを試験する。
6 帯のこ押さえ装置及び帯のこ受け装置を操作し,作動の円滑さ及び確実さを試験する。
帯のこ押さえ装置及び帯のこ
受け装置の操作
7 といし車の取付け及び取外し並びに締付けねじ円滑さ及び確実さを試験する。
といし車の取付け及び取外し
8 安全装置 作業者に対する安全機能及び機械防護機能の確実さを試験する(JIS B 6507参照)。
9 潤滑装置 油密性,油量の適正な配分など,機能の確実さを試験する。
10 油圧装置 油密性,圧力調整など,機能の確実さを試験する。
11 空気圧装置 気密性,圧力調整など,機能の確実さを試験する。
12 附属装置 機能の確実さを試験する。
備考 その機能をもたない帯のこ歯研削盤では,表1中のこれに対応する試験項目を省略する。
――――― [JIS B 6556 pdf 1] ―――――
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B 6556-1990
3. 運転試験方法
3.1 無負荷運転試験 といし軸を回転させ,3060分間運転を継続して軸受温度が安定した後,所要電
力及び騒音を測定し,表2の記録様式1に規定する各項について記録するとともに,異常振動がないこと
を感触によって観察する。
なお,騒音の測定は,JIS B 6521による。
表2 記録様式1
備考1. といし軸回転速度の変速装置のあるものは,最大回転速度を含む少なくとも2水準の回転速度について記録する。
2. 騒音測定条件については,記事欄に記録する。
3.2 負荷運転試験 帯のこの歯の研削を行い,所要電力及び騒音を測定し,表3の記録様式2に規定す
る各項について記録するとともに,異常振動がないこと,研削中の火花の出方が各歯ごとに著しく不規則
でないこと及び研削面の状態を感触によって観察する。
なお,騒音の測定は,JIS B 6521による。
所要電力の測定は,送り速度を一定とし,切込み深さを変えるか,又は切込み深さを一定とし,送り速
度を変えて試験を行う。
表3 記録様式2
注(1) この場合の切込み深さは、といしの送り込み量を記録する。
備考1. 騒音測定条件については,記事欄に記録する。
2. 帯のこ及びといしの形状は,図示して主要寸法を記入する。
3. 仕上研削については,研削動力の測定を省略してもよい。
4. 剛性試験方法 帯のこ歯研削盤の剛性試験は,表4による。
――――― [JIS B 6556 pdf 2] ―――――
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B 6556-1990
表4 剛性試験
番号 試験項目 測定方法 測定方法図
1 といし軸 定置したテストインジケータをといし軸の先端
系の曲げ 部(側面)に当てて,といし軸に直角方向の荷
剛性 重 (P) を加えて(2),といし軸のたわみを測定す
る。
この測定は,帯のこの幅方向及び厚さ方向の2
方向について行う。
2 帯のこ送 定置したテストインジケータを帯のこ送りつめ
り装置の に当てて,帯のこ送りつめに送り方向と反対方
剛性 向の荷重 (P) を加えて,帯のこ送りつめの荷重
方向のたわみを測定する。
注(2) 荷重を加える位置は,できるだけといし軸端に近い位置とし,そのといし軸端からの距離を記録する。
備考1. 同一設計の機械の剛性試験は代表的な1台について行った試験結果で代表させ,他のものについては省略して
もよい。
2. ロールに加える荷重 (P) は,製造業者の推奨する大きさとし,その値を記録する。
3. この測定は,といし軸を回転させ,軸受温度が安定した後に行う。
5. 静的精度検査 帯のこ歯研削盤の静的精度検査方法は,表5による。
表5 静的精度検査
単位 mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
1 といし軸 といし取付部の外周面に 0.01
の振れ テストインジケータを当
てて,といし軸を手動で回
転し,回転中におけるテス
トインジケータの読みの
最大差を測定値とする。
2 といし軸 といし軸の先端にテスト 0.01
の軸方向 インジケータを当てて,と
の動き いし軸を軸方向に揺すり
(3),テストインジケータの
読みの最大差を測定値と
する。
3 といし軸 フランジ面にテストイン 直径100について
のフラン ジケータを当てて,といし 0.02
ジ面の振 軸を手動で回転し,回転中
れ におけるテストインジケ
ータの読みの最大差を測
定値とする。
――――― [JIS B 6556 pdf 3] ―――――
4
B 6556-1990
単位 mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
4 といし軸 といし軸の下降した位置 0.01
の下降位 でといし取付部の外周面
置のばら にテストインジケータを
つき 当てて,といし軸を手動で
最大移動量を上下運動さ
せ,移動前と移動後とのテ
ストインジケータの読み
の最大差を測定する。
この測定は,3回以上行い,
そのうちの最も大きい値
を測定値とする(4)。
5 送りつめ 送りつめを移動させて,送 0.01
の送りむ りの方向の終点で送りつ
ら めの外側面にテストイン
ジケ−タを当てて,送りつ
めを手動で数回往復させ,
読みの最大差を測定値と
する。
6 のこ押さ のこ押さえ面上に直定規 200について
え面の真 を長手方向に当てて,すき 0.04
直度 まをすきまゲージで測定
し,その最大値を測定値と
する。
7 のこ押さ といし軸にテストバーを 100について
え面とと 取り付け,のこ押さえ面に 0.10
いし軸中 固定したテストインジケ
心線との ータをこれに当てて,テス
平行度 トバーの先端及び口元に
おけるテストインジケー
タの読みを測定し,その差
を測定値とする(5)。
注(3) 軸方向に揺する力は,約150 N{約15 kgf}とする。
(4) 測定するときは,といし軸を固定して行う。
(5) この測定は,といし軸の振れの影響が最も少ない位置にテストバーを取り付けて行う。
6. 工作精度検査方法 帯のこ歯研削盤の工作精度検査は,表6による。
――――― [JIS B 6556 pdf 4] ―――――
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B 6556-1990
表6 工作精度検査
単位 mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
1
1 歯先高さ 隣合う歯3枚にまたがる ピッチの1000
の精度 ように直定規を当てて,す
きまをすきまゲージで測
定する。
この測定は,1歯ずつずら
して,7回以上行い,その
うち最も大きい値を測定
値とする。
備考1. 帯のこは,あらかじめ必要な前加工を行い,機能に応じた寸法のものを使用する。
2. といしは,製造業者が推奨するものを用いる。
関連規格 JIS B 6501 木材加工機械の試験方法通則
JIS Z 8203 国際単位系 (SI) 及びその使い方
――――― [JIS B 6556 pdf 5] ―――――
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JIS B 6556:1990の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 6556:1990の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0114:1997
- 木材加工機械―用語
- JISB6507:1981
- 木材加工機械の安全通則
- JISB6521:1978
- 木材加工機械の騒音測定方法