この規格ページの目次
4
B 7026 : 2012
又は3以上の整数とする。ただし,n<2の場合は,時計の電池寿命“約○か月”と月単位で表示してもよ
い。
L≧n (5)
Lmin≧0.9n,n=1の場合 Lmin≧1 (6)
ここに, n : 時計の電池寿命表示値(年)
5.2 付加機能の使用条件の表示
使用頻度によって時計の電池寿命に影響を及ぼす付加機能の作動時間は,取扱説明書に表示する。ただ
し,別電源によって作動する付加機能は除く。
――――― [JIS B 7026 pdf 6] ―――――
5
B 7026 : 2012
附属書A
(規定)
自己放電電流
A.1 一般
保存時における自己放電電流を求める場合において,電池製造業者からΔCsの情報のない場合,及び使
用中における平均的な自己放電電流を求める場合の,係数Kの情報が電池製造業者から与えられない場合
は,次の値を使用する。
A.2 値ΔCs
保存時における自己放電電流Ias=ΔCs/8.76(μA)を求める場合において,値ΔCsの情報がない場合は次
の値を使用する。
ΔCs=0.05C 酸化銀電池
ΔCs=0.02C リチウム電池
ここに, C : 電池容量(mAh)
A.3 値K
使用中の平均的な自己放電電流Iad=K・Ias(μA)を求める場合において,値Kの情報がない場合は,次
の値を使用する。
K=1 未使用の時計又は23 ℃以下で保存されている時計の場合
K=2 使用中の時計すなわち28 ℃30 ℃の温度になったことのある時計の場合
――――― [JIS B 7026 pdf 7] ―――――
6
B 7026 : 2012
附属書JA
(規定)
電池の自己放電が定量的であるとの条件の場合の計算方法
JA.1 適用範囲
この附属書は,電池の自己放電が定量的であり,電池の残存容量に関係なく電池容量の減少も常に一定
の割合で進行していくとの条件で電池寿命を求める方法について規定する。
JA.2 計算方法
時計の電池寿命の平均値を求める計算式は,次による。
C−(n Cs )
L=
.876 Im+Iad+If
L : 時計の電池寿命の平均値(年)
ここに,
C : 電池容量(mAh)
Im : ムーブメントの平均消費電流(μA)
If : 付加機能の平均消費電流(μA)
Iad : 使用中の平均的な自己放電電流(μA)
n : 時計組込み前の電池保管期間で,年で表す。
上記の各パラメータは,温度28 ℃±2 ℃,湿度50 %±10 %における値とする。
JA.3 計算条件
計算に伴うそれぞれの値は,次による。
a) 使用中の平均的な自己放電電流(Iad)は,次の式によって求める。
Iad=K・Ias(A)
値Kは,電池の種類,サイズ,温度などの使用条件で決まり,通常,電池製造業者から提供される
が,電池製造業者からの情報がない場合は,附属書Aに記載された値を使用する。
b) 保存時における自己放電電流(Ias)は,次の式によって求める。
Iasは,保存時における自己放電電流を表す。
Cs
Ias= (μA)
8.76
ここに,8.76は,年間の時間数(8 760時間)とmAからμAへの換算値(1 000)との比である。
また,ΔCsは1年当たりの自己放電電流で,電池製造業者から与えられ,ミリアンペアアワー(mAh)
で表すが,情報のない場合は附属書Aの値を使用する。
――――― [JIS B 7026 pdf 8] ―――――
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS B 7026 :2012 時計−電池寿命の表示 ISO 12819:2009 Methods of evaluation of the battery life of a battery-powered
watch
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際規格番 の評価及びその内容 的差異の理由及び今後の対
号 策
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1適用範 時計の電池寿命の 1 JISとほぼ同じ 変更 附属書JAに,ISO規格の計算方法
囲 求め方及び表示方 を追加規定したので技術的差異は
法について規定 ない。
なお,JISでは,特殊な用途のも
のには適用しない。
2引用規 2
格
3 用語及 3 追加 技術的差異はない。
び定義 ISO規格の3.3の電池の自己放電
がない場合の理論上の電池寿命の
定義は,JISでは4.3に記載した。
4時計の 4.1 一般 追加 JISとISO規格とで,本体と附属
電池寿命 書とで規定を入れ替えた。
の求め方 4.2.1 自己放電が定 B.4 方法II 温度(28±2 ℃) 変更 ISO規格で規定した電池寿命を決
率的な場合 湿度(50±10 %) 定する式を導く過程を削除した。
4.2.2 自己放電が定 6 一致 また,記号の違いはある。環境条
量的な場合 件を日本の実情に合わせた。技術
(附属書JA) 的差異はない。
4.3理論上の電池寿 6.2 一致
B7
命
026
4.4 計算式を用い 追加 技術的差異はない。 ISO規格に追加する考えは
: 2
ない方法 ない。
012
2
――――― [JIS B 7026 pdf 9] ―――――
B7
2
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
0
国際規格番 の評価及びその内容 的差異の理由及び今後の対
26
号 策
: 2
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
及び題名 の評価
12
5表示方 5.1 時計の電池寿 7 JISにほぼ同じ 追加 1年寿命は99.7 %以上が1年以上 ISO規格の定期見直しで追
法 命の表示 B.2 もつように規定した。 加申し入れをする。
B.1は,規定でなくJISには記載し
ていない。
5.2付加機能の使用 5.4 変更 ISO規格の表A.1で規定している
条件の表示 A.4 表A.1 付加機能使用条件を参考にして,
JISでは取扱説明書に,使用条件を
明記することとした。
技術的差異はない。
附属書A 附属書A 削除 表A.1を削除。上に同じ。
(規定)
附属書JA 電池の自己放電が 6 一致
(規定) 定量的であるとの 5.3.1
条件の場合の計算 5.3.2
方法 4.4
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 12819:2009,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致·················· 技術的差異がない。
− 削除·················· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
JIS B 7026:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 12819:2009(MOD)
JIS B 7026:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 7026:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7010:2013
- 時計部品―名称
- JISC8515:2017
- 一次電池個別製品仕様