6
B 6572 : 1992
番号 試験項目 測定方法 測定方法図
2. 荷重 (P) の大きさは,製造業者が推奨する値とし,その値を記録する。
3. この測定は,主軸を回転させ,軸受温度が安定した後に行う。
4. この測定は,すべての主軸について行う。
5. 機械精度検査方法
5.1 静的精度検査 数値制御ルータの静的精度検査は,表8による。
表8 静的精度検査
単位mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
1 テーブル上面の真直テーブル上面に1 000mmの直定 1 000について
度 規を対角線上に置き,すきまをす 0.08
きまゲージで測定し,その最大値
を測定値とする(13)(14)。
2 主軸の振れ(15) 主軸のチャック取付部にテスト 0.01
インジケータを当てて,主軸を手
動で回転し,回転中におけるテス
トインジケータの読みの最大差
を測定値とする。
3 チャックの振れ(15)チャックにテストバーを取り付 テストバー
け,その口元及び先端にテストイ の口元で
ンジケータを当てて,主軸を手動 0.02
で回転し,回転中におけるテスト テストバー
インジケータの読みの最大差を の口元から
測定値とする。 50の位置で
0.03
4 主軸中心 X軸方向 テーブルを行程の中央に固定し, 振り回し直
線とテー 直定規をテーブル上面の中央に 径300につ
ブル上面 置き,主軸に固定したテストイン いて
との直角 ジケータをこれに当てて,180° 0.08
度(15) (16) 振り回し,X軸方向及びY軸方
向のテストインジケータの読み
の最大差を測定値とする。
Y軸方向 振り回し直
径300につ
いて
0.08
――――― [JIS B 6572 pdf 6] ―――――
7
B 6572 : 1992
単位mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
5 テーブル X軸方向 テーブル上面に直角定規を立て, 200について
上面と主 主軸頭に固定したテストインジ 0.06
軸の上下 ケータをこれに当てて,主軸を上
の動きと 下に移動させ,テストインジケー
の直角度 タの読みの最大差を測定値とす
(16) る(17)。
Y軸方向 200について
0.06
6 主軸の整列度 各主軸にテストバーを取り付け, 0.05
テーブル上面に定置したテスト
インジケータをこれに当てて,各
主軸を移動又は旋回させ,テスト
インジケータの読みの最大差を
測定値とする。
7 主軸間ピッチ誤差 各主軸にテストバーを取り付け, ±0.05
(15) 主軸間ピッチをマイクロメータ
で測定する。
――――― [JIS B 6572 pdf 7] ―――――
8
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単位 mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
8 テーブル X軸方向 主軸に取り付けたテストインジ 1 000について
上面と主 ケータをテーブル上面に当てて, 0.15
軸又はテ テーブル又は主軸をX軸方向又
−ブルの はY軸方向に移動させ,全移動
動きとの 距離内におけるテストインジケ
平行度 ータの読みの最大差を測定値と
(16) する。
Y軸方向 この測定は,テーブルの中央及び 1 000について
両端の3か所で行う。 0.15
9 Y軸方向の動きとX テーブル上面に直角定規を置き, 500について
軸方向の動きとの直まずX方向の動きに平行に定規 0.15
角度 を固定させ,テストインジケータ
をY方向に当ててテストインジ
ケータ又はテーブルを移動させ,
その読みの最大差を測定値とす
る。
注(13) 測定距離が基準 (1 000mm) より小さい場合には,測定の許容値を距離に比例させて換算する。
(14) 測定距離が基準 (1 000mm) より大きい場合には,1対角線上の少なくとも2か所で測定し,読みの最大
値を測定値とする。
(15) この測定は,すべての主軸について行う。
(16) この測定は,すべてのテーブルについて行う。
(17) この測定の際,テーブルは,前後方向及び左右方向の動きの中央に置く。
備考 その機能をもたない数値制御ルータでは,表8中のこれに該当する検査項目を省略する。
5.2 位置決め精度試験及び検査
5.2.1 一方向位置決め精度検査 一方向位置決め精度検査は,表9による。
――――― [JIS B 6572 pdf 8] ―――――
9
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表9 一方向位置決め精度検査
単位mm
許容値
番号 検査項目 測定方法 測定方法図
(pdf 一覧ページ番号 )
