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B 7107 : 1997 (ISO 8478 : 1996)
図2 分光透過率測定の原理(測光装置側だけを表示)
6.3 測光器の出力を測定し,記録する。この値は, 椀 例している。
6.4 図2に示したように,被験レンズを,その前面(物体側の面)が開口絞りに向くようにして,測定
光路中に置く。
6.5 被験レンズの位置は,図2a)及び図2b)に示したように,被験レンズが測定光路中にあるときとない
ときとの積分球の内壁面上の放射束の直径についての規定を,±50%の許容範囲内で満足するように決め
る。開口絞りと被験レンズとの距離及び被験レンズと積分球の入射開口との距離は,開口絞りと被験レン
ズの前側の表面との相互反射及び被験レンズの後側の表面と積分球の入射開口との相互反射による測定誤
差が生じないように定める。
6.6 被験レンズが測定光路中にあるときの測光器の出力を測定し,記録する。この値は 例して
いる。
6.7 次の式で表される分光透過率 ‰ 被験レンズが測定光路中にあるときの測光器の
出力値(6.6参照)を,被験レンズが測定光路中にないときの測光器の出力値(6.3参照)で除す。
,
( )=
i,
6.8 各波長において,6.16.7の手順で測定を繰り返す。
7. 測定結果の表示 この規格に規定する方法によって測定した分光透過率の値を“ISO分光透過率 (ISO
spectral transmittance)”と呼び,次のように表示する。
ISO/
――――― [JIS B 7107 pdf 6] ―――――
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B 7107 : 1997 (ISO 8478 : 1996)
透過率の値は,小数点以下2けたまで記録し,表及び/又はグラフで示すものとする。また,測定誤差
を記録しておかなければならない。
被験レンズについては,次の事項も付記する。
a) 名称
b) 製造業者名
c) 製品番号
d) 焦点距離の表示値
e) 測定時の焦点距離設定値(ズームレンズの場合)
f) Fナンバの表示値
g) 測定日時
h) レンズの表面の汚れの程度及び試験前にレンズの表面を清掃する必要があったかどうかについての記
述
――――― [JIS B 7107 pdf 7] ―――――
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B 7107 : 1997 (ISO 8478 : 1996)
附属書A(規定) ミラーレンズの
分光透過率の測定方法
Method for measuring spectral transmittance of mirror lenses
A.1 測定装置 測定装置は,積分球を光軸と直角の方向に動かせるようにするほかは,普通のカメラレン
ズ用の測定装置と同じものとする。
A.2 測定の手順 測定波長範囲(本体5.参照)内の各波長における測定の手順は,次による。
a) 測定に用いる波長 霰 モノクロメータの波長目盛をセットする。
b) 附属書A図A.1a)及び附属書A図A.1c)に示したように,開口絞りの直径が,被験レンズの環状入射ひ
とみの幅の (50±5) %になるように調節する。
参考 原国際規格の文章は“···入射ひとみの直径の呼び値の (50±5) %···”となっているが,ミラー
レンズの入射ひとみは環状なので,測定方法に合うように文章を変えた。
c) 測光器の出力を測定し,記録する。この値は 椀 例している。
d) 附属書A図A.1a)及び附属書A図A.1b)に示したように,被験レンズを,その前面(物体側の面)が
開口絞りに向くようにして,測定光路中に置く。
e) 被験レンズの位置は,附属書A図A.1a)及び附属書A図A.1b)に示したように,被験レンズを透過し
て積分球の内壁面に当たる放射束の位置と直径とが,±50%の許容差範囲内で,被験レンズが測定光
路中にないときの直径と一致するように定める。
f) 測光器の出力を測定し,記録する。この値は 例している。
g) 次の式で表される分光透過率 ‰ 被験レンズが測定光路中にあるときの測光器の出
力値[手順f)]を,被験レンズが測定光路中にないときの測光器の出力値[手順c)]で除す。
,
( )=
i,
備考 被験ミラーレンズの第1反射面の状態が一様でない場合には,測定値に影響を与えるおそれが
ある。この影響を避けるために,第1反射面上の光を当てる位置を,120゜ずつずらして3回測
定するのがよい。すべての測定位置における分光透過率の値を示すのが望ましい。
h) 各波長において,a) g)の手順で測定を繰り返す。
――――― [JIS B 7107 pdf 8] ―――――
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B 7107 : 1997 (ISO 8478 : 1996)
附属書A図A.1 ミラーレンズの分光透過率測定の原理
――――― [JIS B 7107 pdf 9] ―――――
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B 7107 : 1997 (ISO 8478 : 1996)
JIS B 7107 改正原案作式委員会 構成表
氏名 所属
(委員会長) 一 色 真 幸 東京工芸大学工学部
(委員) 大 頭 仁 早稲田大学理工学部
久 保 走 一 東京工芸大学芸術学部
◎ 近 藤 秀 樹 日本大学芸術学部
横 田 英 嗣 東海大学工学部
中 嶋 誠 通商産業省機械情報産業局
本 間 清 通商産業省工業技術院標準部
山 村 修 蔵 財団法人日本規格協会
青 野 康 廣 株式会社ニコン
○ 菊 池 寿 郎 オリンパス光学工業株式会社
北 岸 望 キヤノン株式会社
工 藤 吉 信 ミノルタ株式会社
○ 河 本 眞 介 旭光学工業株式会社
○ 鈴 木 憲 章 元日本写真機工業会
池 田 稔 写真流通商社連合会
市 川 泰 憲 株式会社写真工業出版社
岩 本 啓 全日本写真材料商組合連合会
鎌 田 環 国民生活センター
古 川 哲 夫 財団法人日本消費者協会
松 下 百合子 社団法人日本写真協会
(事務局) 竹 田 尚 義 日本写真機工業会
(◎印は小委員会委員長,○印は小委員会委員を兼ねる。)
JIS B 7107:1997の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8478:1996(IDT)
JIS B 7107:1997の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 7107:1997の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称