JIS B 8032-7:2018 内燃機関―小径ピストンリング―第7部:スチール製レクタンギュラリング | ページ 3

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4.4.1.2 コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング)
リングの共通諸元は,図15及び図16による。
a) 外周全面コーティング付き
図15−外周全面コーティング付きタイプMリング
b) インレイドコーティング付き(h1≧1.2 mm,クロムめっきには適用しない)
図16−インレイドコーティング付きタイプMリング
4.4.2 機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面をもつテーパフェースレクタ
ンギュラリング
リングの機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面は,図17及び表4による。
図17−当たり出し仕上げタイプMリング
表4−当たり出し面(h24)の寸法
単位 mm
幅 当たり出し面 当たり出し面
h1 h24 a) (合い口の両側30°以下)
h24
1.0 0.4以下 0.7以下
1.2 0.4以下 0.8以下
1.5 0.5以下 1.0以下
1.75 0.6以下 1.2以下
2.0 0.7以下 1.4以下
2.5 0.8以下 1.6以下
3.0 1.0以下 2.0以下
3.5 1.2以下 2.3以下
注a) 当たり出し仕上げ外周面は,可視状態でなければならない。

――――― [JIS B 8032-7 pdf 11] ―――――

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4.5 タイプR,B,BA及びM(正ねじれ形)

  リングの上面インターナルベベルの共通諸元は,図18及び表5による。
a) 上面インターナルベベル(h1≧1.2 mm) b) 上面インターナルベベル(h1<1.2 mm)
図18−上面インターナルベベル(IF)
表5−上面インターナルベベル残り幅(h19)寸法
単位 mm
呼び径 残り幅
d1 h19 許容差
.00
30≦d1<100 0.6×h1 25

4.6 タイプM(逆ねじれ形)

  リングの下面インターナルベベルの共通諸元は,図19及び表6による。
図19−下面インターナルベベル(IFU)
表6−下面インターナルベベル残り厚さ(a3)寸法
単位 mm
呼び径 残り幅
d1 a3 許容差
2.00
30≦d1<80 0.8×a1
3.00
80≦d1≦160 0.8×a1

――――― [JIS B 8032-7 pdf 12] ―――――

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4.7 タイプR,B,BA及びMリングの外周及び内周面取り

  リングの外周R面取り及び内周R面取りの共通諸元は,図20,図21及び表7による。
図20−外周R面取り及び内周R面取り
hy
hx
図21−図20の詳細
表7−外周及び内周面取り寸法hx,hy
単位 mm
リング幅 外周面取り 内周面取り
h1 hx hy
0.8≦h1<1.5 0.25以下 0.30以下
h1≧1.5 0.30以下 0.40以下

4.8 タイプR,B,BA及びMリング(外周全面及びインレイド)のコーティング厚さ

  リングのコーティング厚さの共通諸元は,図22,表8及び表9による。
コーティング厚さ
PC001PC040 コーティング厚さ
CRFCR4 PC001PC040
MO1MO4 MO1MO4
a) 外周全面 b) インレイド
図22−コーティング厚さ

――――― [JIS B 8032-7 pdf 13] ―――――

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表8−コーティング厚さ
単位 mm
クロムめっき記号 溶射コーティング記号 コーティング厚さ
CRF − 0.005以上
CR1 MO1 0.050以上
CR2 MO2 0.100以上
CR3 MO3a) 0.150以上
CR4 MO4a) 0.200以上
注a) 1≦1.2 mmのリングには適用しない。
表9−PVDコーティング厚さ
単位 mm
PVD記号 PVD厚さ
PC001 0.001以上
PC003 0.003以上
PC006 a) 0.006以上
PC010 a) 0.010以上
PC020 a) 0.020以上
PC030 a) 0.030以上
PC040 a) 0.040以上
注a) LC(diamond-like carbon)コーティングには適用しない。

4.9 タイプR,B,BA及びMリングの窒化層深さ

  リングの窒化層深さの共通諸元は,図23及び表10による。
図23−表面窒化リング
表10−窒化層深さ
単位 mm
窒化層深さ
窒化記号
外周面 側面
NT030 0.030以上 0.010以上
NT050 0.050以上 0.015以上
NT070 0.070以上 0.020以上
NT090 0.090以上 0.020以上
NT110 0.110以上 0.030以上
NT130 0.130以上 0.030以上

――――― [JIS B 8032-7 pdf 14] ―――――

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5 張力補正係数

  表13に規定する接線張力(Ft)及び直径張力(Fd)は,特殊追加特性を使用する場合は補正が必要であ
る。
共通諸元に対しては,表11及び表12の補正係数を使用しなければならない。
表11−IF及びテーパ付きタイプR,B,BA及びMリングの張力補正係数
テーパ テーパ IF
M2及びM3 M4及びM5
0.98 0.96 0.88
表12−窒化処理及びコーティング付き(外周全面及びインレイド)
タイプR,B,BA及びMリングの張力補正係数
呼び径 張力補正係数
d1 CRF/ CR1/ CR2/ CR3 MO2 CR4/ MO4 NT030
(mm) PC001PC030 PC040 MO1 MO3 NT130
30≦d1<50 1 0.80 0.71 − 0.63 − − 1.03
50≦d1<75 1 0.87 0.81 0.75 0.75 0.69 0.64 1.03
75≦d1<100 1 0.91 0.86 0.82 0.82 0.78 0.74 1.03
100≦d1<125 1 0.93 0.89 0.86 0.86 0.82 0.79 1.03
125≦d1≦160 1 0.94 0.91 0.89 0.89 0.86 0.83 1.03

6 寸法

  リングの寸法は,表13による。

――――― [JIS B 8032-7 pdf 15] ―――――

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JIS B 8032-7:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6622-2:2013(MOD)

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