1 一方向位 主軸又はテーブルをあらかじめ正(又は負) 基準長さ
置決め精 の向きに移動して停止させ,その位置を基準 について
度 にして同じ向きに早送りで表に規定する測 0.03
定間隔で順次位置決めを行い,それぞれの位
置で,基準位置から実際に移動した距離と移
動すべき距離との差を測定し,それらの基準
長さ内における最大差を求める。
この測定は,移動量のほぼ全域にわたって行
い,求めた最大差のうちの最大値を測定値と
する。
この測定は,各制御軸の正及び負の向きのそ
れぞれについて行う。
表
注(18) この許容値は,最小設定単位0.01mm以下のものについて適用する。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものは,これを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は動きの中央,又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無負荷とする。
5.2.2 繰返し位置決め精度検査 繰返し位置決め精度検査は,表10による。
表10 繰返し位置決め精度検査
単位mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
(pdf 一覧ページ番号 )
1 繰返し位 原則として早送り(19)で,任意の1点を標点 ±0.01
置決め精 として同じ向きから同一条件で主軸又はテ
度 ーブルの位置決めを7回繰り返して停止位
置を測定し,読みの最大差の21を求める。
この標点は,移動距離の中央及びほぼ両端の
それぞれの位置に選び,求めた値のうちの最
大のものに (±) を付けた値を測定値とす
る。
この測定は,各制御軸の正及び負の向きのそ
れぞれについて行う。
注(19) 早送りは,自動加減速を含めた距離以上とする。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものは,これを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は動きの中央,又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無負荷とする。
――――― [JIS B 6572 pdf 9] ―――――
10
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5.2.3 反転位置決め精度試験(ロストモーション試験) 反転位置決め精度試験は,表11による。
表11 反転位置決め精度試験
単位mm
番号 試験項目 測定方法 測定方法図
1 反転位置 あらかじめ正(又は負)の向きに移動させて
決め精度 停止した位置を基準位置として,同じ向きに
任意の指令を与えて移動(3)させ,その位置か
ら負(又は正)の向きに同一の指令を与えて
移動させたときの停止位置と基準位置との
差を測定する。
この測定は,動きの中央及びほぼ両端の3か
所でそれぞれ7回繰り返して行い,各箇所で
の平均値を求め,得られた平均値のうちの最
大値を測定値とする。
この測定は,各制御軸の正及び負の向きのそ
れぞれについて行う。
備考1. ピッチ誤差補正装置,バックラッシ補正装置などを具備するものは,これを使用して行う。
2. ある1軸の測定の際は,他の運動部は動きの中央,又は安定した位置に置く。
3. 測定の際は,テーブル上は無負荷とする。
6. 工作精度検査方法 数値制御ルータの工作精度検査は,表12による。
表12 工作精度検査
単位mm
番号 検査項目 測定方法 測定方法図 許容値
1 加工寸法精度 試験材の4側面を厚さの中央付 0.15
近まで削り取り,X軸及びY軸
方向の幅を中央及び両端につい
てノギスで測定し,指令寸法と実
質寸法との差を求め,そのうちの
最大のものを測定値とする
2 厚さの精度 上記試験材の削取り残部の高さ 0.10
を,周辺8か所についてノギスで
測定し,指令寸法と実質寸法との
差を求め,そのうちの最大のもの
を測定値とする。
――――― [JIS B 6572 pdf 10] ―――――
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JIS B 6572:1992の国際規格 ICS 分類一覧
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JIS B 6572:1992の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB6507:1981
- 木材加工機械の安全通則
- JISB6521:1978
- 木材加工機械の騒音測定方法
- JISB6603:1983
- ルータの構造の安全基準